ことし8月、朝鮮半島出身の労働者の子孫らが暮らす京都府宇治市のウトロ地区で、住宅や倉庫などが焼け、地域の歴史を伝える資料が焼失した火事で、放火の疑いで22歳の容疑者が逮捕されました。 ほかにも名古屋市の韓国学校に火をつけたとして逮捕・起訴されていて、警察は詳しいいきさつを調べています。 ことし8月、宇治市のウトロ地区で住宅や倉庫などあわせて7棟が焼ける火事がありました。 この地区には、太平洋戦争中に飛行場の建設作業に従事した朝鮮半島出身の労働者の子孫らが暮らしていて、来年4月には地域の歴史を伝える平和祈念館が開館する予定ですが、倉庫に保管されていた展示予定の資料などおよそ50点が火事で焼けました。 警察によりますと、その後の捜査で、火元とみられる空き家が放火されていた疑いがあることがわかり、6日、奈良県桜井市の無職、有本匠吾容疑者(22)が放火の疑いで逮捕されました。 容疑を認めているかど
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