首相がデモ集団の代表と会って、じかに話を聞く―。 日本ではあり得ないとされていたシーンだ。首相たるもの、財界や大労組のトップとヒザを突き合わせることはあっても、軽々しく一介の市民グループ、それもデモ集団の代表などと会ってはならないとされてきたからだ。 ところが8月22日、その異例とも思える光景が現実となったからビックリ! 毎週金曜日、首相官邸前で反原発を訴える市民グループ「首都圏反原発連合」(以下、反原連)の代表者ら11名と、野田佳彦首相が会談したのだ。 いったい、どんなマジックを駆使して、反原発グループは野田首相との会談を実現したのか? 仲介役と目され、会談にも同席した小熊英二・慶應義塾大学教授(社会学)を直撃した。 ―双方の仲介をしたのは小熊教授とか。事実ですか? 「はい。事実ですよ」 ―野田首相は当初、反原発グループとの会談に否定的だったはず。どんなタフな交渉の末、野田首相にウンと言
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