ある特定の状況ではXML::Simpleは機能しない。本稿では、ツリー解析とイベント駆動型解析という、Perlを使った2つの高度なXML解析方法を紹介する。 本シリーズの第1回で「多くのケースで必要なすべてのものが揃う魔法のツール」として紹介されたXML::Simple(関連記事参照)。別記事においてはてなの伊藤直也氏もお勧めしているように、PerlアプリケーションでXMLツールと言えば、XML::Simpleを挙げることに異論がある方はそう多くないだろう。 万能に見えるXML::Simpleだが、場合によっては意図したように動作しないケースも存在する。例えば、メモリ内に作成されたXML文書表現からの複雑な方法での検索や、XML文書がメモリ内に収まらなかった場合、XML文書の長さが不明なストリームの場合などだ。本稿では、そのようなケースでのXML解析方法として、ツリー解析とイベント駆動型パ
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