韓国ではメディアのソチ五輪報道合戦が熱を帯びている。中でもフィギュアスケート女子のキム・ヨナ、11年にロシアに帰化した元韓国代表のスピードスケートのアン・ヒョンス(ヴィクトル・アン)に大きな注目が集まっている。 韓国人ブロガーのイム・ジェフン氏は、韓国メディアのソチ五輪関連の報道について、情報量は大量だが、よく読んでみると対象は一部の選手ばかりで、内容も偏っていると指摘した。 筆者によると、キム・ヨナと浅田真央、そしてロシアチームに所属するアン・ヒョンスに対する報道は「実に刺激的でしつこく、ほとんどストーカー」という。日韓それぞれで人気を集めるキム・ヨナと浅田真央は、ジュニア時代からのライバルであり、今大会が最後の戦い。筆者は、この2人に注目が集まるのは仕方がないことだとしながらも、「(韓国メディアは記事を通じて)彼女たちの戦いに日韓間の国民感情を巧妙に組み込み、浅田真央を軽蔑させ、嘲弄の