ブックマーク / ameblo.jp/miyazakigkkb (9)

  • 『第5回『すい臓がんカフェ』に参加』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 日東京 大森駅近くで第5回『すい臓がんカフェ』がありました。 http://pancreatic.cocolog-nifty.com/oncle/ 膵がん患者さんとその家族だけで70人以上集まるというので、以前から参加してみたいなあと思っていました。 そこで今回狙っていたのですが、なんと募集開始90分で満席!? だめもとで企画者の木下さんに直接傍聴させてもらえないかと頼み込んだら、幸いにしてOKが出ました。 最初長年抗がん剤治療を継続している方の治療履歴や、現在膵がんを対象としているあらゆる治療法の紹介なども拝聴してきました。 特効薬のない病気ほどたくさんの治療法があると言うジンクスを感じ

    『第5回『すい臓がんカフェ』に参加』
    ichiharu12
    ichiharu12 2017/04/25
    膵癌カフェのリポート記事。とても興味深い。「ガイドラインに載っていない肝胆膵がんPractical Treatment 」は僕も持っているw
  • 『有用記事の紹介:似非(えせ)免疫療法についての週刊新潮記事』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 最近、近藤誠氏のがん放置療法を批判を出版しておられた大場先生の有用記事が今週、2017年3月2日号の週刊新潮に掲載されているが、有用なので2回に分けて引用して解説する。 免疫チェックポイント薬という革命的ながん治療薬が続々と保険治療として認可されている。 この「免疫」という言葉に便乗して、がん患者さんをい物にしている既存の免疫療法の医療機関や業者を批判している分かりやすい記事だ。 著者の許可を得て、ここに紹介したい。 第4のがん治療として免疫療法があると言う向きもあるが、既存の免疫細胞療法(活性化自己リンパ球療法)やがんワクチン療法は、実のところ効果を証明できていない。 (米国における前

    『有用記事の紹介:似非(えせ)免疫療法についての週刊新潮記事』
  • 『質問と回答: 欧米では術後補助化学療法が死亡率を下げている?』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 抗がん剤脱毛②-4 silent misdiagnosis http://ameblo.jp/miyazakigkkb/entry-11920551504.html#mainのNANAさんのコメント欄より >近年欧米での乳がん死亡率低下傾向は適切な術後補助化学療法の結果とされており、特に若年50歳未満では術後再発率、死亡率を2-3割も減らすという事実は無視しがたいものだ。 このような言明の仕方には大いに疑問、異論があります。 「事実」という点ではっきり言えるのは、「欧米ではここ2~30年で乳がん死亡率が各年齢層で2~3割低下してきた(若年層でその低下の度合いが大きい)」ということだけです。

    『質問と回答: 欧米では術後補助化学療法が死亡率を下げている?』
  • 『抗がん剤不可逆的脱毛②-2経験による印象は正当か?』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 F先生よりコメント「それって普通だと思いますが」 時々ブログを読ませてもらっています。 ちょっと疑問を感じたので初めてコメントさせていただきます。 >周りの人たちに車で事故に遭った人が多いから、 >自分も車は運転しない は、普通の発想だと思います。 もちろん「周りの人が事故にあっても自分が事故に遭うとは限らないので運転を続ける」という発想も普通です。しかし、「おっかないから運転をやめる」という考えがおかしい訳ではないですよね。 学生時代にバイクが好きだった私の友人が救命救急センターで働いてまもなくバイクをやめてしまいました。悲惨な事故にあった患者を診たからです。 学生時代にコンタクトレンズを

    『抗がん剤不可逆的脱毛②-2経験による印象は正当か?』
    ichiharu12
    ichiharu12 2014/08/21
    エビデンスを成すデータはそれぞれ個性的な体験談の集まり。エビデンスと向き合うことは数えきれないほどの友人と体験談を共有することの近似なんだって気付けば、押し付けと感じずに済むんじゃないかな。
  • 『近藤理論を突き崩す(胃がん編)②真反対の結論をねつ造』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 近藤誠著「抗がん剤は効かない」p170 より引用 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次に胃がんを検討しようと思いますが、じつは、是非紹介すべきデータがない。臨床試験自体は、いくつか実施されているのですが、いずれも被験者の数が少なく、データを解析しても、その信頼性に(人数の点から)問題が残るのです。 とはいえ胃がんは日人に多いので、読者の関心も高いはずです。そこで、被験者総数が六十一人と、胃がんに関しては最大規模である臨床試験のデータを紹介します。 進行期の胃がんを対象とし、手術はせず、抗がん剤投与群と非投与群に分けて、生存率を比べている。 抗がん剤非投与群の生存曲線と比

    『近藤理論を突き崩す(胃がん編)②真反対の結論をねつ造』
    ichiharu12
    ichiharu12 2014/04/23
    “これらの有名な古典的臨床試験の論文では全部抗がん剤の有効性を強く主張している。それを180度逆の結論に持っていった近藤誠氏の論法にはあきれるばかりだ。”
  • 『質問と回答: 残された家族の疑問と後悔(3月8日院内がんサロン)』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 先日3月8日に、院内がんサロンが開催された。院外の患者さんも含め、20人ほどでテーブルを囲んで2時間歓談する形式だ。 最初に前置きとして全員が短く自己紹介や近況報告をする。 その後全員の前でも公開してもかまわないような、個人的ながん治療についての質問を受けて、解説、提案をおこなってから、数グループに分かれて談笑してもらうことになっている。 しかしその日は参加者から数多くの熱心な質問を受けて、前置きが90分にも及んでしまった。 つまり個人個人で歓談する時間は30分ほどしか取れなかったのだが、かなり盛り上がった感じがした。 質問内容としては ・自分の主治医が十分説明してくれず、そっけない。セカン

    『質問と回答: 残された家族の疑問と後悔(3月8日院内がんサロン)』
    ichiharu12
    ichiharu12 2014/03/28
    “グリーフケアと言う言葉もあり、遺族の「なぜ」や後悔していることに対する処方箋も大変重要だ。苦しいのは患者さんだけでなく周りの家族も同様であり、むしろ亡くなった後にずっと苦しむケースは珍しくない”
  • 『近藤理論の手法の問題⑦-IV胃がん臨床試験の迷解釈』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 前回は切除不能再発胃がんの抗がん剤の有用性についてはBSC(化学療法なしの緩和療法のみ)群と化学療法ありのRCT(無作為比較試験)で繰り返し検証されていると述べた。 そしてその中ではGlimeliusらのRCTの結果を代表例として提示した。 実はこの臨床試験、近藤誠氏は著書「抗がん剤は効かない」の中で胃がんについて次のように書いている。 「進行期の胃がんを検討しようと思いますが、じつは、是非紹介すべきデータがない。臨床試験自体は、いくつか実施されているのですが、いずれも被験者の数が少なく、データを解析しても、その信頼性に(人数の点から)問題が残るのです。 ~中略~ そこで被験者総数が61人と

    『近藤理論の手法の問題⑦-IV胃がん臨床試験の迷解釈』
    ichiharu12
    ichiharu12 2013/12/20
    近藤氏のGlimeliusらの胃癌RCTは人為的介入ありとの主張をバッサリ。「グラフが上に凸だから人為的介入あり」理論の根拠となるはずの打ち切りケースがこの研究にはなかった。
  • 『近藤理論の手法の問題⑦-III近藤理論を「がくもんもどき」とする理由(一部訂正)』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 近藤誠氏の「抗がん剤は効かない」という主張は一種の便乗理論と言って良い。 その前提はまず ・昔からある「がんイコール死」、「抗がん剤の副作用で苦しむイメージ」が一般人の印象として強く刷り込まれていること。 ・その上で知り合いのがん患者が抗がん剤でひどい目に遭ったという悪い噂は聞きつけやすい。 ・日人の三大死因のうち脳血管障害、心疾患はかなり予防法(高血圧や高脂血症などの段階で対策すること)が確立してきており、発症早期の対応次第ではかなり予後が改善していることや、栄養不良による感染症死がかなり減った。平均寿命は60年間で30歳以上も伸び、なかなか死ななくなった結果、老化病としてのがん罹患率と

    『近藤理論の手法の問題⑦-III近藤理論を「がくもんもどき」とする理由(一部訂正)』
    ichiharu12
    ichiharu12 2013/12/10
    近藤理論の誤りを「説明」するのが難しいのは、がん治療の現場の変化に世間の認識が追いついていない、というのが私には最も大きいように感じるなあ。
  • 『日本と海外の医療の比較④世界最高の日本の医療に不満が多い理由』

    宮崎がん患者共同勉強会準公式ページです。がん治療の盲点、信頼できる治療法の選び方、現代医学と民間療法のバランスの取り方などを解説します。 ただし民間療法よりまず標準がん治療を優先すべきという立場です。 前回までに海外の医療がいかに大変なものか、そして国内の医療がどんなに恵まれているかということを記載した。それにもかかわらず、不満が大きいのはなぜだろう? 海外の悲惨な状況を知らないからと言うのは自明なことであるが、がん治療に絞って、もう少し掘り下げてみる。(といっても政治的なあるいは財政的な観点に入り込みすぎるのは当ブログの趣旨では無い) 先に結論から書くと、日の場合国民皆保険医療が非常に安価であることが回り回って、大きな不満の遠因になっているような気がする。読者はなんのことかわからないと思うので以下にその理由を書く。 自分が学生の時、臨床薬理学の講義を聴いて、驚いたことがある。 薬理学で

    『日本と海外の医療の比較④世界最高の日本の医療に不満が多い理由』
    ichiharu12
    ichiharu12 2013/09/22
    以前からずっと読んでる。はてブから来た人は他の記事も是非見てみてほしい。特にコメ欄。この記事はあくまで「患者と医師の相互理解に基づいてより良いがん治療を行うには?」という主題の一部でしかないから。
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