ハイライトピックアップ Web2.0を引き起こしているのと同じ時代の潮流が、エンジニアの地位の低下を引き起し、エンジニアがUIデザインをしたがる動機を創り出している。 Googleは、「エンジニアの会社」という皮をかぶった「企画・マーケティング・デザイン」の会社である。 エンジニアよりデザイン能力の低いダメデザイナーがうじゃうじゃでてくる構造。 優秀な人ならデザインスキルがなくてもいいデザインができるのは幻想。現実には、デザインスキルの差は容易には超えられない壁。 デザイナーに必要な技術的知識とエンジニアの技術的知識は別物なので、エンジニアの技術力はデザインをする上でそれほど強みにならない。したがって、技術力とデザイン力を兼ね備えた優秀なデザイナーはエンジニアとデザイナーのハイブリッドではない。 一人の人間がUIのデザインと実装を両方やると二兎を追うものになってUIの質が低下する。二兎を追
「誰でも知っているが日本語に訳しにくい言葉がある」。社会生態学者ピーター・ドラッカーのほぼ全著作を翻訳された上田惇生氏と話していて、こう言われたことがある。一例として上田氏は「アート(Art)」を挙げた。「デザイン(Design)はどうですか」と尋ねたところ、「デザインも訳しにくい言葉の一つ」と仰った。 手元の岩波英和辞典で“Design”を引いてみた。最初の意味は「計画する」であり、「目論む」「企てる」「志す」といった訳語が並ぶ。2番目の意味として「設計する」があり、「下絵、設計図、図面を描く」などと書かれていた。 もう一つ、別の書籍に出ていた説明を紹介する。テクノロジー利用に関わる「デザイン」の定義である。 「資源を、人間の要求や欲求に対処し得る製品やシステムに作り変えたり問題を解決するために、計画を作成する反復的な意志決定のプロセス」――。 分かりにくいが要するにデザインは「意思決定
2020東京五輪のエンブレムに関する設計競技が、応募104案のうち1点しか公開されないまま、白紙撤回されました。プロフェッショナルたちによって競われた最初の競技がいかなるものであったかを公表することは、グラフィックデザインが広く理解されるためにも、五輪エンブレムの今後を考えていくにも、貴重な資料の提供になるはずです。そこで、次点と公表されたのち、一部が出所不明の漏洩にも見舞われた自作案を、著作権が手元に戻ってきた現時点で、可能な限り忠実に公開します。(発表内容を個人に帰属する制作物の範囲内にとどめるため、「五輪マーク」と「TOKYO 2020」は、コンペティションに提出したものとは異なる代替物としています) 続きを読む... 五輪案は「躍動する地球」「心臓の鼓動」「頂点」をシンボライズしました。二つの「星」は、惑星的な規模の地平線にうかぶ他の天体、太陽と月を暗示すると同時に、超越する個のせ
500トンの水と船を持ち上げても、電気はほとんど使ってません2015.10.18 13:005,699 塚本 紺 下手な遊園地も真っ青です。 高さの違う2つの運河をボートが行き来する時には、ボートのためのエレベーターが使われます。こちらのエレベーターはスコットランドにあるファルカーク・ホイールと呼ばれるもの。下の運河と上の運河の高低差は25メートル弱だそうです。トム・スコット氏のこちらのYouTubeビデオはこのかっこいいエレベーターが見た目だけでなく仕組みまでかっこいい点を説明してくれます。 ファルカーク・ホイールには回転の軸を中心として両側に船が乗り込める2つの大きな箱があります。そしてそれぞれの箱には常に500トンの水が入っています。片側にボートが乗り込んだ際、ボートが押し出す水の重量はボートの重量と同じなので箱の中の重さは全く変わらずに500トンのままになります。(ありがとうアルキ
利用者中心とは言いますが 自分たちが作りたいものを作るのは身勝手な行動のように見えますが、「自分たち」という価値(アイデンティティ)が確立されているかされていないかは大きな差があります。価値がないまま、「利用者のため」という考えだけ一人歩きしてしまうと、極度な A/B テストの実践など、数字が高いほうを選択するという製品開発になる可能性があります。 利用者中心のデザインは必要です。しかし、それは土台になる【価値観=ビジョン】があるから成り立つものであり、いきなり利用者中心のデザインプロセスを実践しても意味のないことだと考えています。スタートアップ向けの講座で ビジョンの共有が重要だと話したのもそのためです。プロジェクトを始める際は、必ずといっていいほど「我々は何者か」という部分を振り返るようにしています。 付箋には「気分が良い」「落ち着く」といった、感情的なフレーズが含まれることがあります
『伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール』を『Kindle Voyage』で読みました。 たまにパワーポイントですごくきれいな資料を作る人がいましたが、ああこういうルールを守れば読み手に優しく、 読みやすくなるんだな。と納得できる実践的な情報が満載の一冊です。多分これから、何度も読んで仕事やプライベート で活用していくことになると思います! 🍣 目立つ書体と読みやすい書体知らないと気付かないことですが、知ってしまうとなるほどと思います。 この使い分けは一番初めに書かれていますが、かなり大切です! - 日本語 - 明朝体: 長文などにマッチしていて読みやすい。疲れにくい。 - ゴシック体: 短文など目立つところに置くといい。パワポのタイトルとか。 - 英語 - セリフ体: 長文などにマッチしていて読みやすい。疲れにくい。 - サンセリフ体: 短文など目立つところに置く
「デザインって速いんですよ」次世代ヤンマーの姿を佐藤可士和さんに聞いてきた2014.11.28 20:0010,659 武者良太 「百聞は一見にしかずなんですよね」という言葉にハッとしました。 1912年、明治45年生まれの農業機器メーカー、ヤンマー。日本の、そして世界の農を100年以上も支えてきて、これからの100年も、 Oculus Riftでコントロールする次世代ロボットショベルカーや、 未来の農業を見据えるという意思表示。ヤンマー新社屋、落成でご紹介した未来型トラクターなどでサポートし続けるとのメッセージを出していますが、 「ヤンマーは機械屋ではない」 といった表明もしています。 100年以上も続いた農業機器メーカーが考える、これからの100年とはいったい。そこには一人のキーマンの存在がありました。 クリエイティブディレクター、佐藤可士和さん。数々の企業のブランド戦略、クリエイティ
プログラマー、絵が描けないじゃないですか(偏見) こんなじゃないですか。 なので描けるようになりたいなとずっと思っていて、ベジェ曲線って滑らかでナンカヨサソウ、とチャレンジしました。 「ベジェ曲線」習熟ドリル 7,8年前に買ったのがこれ。そう、チャレンジは2回目なのです。前回は3ページぐらいで挫折してました。んで、最近急に暇になったのをキッカケに「よしやろう」という気になり始めたのです。 改訂二版〈Illustratorで学ぶ〉「ベジェ曲線」習熟ドリル 作者: 中村高之出版社/メーカー: ラピュータ発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る (2014.1.10追記) なんと、長らく手に入りにくかったこちらの書籍が新装改訂版で再登場とのこと。 表紙が若干、損していた分、今回はスタイリッシュで内容と合っていてヨサソウです。
入力フォームのプレースホルダーテキストは、入力欄にどんな情報を入れたのかをユーザーが思い出すことや、エラーのチェック・修正を難しくしてしまう。また、視覚や認知機能に障害のあるユーザーにはさらなる負担となる。 Placeholders in Form Fields Are Harmful by Katie Sherwin on May 11, 2014 日本語版2014年6月17日公開 コンテクストに沿った説明やヒントは、入力フォームのそれぞれに何が入るかを明確にするのに役立つ。その結果、入力が促進され、コンバージョンレートは向上する。ヒントの提供方法はいろいろとある。実装として一般的なのは、入力フォーム内に説明を入れるやり方だ。しかし、残念ながら、入力フォーム内のプレースホルダーはユーザビリティに役立つよりも損なうことのほうが多いことがユーザビリティテストでは繰り返し示されている。 ラベル
Web サイトデザインでは 2, 3 年くらい前から モバイルファーストでデザインをするという考え方が浸透し始めていますが、最近アプリでも似たような傾向が見られるようになってきました。先週 Foursquqre が チェックインとショップガイドを分けると発表しました。一方、Facebook は、メッセージアプリを分断しようとしています(Google+ は、Hangout を分断してしばらく経ちます)。 デスクトップ版の使い勝手に慣れ親しんでいる方にとっては『改悪』なのかもしれません。しかし、モバイル(又はスマートデバイス)中心で活用している方には、適したアプローチといえます。モバイル中心の利用者は、操作すれば何でも手に入るアプリではなく、文脈に応じて適した量の情報や機能を提供するアプリを求めています。つまり、アプリを立ち上げれば、ニーズに応えてくれるものを求めているわけです。 Facebo
勝手ながら今年のグールデンウイークは、 4/28〜4/30、5/3〜5/6の期間、休業とさせていただきます。 5/1と5/2は営業いたします。 よろしくお願いいたします。 岩沼市O様邸新築外構 モザイクの駐車場です。 ダークグレイからライトグレイへとグラデーションで変化する インターロッキングのモザイク。 車が停まっていない時に出現します。 里山に隣接したロケーションですので、 公園の様なイメージでデザインしました。
「画面」のデザインは、エンドユーザーから見た「プロダクト」との唯一の接点。超大事。 そんな画面のデザインにまつわる、エンジニアが「いじる」ときに気をつけると、もしかしたら面倒が減って争いが減ってみんなが幸せになれるんじゃないかなあ、とか、そもそもの設計上で考慮できると、もしかしたら使う人たちが幸せになれるんじゃないかなあ、というポイントを、思い付きで書いていくので、あとは誰か整理してほしい的な投げやり感あふれるアレコレ。デザインとコーディングの話を混ぜて書いてます。 空白の理由を考える編 その1. 空白にまつわる認識の相違 例えば、Tumblrのダッシュボード。右肩のメニューの隅までちゃんとレイアウトされてるなーって感じがします。 でも、もしあなたが「空白を理解しないエンジニア」だった場合、こんな感じにコーディングしてしまうかもしれません。 (※画像はイメージです) 「なーんか、素人感があ
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