タグ

ブックマーク / hsyf610muto.seesaa.net (2)

  • 森島康仁と田坂和昭氏: 武藤文雄のサッカー講釈

    終始押し気味に試合を進めるジェフ。時計は85分を刻んだ。このまま試合を終えれば、ジェフのJ1昇格が決まる。ここで木山氏は動いた。ここまで、幾度となく好機を演出し、右サイドで攻撃の起点となっていた米倉に代えてストライカの荒田を起用したのだ。木山氏は、「この難しい試合、点をとって勝ってJ1昇格する」と決断したのだろう。 その直後だった。ハーフウェイラインをちょっと越えたあたりでボールを受けたトリニータ森島。無骨だが丁寧なボール扱いから、ちょっと浮かせた高精度の縦パスを入れる。終盤、何とか得点をとろうとラインを押し上げていたジェフの最終ライン、この場面森島へのプレスが全くかからず、見事な動き出しを見せた林に完全に置いていかれてしまった。林は冷静にロブで、GK岡を破った。 試合開始前のメンバ発表を見ていて改めて思ったが、ジェフのメンバは経験豊富な選手が多く、しかも色々なタイプがいる。たとえば、最

  • もう土下座の機会は来ない: 武藤文雄のサッカー講釈

    いつも、いつも、私の期待を、全く予想外の斜め上に外してくれる選手だった。そして、最後の最後まで、信じられない外し方をして、私たちから去って行ってしまった。 いつも、いつも、「おい、何をやっているんだ」と野次を飛ばしたくなる選手だった。そして、最後の最後まで、「おい、何をやっているんだ」と叫ばれながら、私たちから去って行ってしまった。 いつも、いつも、「まだやれる、もっとやれる」と思わせてくれる選手だった。そして、最後の最後まで、「まだやれる、もっとやれる」と皆から支えられ、私たちから去って行ってしまった。 私がはじめて、松田直樹を見たのは、1993年の日開催のワールドジュニアユースだった。敵FWと正対して自分得意の間合いに詰めるうまさ、敵のパス方向を適切によめる読みのよさ、いわゆるフィジカルの強さを活かした強い当たり。まだ16歳の若者が、ここまでできるのだ。そして、前年のアジアカップ制覇

  • 1