【ロンドン=湯前宗太郎】スウェーデンの音楽配信大手、スポティファイ・テクノロジーは4日、従業員の約17%を削減すると発表した。人員削減の規模は約1500人となる見通しだ。同社は2023年に入り、すでに複数回にわたる人員削減を打ち出すなど、コスト改善に向けた動きを強めている。スポティファイの従業員数は現在、全世界で9000人以上にのぼる。4日の発表でダニエル・エク最高経営責任者(CEO)は、「我
Visaのタッチ決済に対応したカードの日本での発行枚数が、3月末に1億枚に達したことが発表されました。 その一方で、対面決済での利用率は20%未満にとどまるといいます。なぜ利用率は低いままなのか、背景を考察します。 日本での利用率は20%未満?最近、クレジットカードのタッチ決済への対応が進んでおり、カードの券面やお店のレジで「リップルマーク」を見かける機会が増えています。デビットやプリペイドも同様です。 タッチ決済に対応していることを示すリップルマーク(筆者撮影) Visa日本法人によれば、国内での発行枚数は1億枚に達したとのこと。Mastercardなど他のブランドもタッチ決済を推進していることから、さらに多くのカードが普及していると考えられます。 ただ、国内での決済端末は180万台を突破したものの、日本の対面決済における利用率は20%未満としています。海外ではすでに約6割がタッチ決済と
【シリコンバレー=中藤玲】米アップルは17日、同社のクレジットカード利用者向けに、年4.15%の利率で預金サービスの提供を始めたと発表した。米ゴールドマン・サックスが貯蓄口座の提供と管理を担う。利率は他の銀行より大幅に高く、金利競争が激しくなる可能性もある。4.15%の預金利回りは、0.3%台にとどまる貯蓄口座の全米平均の10倍以上となる。アップルは「利回りは随時変更される可能性がある」として
Social constructivism: the basics Posted by Joseph Heath on May 26, 2018 | philosophy 筆者の同僚のジョルダン・ピーターソンがこれほどの有名人になった理由の一つは、彼の批評の多くがあまりにも難解だからだ彼の批判者の多くがあまりにも混乱しているからだ。ピーターソンの論争は、(このようなたとえ話が許されるなら)ナイフでの白兵戦に銃を持ち込む奴のように見えることが一度ならずあった。このことは、ピーターソンの社会構築主義に関するさまざまな議論で特に顕著であり、その中には「樽の中の魚を撃つ」(訳注:アホらしいほど簡単な、という意味の慣用的比喩)ような質の議論もあった。その主な理由は、何かが「社会的に構築された」と言うことが何を意味するのか、そして、それが政治的に何を意味するのかについて、学者や運動家を含む多くの人たち
繁栄の手段 Means to Prosperity (1933) ジョン・メイナード・ケインズ *1 訳:山形浩生*2 2023 年 1 月 18 日 *1 著作権消滅 *2 ©2023 山 形 浩 生 ク リ エ イ テ ィ ブ コ モ ン ズ ラ イ セ ン ス 表 示 4.0 (https:// creativecommons.org/licenses/by/4.0/) 禁有断転載、有断複製。 i この小冊子は、The Times で 1933 年 3 月に発表された 4 本の論説を拡張したもので ある。 iii 目次 第 1 章 問題の性質 1 第 2 章 国内の拡大 3 第 3 章 物価の引き上げ 7 第 4 章 世界経済会議の提案 11 第 5 章 国際通貨発行と金本位制 17 第 6 章 結論 21 1 第 1 章 問題の性質 我々の貧困が、飢餓や地震や戦争のせいなら — —
「創造的破壊」とは、二十世紀の天才経済学者シュンペーターが有名にした言葉だが、本書は、フランス出身で世界的に活躍している三人の経済学者が、創造的破壊をもたらすイノベーションがどのような影響力を持ち、どのような環境であればそれを促進しうるかを具体例を通じて論じた好著である。 「新古典派」のコアな理論体系によれば、物理的な資本の蓄積(換言すれば、設備投資の促進)が一人当たりのGDPを引き上げるという。資本は収穫逓減の法則に従うので、この方法では一定限度までしか成長はできない。そこで最近では、教育や知識開発への投資でも成長につながるモデルがいくつも提示されるようになった。だが本書は、その掘り下げ方が新古典派では不十分だと主張する。 そこで、イノベーションの積み重ねこそが成長の最大の原動力だというシュンペーター流の考え方が登場するのだが、特に力点が置かれるのは、知的財産権の保護という制度の確立であ
世界的に木材価格が急騰した「ウッドショック」が一転、今後は輸入木材が大量に余り、価格が下落するかもしれない。 2021年3月ごろから表面化しはじめた「ウッドショック」。日本でも木材価格が高騰し、建築費や物件価格が上昇するなど、多くの影響が見られた。 しかし、アメリカでの建築需要が急落したことで、その状況は一変。木材価格は下落へと方向を変え、ウッドショックは解消の兆しが見えてきた。日本でも、東京埠頭などの木材物流基地には大量の在庫が積みあがっている。今後、木材価格は落ち着いてくる可能性が出てきた。 ただ、日本国内の不動産投資家がそれを実感するまでには、まだ時間がかかるとの見方が強いようだ。今回はその理由について、専門家や卸売業者、投資家への取材を踏まえて詳しく見ていきたい。 ウッドショックの現在 まずは、これまでのウッドショックによる影響について振り返っておきたい。 そもそも2021年3月ご
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ネットの巨人Amazonのサービスがある日突然終わることは考えにくい。ところが中国ではKindleのサービスの終了が発表された。ECサイトに続くサービスの終了で、中国でAmazonの存在感はより小さなものになっていく。Amazonから発表があったのは6月2日の午後のこと。1年後の2023年6月30日に中国でのKindle電子書籍ストアの運営を停止する。 Amazonは決して中国市場に手を抜いたわけではない。現Xiaomiの雷軍CEOが当時運営していたECサイト「卓越網」を2004年に買収し「卓越亜馬遜」(Joyo Amazon)として中国展開を開始。中国人は横文字に弱いので、分かりやすい「z.cn」というドメインを取得するなどして利用者を増やそうとするも、アリババのECサイトの勢いに押され、業務を縮小し越境ECサイトやKindleに注力した。その一方で2015年からはAmazonは遠隔地や
Capital was free. Now it’s expensive. タダだった資本は今や高価に 資本がタダの時代はより多くの資本を消費する会社がベストだった 資本が高価になった今はこれらの会社はワーストな会社になった 1ドル1ドルが以前よりもより大切になった時、優先順位をどうかえていくのか スタートアップに冬の時代が来た 米国を代表する投資家で SmartHR の株主でもあるセコイア・キャピタルが「Adapting to Endure(耐えるための適応力)」というプレゼンテーションを共有してくれました。最初は投資先限定で非公開だったらしいのですが、メディアに Full Version が漏れたため結局公開することにしたらしいです(笑) コンテキストを説明すると、今は世界的にスタートアップの資金調達環境が「冬の時代」に突入しており、多くのスタートアップが資金調達が進まずコスト削減をし
ヤマト運輸が3Dプリンターでマウスピースを製造・配送 コストダウンと早期宅配に成功…製造メーカーへの影響は? 安く早く利用者の手元へ 東京・羽田に位置するヤマト運輸の物流拠点。 この記事の画像(7枚) 大小さまざまな機械が並ぶ部屋でスタッフが見つめる先には、歯形の3D画像がずらりと並ぶ。 ヤマト運輸が18日から始めたのは、3Dプリンターを使った歯科矯正「マウスピースの製造・配送サービス」。 国内のマウスピースメーカーからデータを受け取ると、1人ひとりにあわせたマウスピースを1日に最大800個、物流拠点の中で作り上げ、梱包や配送までを手がける。 運送のヤマトが、なぜマウスピースの製造にまで関わることにしたのか。ヤマト運輸とタッグを組んだ矯正器具の提供を行う企業は…。 「hanaravi」を提供する各務康貴CEO: もともと多くの患者さんに届ける中で、大量にスピーディーにマウスピースを作成して
世界の時価総額ランキングというと、GAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)などのアメリカのIT企業が上位に君臨するというイメージを誰もが持つはずだ。また、昨今ではアリババ、テンセントなどの中国企業の台頭も著しい。本記事では、令和が幕をあけたこのタイミングで平成の世界経済を時価総額の観点から振り返ってみたいと思う。 グローバル時価総額ランキングー平成元年と平成31年ー平成元年と平成31年の世界時価総額ランキングは以下である。 (平成31年に関してはYahooファイナンスhttps://stocks.finance.yahoo.co.jp/、平成元年に関してはダイヤモンド社のデータhttps://diamond.jp/articles/-/177641?page=2を参照にして作成) ※22/2/22:平成元年のランキング表15位新日本製薬を新日本製鉄に修正 まず、
東京の最後のまとまりのある土地・汐留。 都市再開発に失敗したと言われています。 きわめて無機質・・・人間が住み、暮らし、働き、遊ぶ場所としては、あまりふさわしい場所とは言えません。 地下鉄、ゆりかもめ、JR等の乗り換えも、とても不便。 地下二階、地下一階、地上・・・有機的な連動がありません。 ロボットが住む街・・・。 友人が何人か、汐留で働いているのですが、社食は満員、ビル内のレストランや食堂も満員、エレベーターにも乗れない・・・本当に働きにくい場所だと言っていました。 その中で、最も強力な存在が、ナイフの刃のような電通ビル。 西南西、東北東に向かって、その鋭い刃を向けています。 西南西には、資生堂の本社事務所、日テレビル、東北東には朝日新聞社・・・。 風水的には、隔角殺をはじめとして、かなり厳しい状況です。 風水は、古代より続く地理学。 京都・平安京の町づくりにも利用されたことで有名です
この原稿は、2020年9月、アップル社のiPhoneのメモアプリを使って書かれています。この手のひらに収まる小型デバイスと、このデバイスが接続しているインターネット、そしてインターネットを介して私たちが接続している様々なモノによって、私たちの環境はいま大きな変動のただなかにあります。この大きな変動は広義の「書物と貨幣の変化」をともなっていると示すこと、それがこの連載の目的です。 インターネットの登場と普及によっていわゆるメディア環境が大きく変化しているのだから、人々を媒介するもの(メディア)である書物や貨幣が変化するのは当然のことだと読者の皆さんは思うはずです。しかし、書物や貨幣が変化していることに何となく気がついていても、「どのように変化しているのか」を把握するのは困難です。書物も貨幣も、単純に変質しているのではなく、どんどん見えにくくなっている、つまり不可視化されつつあるのです。見えに
[Diane Coyle, “Once upon a time,” The Englightened Economist, August 29, 2019.] これほどいろんなところで物語への関心がぽこぽこ湧き出しているのはとても興味深い.王立協会は,人工知能における物語,ひいては科学における物語に,着目している.『投機バブル:根拠なき熱狂』の著者として(そしてノーベル賞受賞者として)名高いロバート・シラーが新しく出した本の題名は,『物語りの経済学:お話はいかにして伝播し大きな経済的事象を駆動するのか』という.この本のもとになっているのは,2年ほど前にシラーがやった講義だ.冒頭をこう書き出している:「本書は,経済変化の新理論の初手を提示し,定番の経済的要因リストに新しい重要要素を導入する:その要素とは,口コミや報道メディアやソーシャルメディアをつうじて人から人へと伝播して人気を博する感染力
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