「ローマン・コンクリート」という言葉を聞いたことがありますか? その名の通り、古代ローマ時代につくられたコンクリートです。 これらの多くは2000年ほど前の古代につくられたものですが、さまざまな遺跡や神殿、道路や水道橋などのインフラに「ローマン・コンクリート」という建設材料が使われました。 一言でいうと、ローマ人が発明したコンクリート技術です。 2000年も前につくられたものが、今でも形を残している。これはどう考えてもスゴイ! その代表的なものが、パンテオンというローマの神殿です。 記事のトップ画像になっている写真は、この天井のドーム部分です。 このような複雑な形状の見事な建築物をつくり、それが今も残っているなんて、コンクリート技術者じゃなくてもオドロキじゃないですか? パンテオンのドームを内側から見上げた写真。スゴすぎる! ローマン・コンクリートがどんなものか、現代のコンクリートとは何が
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