開発と並行して、イベントやWebマガジン「るびま」などでRubyの普及を支えてきたのが日本Rubyの会だ。大きなイベントは1000人が参加し、海外からも多くのRubyistたちが訪れる。Webマガジン「るびま」は2004年から始まり40号を数えた。高橋氏に日本Rubyの会の活動やコミュニティの現状などについて聞いた。 日本Rubyの会を立ち上げたのは、プログラミング以外のスキルで貢献したいと思ったからです。 1997年ごろ、Rubyの存在を知り、使ってみたんですが、実は最初はよくわからなかった。メーリングリストをのぞいてみると、詳しい人達、いっぱいいて議論している。それを見ていて、それまでプログラミング言語は誰か偉い人が作ったものをただ使うんだと思っていたのですが、人が作って仕様も決めておくものなんだと初めて思うようになりました。 99年に日本UNIXユーザ会(JUS)が開催したワークショ
ジュンク堂書店池袋本店トークセッション「新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2013年版」開催報告 ~コンピュータ専門書年間総合ランキングトップ20も紹介~ 1月12日、ジュンク堂書店池袋本店において、トークセッション「新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2013年版」が開催されました。 本稿ではいくつかの写真を交えながら、イベントの録画とコンピュータ書総合ランキングトップ20を紹介します。 イベント登壇者。左から、矢野耕次((株)オライリー・ジャパン セールス&マーケティング)、森田尚((株)オーム社開発部)、村田純一((株)BNN新社編集部)、高橋征義((株)達人出版会代表取締役プログラマ/「日本Rubyの会」代表理事)、杉山聡(ソフトバンククリエイティブ(株)情報書籍編集部)、稲尾尚徳((株)技術評論社 雑誌編集部 WEB+DB PRESS編集部)
「欲しい出版社は自分で作る」、電子出版専業の「達人出版会」を一人で立ち上げた高橋氏に聞く 達人出版会 代表取締役 高橋征義氏 最近、技術者の間で「達人出版会」という出版社が注目を集めている。ソフトウエア技術者である高橋征義氏が一人で立ち上げた、電子出版専業の出版社だ。同氏は、プログラミング言語Rubyの利用者/開発者の支援組織である「日本Rubyの会」の会長という顔も持つ。同社の立ち上げの経緯などを高橋氏に聞いた。(聞き手は大森 敏行=日経エレクトロニクス) 問 なぜ会社を作ろうと思ったのですか。 高橋氏 きっかけは、2009年秋頃に「技術者がきちんとビジネスやマネタイズのことを考えるにはどうすればいいか」という勉強会の立ち上げを準備する飲み会に参加したことです。そのときに「どんなビジネスをすればいいか」を他の技術者と話し合っていて、米国の「Pragmatic Bookshelf」や「Pe
このエントリは、新卒準備カレンダー 2011春のためのもので、@shuji_w6e さんの「実践する、コツコツと、少しづつ」の次のエントリになります。 おまえ誰よ? 高橋征義と申します。プログラマです。プログラミングはかれこれ30年近くやってますが、まともに書けるようになったのは20年近くたってからです。人間続ければ何とかなることもあるんですね(ならないこともあります)。 修士の1年のとき、高校時代の友人から「インターネットのベンチャー会社作るんだけど一緒に働かない?」と言われ、あまり何も考えずに修了後その会社に参加しました。1996年、Webが流行り始めたころのことです。 そこから一度転職をはさみ、10年以上Web業界の隅っこの方で開発仕事に励んでいたのですが、昨年3月に退職、6月に電子書籍の制作と販売を行う「株式会社達人出版会」という会社を設立して、今はそこの代表取締役です。いやまあ社
今回は、日本Rubyの会会長であり、株式会社ツインスパークでシニアプログラマを務める高橋征義氏にお話をお聞きいたしました。高橋さんとお話していると、意外なことにその興味の源泉はコンピュータやプログラムというよりは「言語」「言葉」というものにあるように思えました。そんな高橋さんのこれまでの足跡を2回に分けてお届けします。PC片手に、いろいろ調べながら2時間半にわたる長時間おつきあいいただきました。取材は、渋谷のダイニング「風」で行い、株式会社ウェブキャリアの前田道昂氏にも同席いただきました。 高橋征義 氏 1972年生まれ。北海道札幌市出身。 北海道大学大学院工学研究科修了(情報工学)。 現在は株式会社ツインスパークに勤務し、Webアプリケーションの開発に携わっているかたわら、 2004年8月に「日本Rubyの会」を設立、会長を務める。 また、プレゼンテーションの手法である「高橋メソッド」で
今回は、日本Rubyの会会長であり、株式会社ツインスパークでシニアプログラマを務める高橋征義氏にお話をお聞きいたしました。高橋さんとお話していると、意外なことにその興味の源泉はコンピュータやプログラムというよりは「言語」「言葉」というものにあるように思えました。そんな高橋さんのこれまでの足跡を2回に分けてお届けします。PC片手に、いろいろ調べながら2時間半にわたる長時間おつきあいいただきました。取材は、渋谷のダイニング「風」で行い、株式会社ウェブキャリアの前田道昂氏にも同席いただきました。 高橋征義 氏 1972年生まれ。北海道札幌市出身。 北海道大学大学院工学研究科修了(情報工学)。 現在は株式会社ツインスパークに勤務し、Webアプリケーションの開発に携わっているかたわら、 2004年8月に「日本Rubyの会」を設立、会長を務める。 また、プレゼンテーションの手法である「高橋メソッド」で
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