熊本県を訪れるボランティアは、大型連休が終わったあと大幅に減少していて、住民から次々と寄せられる新たな依頼に十分応えられない事態となっています。 熊本市内では12日も、ボランティアが被災したアパートの部屋の片づけ作業などを行っていましたが、熊本市でもボランティアが連休期間中の平均に比べて半分以下に落ち込んでいるということです。熊本市には、被災した住宅の掃除や倒れたブロック塀の片づけなど、新たな依頼が次々と寄せられていますが、ボランティアが減少するなか、現在およそ2000件の依頼に応えられていないということです。 熊本市社会福祉協議会の中川菜穂子事務局長は「家の片づけなどが残っているところがまだまだ多いので、素早い復興のためにも、ぜひボランティアに来てほしい」と呼びかけています。 熊本地震の被災地で、大型連休のあとボランティアの数が減少するなか、東京にある学生ボランティアセンターが福岡や仙台