紙掲載誌名薬学図書館 = Pharmaceutical library bulletin / 日本薬学図書館協議会 [編] 55(1) (通号 207) 2010掲載ページp.51~59すべて見る
インターネット上でコンテンツ配信ビジネスが広がるとき、常に著作権保護のあり方が課題になる。ネット上の配信のためにはDRMなどでの著作権保護が前提という声がある一方、むしろ著作権を緩めたほうが配信ビジネスに役立つという見解もある。コンテンツ配信は音楽、動画、そして書籍とひろがってきたが、そのたびにこの問題は繰り返されてきた。この問題を考えるに当たり、もっとも重要な論争点は、著作権法上違法とされる私的コピーの影響の評価である。ネット上の私的コピーが著作権者の収入を減らすなら、被害が生じている事になり、著作権保護強化が必要になりうる。しかし、収入を減らしていないなら、著作権保護にこだわらずに配信に乗り出したほうが業者にとって利益が増え、また経済厚生も高まる。この点について音楽については実証がかなり行われており、一定の知見が得られている。しかし動画についての実証は多くは無い。本研究では日本のテレビ
電子リソースの普及と研究活動への影響 1. はじめに 電子ジャーナルの利用が日常化し、電子書籍も普及しつつある等、学術コミュニケーションの在り様は近年大きく変化している。それに伴い教員や大学院生等の研究活動にも変化が現れると考えられ、多くの研究がなされている。本稿ではそれらの研究からいくつかを取り上げ、電子ジャーナル・電子書籍等の電子的なリソースにより研究者の行動がどのように変化したか、あるいは今後変化するかについて、情報探索・閲読行動、研究・執筆行動、情報発信行動、研究評価の観点から検討する。なお、電子環境の発展・変化は著しく、電子ジャーナル・電子書籍以外にもWebサイトや主題リポジトリをはじめ様々な電子リソースが現れ、使われている。それら全てを含めた影響の検討は膨大になり過ぎるため、ここでは電子ジャーナル・電子書籍の影響に限定して取り上げる。 2. 電子ジャーナル・電子書籍の普及状況
Overview of Digital Library Developments in China Article by Xihui Zhen, Content Digital Innovations Abstract: China began its digital library development in the mid-1990s with a series of studies and pilot projects. Beginning in 2000, a number of national-level digital library projects, proposed separately by the National Library of China, National Technology and Science Library, China Academic L
この一覧について この一覧は、2000年から2009年までに日本国内で発表された、情報組織化関連の論文・記事のリストです。 以下の文献レビューを著するための基礎作業として編者が集めた文献を整理して提供するものです。 渡邊隆弘「書誌コントロールと目録サービス」[文献レビュー]『図書館界』61(5), 2010.1. p.556-571 →全文PDF(CiNiiからセルフアーカイブしています) 2010年以降の文献についても公開しました(2010.9.5) →「情報組織化関連記事一覧2010-」 収録記事は、2,375件です(2011.1.3現在)。 図書館コミュニティの資料・情報組織化(主に目録)に加えて、博物館・文書館コミュニティ、メタデータ、情報検索技術などの周辺領域も含めています。ただし、目録等については網羅的な収録につとめましたが、周辺領域については図書館関係誌に収録された文献もしく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く