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1 家族数の少ない(2人家族)一般家庭の夫婦がひまで、家族数の多い(6人以上の家族)共稼ぎの夫婦が忙しいことは予想される通りであつた。 2 夫の家事労働への協力をみると、平日は共稼ぎ家庭・一般家庭による差はほとんどあらわれず、休日には却つて一般家庭の夫が協力的である。共稼ぎ家庭の夫の家事労働は平日必要にせまられた半拘束的性格をおびるためであろうか。 3 第1・2・3報を通して要約すると、何れの分類によつても、夫の生活時間構造には、共稼ぎ家庭・一般家庭による大きな差はないが、次の傾向がみられる。 (1) 夫の家事労働については本要約2の傾向 (2) 勤務時間が、共稼ぎ家庭の夫の方が長い傾向。たとえば、総平均においては17分の差であるが、子供のない家庭1時間20分、夫婦のみの家庭(家族の人数別では2人家族)1時間5分、子供がなくて家族と同居している家庭1時間56分、夫の年齢20歳代40分の差が
共稼ぎ家庭と一般家庭の夫婦の生活時間調査を行ない5年前の同調査と比較して、次のような結論を得た。 1 共稼ぎ家庭の夫婦の生活は、5年前より忙しくなったとみられるが、平日の夫のみ危険率1%で有意である。そのため、夫婦の生活時間構造は5年前より近似して夫も協力的になったと思われる。 予想に反して、「家事労働時間」が夫婦ともに5年前より増加しているのは、家事手伝い人を得にくいためではないかと思われる。 2 一般家庭の夫婦の場合は、夫は平日、5年前よりも忙しくなったようであるが有意差ではなく.休日には4者中最も休養的である。妻は予想通り「家事労働時間」が5年前より短縮し、経済も安定したためか、内職をするものは皆無で、そのため、主婦は5年前より「余暇時間」が増加したと、危険率5%でいえる。 なお、「睡眠時間」は、平日の一般家庭の妻以外は減少しているにもかかわらず、平日には一般家庭の妻は僅かながらも増
最新論文から「酒に関するエビデンス(科学的根拠)」をわかりやすく紹介し、正しい酒の飲み方を提案します。 お酒は健康に悪いのか、百薬の長なのか。 ビールより少量のワインがいいのか。 巷に溢れるアルコールに関する嘘・デマを見抜けるようになりましょう。 *2021年9月27日にエビデンスを更新しました。 *飲みすぎが健康に悪いことは当たり前すぎるので、この記事では解説しません。 「お酒と健康」の嘘と真実:少量でもNGか お酒と健康の関連性については、実に数十年以上研究が行われてきています。 それにより、科学的に妥当と考えられる一定の見解が形成されつつも、それでも決着のついていない事柄もあります。 これを正しく理解するには、 ・最新のインパクトのある一つの論文 だけでは不十分で、 ・その研究に至った歴史(数千本の論文の大まかな概要) を知っておく必要があります。 まずは、この後者を1分で紹介します
はじめに インフルエンザ等の急性呼吸器疾患の感染予防として、医療機関や市井において日常的にマスクを着用している姿が多く見受けられます。日常的なマスク着用が感染予防にどれだけ効果があるのか、現在までのマスク着用の有効性に関する報告等について述べます。 マスク着用単独での感染予防効果 インフルエンザ発症者がマスクを着用することで家庭内感染を防ぐことが可能であるか検討した調査が、2008~2009年のフランスにおけるインフルエンザ流行時期(フランスにおいてサーベイランスシステムに報告されるインフルエンザ様疾患の国内発生率が算出閾値を超えた期間)に行われました1)。インフルエンザ診断テスト陽性となり、48時間症状が続いている患者のいる家族を対象として、マスク着用群とコントロール群に分け、マスク着用群では発症者が他の家族と同じ部屋や限られた空間(車の中など)にいる場合にマスクを着用することを5日間実
この頁の内容等に関する質問、お問い合わせは、下記までお願いします。 千葉科学大学紀要は、2008年2月に創刊され、年に1回の予定で発行しています。 本紀要に関する問い合わせは、下記にお願いします。 千葉科学大学図書館 千葉県銚子市潮見町15-8 電話:0479-30-4510 FAX:0479-30-4511 E-Mail: library☆ml.cis.ac.jp (連絡の際は、☆を@に変えてください。) The University Bulletin was first published in Feb. 2008 and will be an annual publication. All communications concerning the publication should be addressed to:
この頁の内容等に関する質問、お問い合わせは、下記までお願いします。 千葉科学大学紀要は、2008年2月に創刊され、年に1回の予定で発行しています。 本紀要に関する問い合わせは、下記にお願いします。 千葉科学大学図書館 千葉県銚子市潮見町15-8 電話:0479-30-4510 FAX:0479-30-4511 E-Mail: library☆ml.cis.ac.jp (連絡の際は、☆を@に変えてください。) The University Bulletin was first published in Feb. 2008 and will be an annual publication. All communications concerning the publication should be addressed to:
この文書は新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスの発生がコミュニティーレベルで報告された地域におけるマスク使用の暫定的な手引きを提供する。今後、新たなデータが入り次第更新する予定である。 背景 現在、新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスのヒト-ヒト感染の主な根拠のある感染経路は、会話、くしゃみまたは咳によって放出される呼吸器飛沫経由であることが示唆されている。 インフルエンザ様症状(熱、くしゃみ、咳、鼻水、悪寒、筋肉痛など)がある人と濃厚接触(約1メートル)があった人は、感染性のある呼吸器飛沫の曝露による感染リスクがある。 呼吸器ウイルスの感染拡大予防の評価をした研究によると[2]、医療機関においては、マスクの使用がインフルエンザの感染の伝播を減少させる可能性が示されている。医療機関におけるマスク使用の助言は、正しいマスクの使用のトレーニングや定期的な供給、及び適正な廃棄施設といった
ウイルス・菌の侵入を防ぐためにはマスクと顔の隙間を作らないことが重要。また、使用中や外す時に、表面に触らないことも大切です。 マスクには、咳やくしゃみの飛沫の飛散を防いだり、飛沫やほこり等の粒子をキャッチして体内に侵入することを抑制する働きがあります。 主な家庭用のマスクには、不織布製マスクとガーゼマスクの2種類がありますが、フィルターの性能を考えると、ウイルス・菌を防ぐためには不織布製マスクの使用がすすめられます。 マスクの効果は、ウイルス・菌を含んだ飛沫やほこりを外側のフィルターの部分でキャッチすることで発揮されます。しかし、顔とマスクの隙間があいていると、マスクのフィルターを通さずに吸い込まれる空気が多くなり、それだけマスクの効果は低くなります。 また、使用中・使用後のフィルター部分にはたくさんのウイルス・菌が付着しているので、なるべく触らないようにし、1日1枚程度を目安に交換するこ
としている。 2000年前後からパナソニックや東芝等他の日本の家電メーカーが、「マイナスイオン」と称する技術を家電に応用しはじめると、シャープも2000年10月に販売した空気清浄機「FU-L40X」に「プラズマクラスター技術」として搭載した[5]。なお取扱説明書では「クラスターイオン」の表記も併用されていた[6]。FU-L40Xはグッドデザイン賞を受賞している[7]。これ以降、空気清浄機、エアコン、加湿器などの空調機器のみならず、冷蔵庫やヘアドライヤーなどにも発生器を組み込んでいる[5][8]。 「FU-L40X」から演出としてプラズマクラスター発生器の稼働中に青いLEDを点灯させている[8]。またクラスター (cluster)がブドウなどの「房」を意味することから、ブドウの房をイメージしたブランドロゴを作成し、搭載機種の正面に取り付けている[8]。 2001年、インテリジェント材料シンポ
本邦では,空中へ特殊な物質の放出により環境中においてウイルス不活化や殺菌の効果をもたらすとする複数の電気製品が市販されており,寒天培地上に塗布した細菌に対する殺菌効果も謳っている.そこで本研究では,プラズマクラスター,ナノイー,ビオンの3機種について,腸球菌,黄色ブドウ球菌,緑膿菌,セレウス菌での追試を試みた.一定数の生菌含有菌液を普通寒天平板上に塗布し,14.4 m3閉鎖空間に対象機器とともに置き,機器を2時間運転させた後培養し,出現するコロニー数を,非運転環境下においた対照のそれと比較した.その結果,調べた3機種,4種の菌のすべての組み合わせで,形成されるコロニーの数は対照のそれと変わらなかった.一方,細菌を塗布した寒天培地を容積0.2 m3の密閉グローブボックス内に置き,同様の実験を行ったところ,3機種すべてが,腸球菌と黄色ブドウ球菌のコロニー形成を,程度の差はあれ対照と比べて有意に
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