徳島市の創価学会文化会館と、徳島県日中友好協会が入った民間ビルの玄関ドアが相次いで爆破された建造物損壊事件で、徳島新聞社や四国放送の入る新聞放送会館(徳島市)に、犯行声明文が投げ込まれていたことがわかった。 徳島県警の発表などによると、四国放送のスタッフが15日早朝に見つけた。A4判の紙2枚で、「民族義勇軍山雄」を名乗り、フェルトペンで手書きしていた。県警は真偽を調べている。 また、両事件で爆破されたドアにそれぞれ付着していた火薬の成分が一致していたことが、県警の鑑定で判明。同一犯による犯行との見方が強まった。