NDL,RDAをテーマに書誌調整連絡会議を開催<報告> 2012年1月27日,国立国会図書館(NDL)収集書誌部は2011年度の書誌調整連絡会議(E1006参照)を開催した。この会議は,国内の書誌調整の充実と発展に資することを目的として2000年度から毎年度開催しているものである。12回目となる今年度の会議は「RDA,その動向,構造及び課題整理」と題して,RDA(Resource Description and Access;CA1686,CA1713参照)をテーマとして採り上げ,研究者及び関係機関実務担当者7人並びにNDL職員が出席した。 AACR2(英米目録規則第2版)の後継であるRDAは,FRBR(書誌レコードの機能要件)及びFRAD(典拠データの機能要件)をその基盤として位置付けて,利用者の視点から従来の目録法の見直しを図り,デジタル情報資源のメタデータとの調整を行い,さらに,図書