仕事の各段階で行う取引のツメ 仕事の受注から納品まで、トラブルなく業務を遂行するためには、要所ごとに“取引のツメ”をしておくことが必要です。このツメが甘いと、後々に問題を引き起こすことにもなりかねません。 取引における確認ポイントは、次の通りです。 ■仕事の依頼を受けた時 お客様や取引先が、何を求めているのか、どの範囲までを前提として考えればよいのかなどを、しっかりと取材します。つかみ切れない時や理解しにくい場合は、自分勝手に解釈せず、“おっしゃることは、こういう理解でよろしいですか?”と質問をして、ズレが生じないようにします。企画や提案段階でも、“こういう方向性で考えていってよいですか?”と尋ね、必ずすり合わせを行っておきます。 ■仕事を受注した時 受注金額、支払条件などの取引条件を確認します。「発注書」の受領、または「業務契約書」の取り交わしを行います。実際には、文書での取り交わしをル