行政が保有する公共データを活用した既存サービスの高度化と新たなユースケースの創出を目的とした「オープンデータ ユースケースコンテスト」の表彰式が、東京・有楽町の東京国際フォーラムで2月7日に開催された。 本イベントは経済産業省と総務省の主催によるもので、昨年11月に、大阪、東京、松江の3か所で開催されたアイデアソンの活動を、より具現化したアイデアやアプリ開発につなげていくことを目的としたもの。社会課題の解決と利用するデータを行政に直接問い合わせることが応募条件として設定され、なおかつ応募期間が約1ヶ月という短い時間にもかかわらず、実際に作成されたアプリを対象としたアプリケーション作成部門に30作品、データの取得が間に合わず開発に至らなかったアイデアを対象としたオープン化推進部門は18件という、主催者の想定を越える応募数が集まった。 表彰式に先駆けて行われた2つの講演では、オープンデータの利