今から2年前、円周率の世界記録を立てた日本人がいるのを知っていますか。グーグルのシアトルのオフィスで働く、岩尾エマはるかさんです。「コンピューターは好きだったけど、仕事にできると思わなかった」という岩尾さんが、どうやってチャンスをつかんだのか。就活生が聞きました。

新型コロナウイルスの感染対策に役立てもらおうと、松江高専と県内企業のチームが、室内の空気を分析して適切な換気のタイミングを知らせる機器を共同で開発し、今月から、販売を始めました。 この機器は、松江工業高等専門学校と、県の外郭団体の「しまねソフト研究開発センター」、それに、松江市のIT企業の「テクノプロジェクト」が共同で開発したもので、出雲弁で「分かる」を意味する「WaKaYo」(わかーよ)と名付けられています。 開発された機器は、室内の空気中の二酸化炭素の濃度をリアルタイムで測定し、換気が必要となる基準に達するとモニターに表示されたり、赤色のランプが光ったりして知らせます。 システムには、松江の技術者が開発したプログラミング言語「Ruby」の一種で、小型端末への適応性も高い「mruby/c」が使われているほか、製造は県内の企業が行っています。 開発に携わった「テクノプロジェクト」の藤原邦弘
「こんな仕事ができるというのは会社人生の中で、貨物マン人生の中でないです」 現在、ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの日本への輸送を一手に担う、社長の言葉だ。 どこの国の空港を出て、国内のどの空港に着くのか、それがいつなのか、当初、明らかになっていなかった極秘の輸送プロジェクト。 取材をしていた私たちは、ことし2月、ある情報をキャッチし、日本中の多くの人が期待するワクチンの到着を伝えることができた。 初便の到着からおよそ2か月、これまで口を閉ざしていた関係者への取材で輸送の舞台裏が見えてきた。 (社会部記者 山田沙耶花、千葉放送局成田支局記者 山下哲平) 冒頭の言葉を述べたのは、全日空グループで貨物輸送を担うANA Cargoの社長、外山俊明さん(60歳)。外山社長は大手物流会社から転職して30年、主に貨物畑を歩んできた。 先日、私たちに日本初の新型コロナウイルスワクチンの輸送の舞台
7日、東京都内では3月2回目の緊急事態宣言が解除されて以降では最も多い555人の感染が確認されました。500人を超えるのは2か月前の2月6日以来です。都の担当者は「リバウンドしつつある。会食や帰省で感染したケースが散見されるので基本的な感染対策を徹底してほしい」としています。 東京都は7日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて555人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の水曜日と比べて141人増えていて、これで7日連続で1週間前の同じ曜日を上回りました。1日の感染確認が500人を超えるのは2か月前の2月6日以来です。 また、7日までの7日間平均は417.0人となり前の週の115.6%となりました。7日間平均が400人を超えるのはことし2月12日以来です。7日間平均を前の週と比べると7日までの26日連続で増加しています。 都の担当者は「7日
東電福島第一原発事故とは <事故の概要> 2021年3月 東京電力福島第一原子力発電所の事故から10年。3つの原子炉が同時にメルトダウンを起こす世界最悪レベルの事故となりました。改めてどんな事故だったのか、事故の概要を振り返ります。 1971年に運転開始 事故当時は40年目 福島県大熊町と双葉町にまたがる福島第一原発には、1号機から6号機まであわせて6つの原子炉がありました。 事故前の東京電力福島第一原子力発電所 もっとも古い1号機は、東京電力にとっての初めての原発で、1971年3月に運転を開始、事故当時40年目となる、国内でも古い原発の1つでした。 2011年3月11日 あの日、稼働していたのは1号機から3号機。 4号機から6号機は定期検査中でしたが、5号機と6号機の原子炉には核燃料が入っていました。 1号機から3号機は津波などによる影響で冷却装置が停止。 核燃料が溶け落ちる「メルトダウ
「やっと、やっとです」ソニーの社員からはこんなことばが聞こえてきた。去年12月17日、ソニーの株価が1万円を超えた。2001年以来、およそ19年ぶりのことだ。この間、ソニーはどん底の時代を経験した。日本を代表する電機メーカーとされながらも、テレビをはじめとする「ものづくり」で海外メーカーとの価格競争に苦しみ、巨額の赤字を計上した。株価は一時1000円を割り込み、“ソニーショック”などと日本の株価低迷の象徴として語られることもあった。その後、かつて輝きを放ったパソコンや電池事業売却、人員削減などを経て、ビジネスモデルの転換を推し進めてきた。その結果が「19年ぶりの株価1万円」だ。ソニーはどう変わったのか?そして、今後どこへ向かうのか?(経済部記者 猪俣英俊)
来年度の税制改正で焦点の1つとなっている住宅ローン減税をめぐり、政府・自民党は今の制度を見直し、控除する額を、年末時点のローン残高の1%か、その年に支払った利息の総額の少ないほうとする方向で調整を進めています。 住宅ローン減税は、年末時点のローン残高の1%を所得税から控除する制度ですが、低金利が続く中、1%を下回る金利でローンを組めば、利息よりも多くの控除が受けられるため、不必要なローンの利用につながっているという指摘があり、政府・自民党は、制度を見直す方針です。 具体的には、控除の額を、年末時点のローン残高の1%か、その年に支払った利息の総額の少ないほうとする方向で調整を進めています。 ただ、見直しの時期については、金融機関との調整が必要なため、来年度か再来年度のいずれかで調整するとしています。 また、来年度から、住宅ローン減税の対象を、今の床面積50平方メートル以上の物件から、40平方
新型コロナウイルスで深刻な打撃を受けた日本経済。当初、期待されていた「V字回復」のシナリオはどうなったか。冬を前に、感染が再拡大する中、消費は、雇用はどうなるのか。最新の11の経済データからこれからを読み解く。 日本の経済規模や成長率を示す最新の7月から9月のGDP=国内総生産が発表された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナス28.8%(実質年率)の記録的な落ち込みとなった4月から6月から一転、プラス21.4%という大幅な伸びを記録した。 Go Toトラベルの効果で旅行関連が伸び「個人消費」は回復。「輸出」もアメリカ向け自動車などが伸びて好調。回復の途上にあるが、4~6月の落ち込みからの反動という側面が大きい。
電子決済サービスの「ドコモ口座」を通じて各地の銀行で預金が不正に引き出された問題で、NTTドコモは被害の全額を補償する方針で各銀行との協議を進めています。 被害額は合わせておよそ1200万円にのぼり、なかには、60万円を引き出された人がいることがわかっています。 NTTドコモは不正に引き出された被害については全額を補償する方針で、各銀行との協議を進めています。 また、再発を防ぐためNTTドコモは、10日から連携している35の銀行の口座をドコモ口座に新たに登録してひも付けることを全面的に停止しています。 また、10日までに被害が確認されている7つの銀行で銀行の口座から預金を引き出しドコモ口座にチャージする手続きなど、口座間の送金を停止しました。 NTTドコモは今回の不正引き出しにつながったとみられるなりすましを防ぐため、アプリで利用者の顔写真と、運転免許証などを送ってもらうなど本人確認を強化
おいしい“みかん”を食べられるのは、汗水をたらし、手間ひまをかけて果実を育てる農家の人たちがいるからこそ。ただそれだけでは食べられません。育った果実を収穫する人がいないと、食卓には届かないのです。新型コロナウイルスの影響で、延べ2万人のもぎ手の確保に必死なかんきつ王国の話です。 (松山放送局記者 田代翔子・ネットワーク報道部記者 大石理恵・目見田健) かんきつ王国とは愛媛県。「伊予かん」「紅まどんな」「甘平」「せとか」「はれひめ」「不知火」これは愛媛県で栽培されているかんきつ類の名前で、その数は、40余りに上ります。 かんきつ類全体の収穫量は国の統計で確認できる昭和49年以降、直近の平成29年の統計まで44年連続で日本一です。 さまざまな品種のうち愛媛県で最も収穫量が多いのが、手で簡単にむけて甘みの強い“温州みかん”。スーパーなどでよく見かけるあのみかんです。しかし、新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスへの感染は緊急事態宣言が解除されて以降、接待を伴う飲食店などで感染するケースが多い状態が続いていましたが、最近では仲間内での飲み会など、会食で感染するケースも相次いでいます。 専門家は、換気の悪い店での会食では感染しやすい条件がそろうとして、3密になる環境を避けることや換気を徹底するなど、基本的な対策をとるよう求めています。 一方で、接待を伴う飲食店などで感染した人が占める割合は先月1日からの1週間は53.6%、8日からの1週間は45.6%と高い状態が続いていましたが、22日からの1週間では23.4%と、全体に占める割合が減ってきています。 新型コロナウイルスの感染経路は ▽ウイルスのついた手で鼻や口などを触ることで起きる「接触感染」、 ▽せきやくしゃみなどによる「飛沫感染」、 そして、 ▽換気の悪い密閉空間で大きな声で会話したり、歌を歌ったりした際には、口から出る5マイ
藤井聡太七段が初めてのタイトル獲得をかけて戦う「棋聖戦」五番勝負の第3局。対局場の隣にある関係者の控え室には、時折、棋士たちが訪れて、指し手の検討を行っています。 控え室を訪れていた、今回の対局の立会人を務める青野照市九段は、藤井七段が攻め始めた午前10時半ごろ、「藤井七段はここまで渡辺三冠の得意な戦法を破って相手にダメージを与えたうえで、きょうは得意な『角換わり戦法』を採用してきた。将棋は『相手との会話』とも言われるが、きょうの藤井七段は、力ずくで一方的に指して勝とうとしている」と指摘しました。 そして、43手目に藤井七段が『4五桂』を指したことについて、「昔ならこういった手は指すことがなかった。AIの影響で、こうした手が指されるようになっている」としたうえで、「藤井七段の手は、簡単に批判できなくなっている。違和感があっても結果的に最善の手になっていることがあり、昔の羽生さんに似ている」
JR渋谷駅で、埼京線の利便性を高めるホームの移設工事に伴い、30日 土曜日と31日 日曜日、埼京線と湘南新宿ラインは、新宿駅と大崎駅の間で終日、運休となります。 JR渋谷駅の埼京線のホームは、山手線から離れていて乗り換えに時間がかかることから、5年前からホームを北側におよそ350メートル移動させて山手線のホームに近づける工事が進められてきました。 新しいホームの共用開始を前に、29日夜から最後の大規模工事が行われ、これに伴い、30日と31日、線路を共有する埼京線と湘南新宿ラインは、新宿駅と大崎駅の間で終日、運休となります。 これらの路線では、それぞれの駅で折り返し運転となるほか、私鉄などとの直通運転の中止、それに特急では一部区間の運休や発着駅の変更もあるということです。 一方、別の線路を走る山手線は通常どおり運行されるということです。 運休区間の再開は、週明け来月1日始発からの見通しで、こ
東京都の小池知事は記者会見で、「新たな感染者の発生等が減少しているが、一日でも早く平穏な日々を取り戻したい。感染症防止と経済社会活動の両立を図る。『新しい日常』を定着していこうという気持ちを皆さんが持っていると思う。新型コロナウイルスを乗り越えるためのロードマップを策定した」と述べました。 また「そもそもロードマップは5つの柱がある。1つ目は緊急事態宣言下では外出自粛などを徹底し、感染を最大限、抑え込みましょう。2つ目は適切なモニタリング等を通じて都民生活や社会活動、経済活動との両立を図っていこう。3つ目は感染拡大の兆候を把握した場合は『東京アラート』を発動して、都民に警戒を呼びかけていく。それでも再要請の目安を上回った場合には、また外出自粛の再要請を行っていくというサイクルになる。すなわち感染拡大防止の徹底をしないといけない。4つ目は今後発生が予想される『第2波』に対応するため、万全の体
緊急事態宣言が25日解除される見通しになり、東京都は、休業などの要請について26日段階的な緩和を始める方針で、感染拡大が抑えられていることを前提に、早ければ今週末のさらなる緩和も検討しています。 都は、正式に解除されれば休業や営業時間の短縮の要請について、段階的な緩和を26日午前0時から始める方針です。 これによって都のロードマップの「ステップ1」に入り、博物館や図書館、観客席を除いた屋内の運動施設などが緩和の対象になるほか、飲食店の営業時間も2時間延長され午後10時までとなります。 小池知事は24日夜、「都民には引き続き協力をいただくことになる。経済もあたためていかなければならず、1歩ずつ進むことを期待している」と述べ、引き続き感染拡大防止への協力を呼びかけました。 ただ、社会経済活動を早期に取り戻すため、都は、次のステップに進むまでの期間を短縮したい考えで、感染拡大が抑えられていること
政府は25日、緊急事態宣言を全国で解除しました。今後おおむね3週間ごとに、地域の感染状況などを評価しながら外出自粛などを段階的に緩和し、社会経済の活動レベルを引き上げていく方針です。 新型コロナウイルスの感染拡大で先月7日から出されていた緊急事態宣言は25日、残る東京など首都圏の1都3県と北海道で解除され、安倍総理大臣が全国の解除宣言を行いました。 安倍総理大臣は「コロナの時代の『新たな日常』をつくり上げていく。緊急事態宣言の解除後も、感染拡大のリスクをゼロにすることはできない」と述べ、感染拡大を予防する「新しい生活様式」を定着させるよう呼びかけました。 政府はおおむね3週間ごとに地域の感染状況や感染拡大のリスクを評価しながら、外出自粛やイベントの開催制限などを段階的に緩和し、社会経済の活動レベルを引き上げていく方針です。 ▼外出については ▽今月中は都道府県をまたぐ不要不急の移動は避け、
新型コロナウイルスに感染したことがあるかを調べる抗体検査について、厚生労働省は1000人分の献血を対象に行った結果を公表しました。検査キットの性能確認が目的で、この結果では感染者数を推計することはできないとして、厚生労働省は1万人規模の抗体検査を改めて実施する方針です。 厚生労働省は抗体検査の早期の実施に向けて、複数の検査キットの性能を確認するため、先月、東京都と東北6県で日本赤十字社の献血の検体、合わせて1000人分を対象に検査を行いました。 キットによって陽性となった割合は異なりますが、東京では最大で0.6%、東北では最大で0.4%が陽性となりました。 ところが、新型コロナウイルスの感染が広がる前と比較するため、去年初めの関東甲信越での献血の保存検体も調べたところ、最大で0.4%が陽性となったということです。 このため、いずれの検査結果にも感染していないのに陽性となる「偽陽性」が含まれ
発達した低気圧の影響で西日本から東北の広い範囲で大雨や暴風に警戒が必要になっています。千葉県では土砂災害警戒情報が出され、避難勧告を出した自治体があります。でも新型コロナウイルスの感染が拡大する中での避難には不安があると思います。どんなことに気をつけたらいいのか、まとめました。 すでに状況が悪化している場合は建物の2階以上に避難してください。土砂災害から身を守るために斜面の反対側の高い階の部屋に移動することも有効です。 ただ、避難所などで人が密集すると新型コロナウイルスに感染する心配もあります。安全な場所に住んでいる親戚や知人など頼れる人いれば そこに「分散して避難」することも考えてください。 川の近くや低い土地、斜面といった危険な場所にないマンションなど頑丈な建物で、高い階に住んでいる人は、自宅で避難生活する「在宅避難」も考えてください。 ただ、周囲に不安があれば、ためらわず避難所に移動
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