筑波大学准教授 呑海(どんかい)沙織 老若男女、毎日、さまざまな人々が図書館を利用しています。みなさんも子供のころから一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。長い歴史をもつ図書館ですが、図書館サービスは時代とともに変化しています。なかでも今日は、高齢社会における図書館サービスについて考えます。 高齢者を対象とする図書館サービスについては、いくつかの新しいアプローチが考えられています。たとえば地域の元気な高齢者が、図書館で子どもへ読み聞かせを行うなど、図書館を活躍の場とするといった取り組みをあげることができます。これは、図書館から高齢者へという従来型の「一方向」の図書館サービスにとどまらない、高齢者が参画することによって新たな価値を生み出すといった「双方向」の図書館サービスであると考えることができます。 もうひとつのアプローチとして考えられるのは、認知症予防です。 図書館の国際組織で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く