大旋風 シリーズ2は、初代CMIを少しアップグレードしたものでしたが、3万というショッキングな値段がついていました。 まだ8ビットでしたが、サンプルレートは、最高32 kHzで、サンプリング周波数レスポンスを15 kHzまでサステインできるようになり、 このため全体的な音質が向上しました。しかし本当に機能として新しかったのは、ページRでした。 ページRは、サンプリングと同じくらいの衝撃をミュージシャンに与えたのです。 ページRが威力を見せたのは、左右に走る水平の流れの中にノートをレイヤー状にグラフィック表示し、 アクセスとエディットを容易にしたことです。さらに、クオンタイズ機能とサウンドの追加と消去のきる 小節の繰り返しパターンというコンセプトを導入していました。MCLのレイアウトはわかりにくく、 単にテレコをデジタルにしただけようなものだったので、大きな違いでした。ペインはこうコメントし