神戸市立東須磨小の教諭4人が同僚をいじめた問題で、久元喜造市長や長田淳教育長らが17日、総合教育会議を開いた。問題発覚後に一部児童が休むなどしており、市教育委員会は同校にスクールカウンセラーを常駐させ、児童の見守りに取り組んでいることを明らかにした。また、市教委は16日夜、加害教諭4人の謝罪の言葉を公表した。 会議で長田教育長は「前代未聞の不祥事」と釈明。背景として学校の組織風土や加害教諭4人の個人の資質も大きいとし、「教員としてふさわしい人材確保の方法や研修制度を抜本的に見直す」と述べた。 市教委などによると、問題発覚後に児童4人がショックで学校を休み、うち2人は今も通えていないという。市教委では10月2日からカウンセラーを常駐させ、精神的に不安な児童には別室を用意するなどの対応を取っている。さらに、カレーを強要している動画には同校の家庭科室が写っており、「子供が家庭科室に入れなくなった