肉に押され、年々消費が減っている魚。 「骨がある」「さばくのが面倒」そんな煩わしさが無くなるかもしれません。 市販化間近となっている「骨なし魚」の研究に迫りました。 ■日本の家庭に異変 魚の「骨」が苦手! 食卓には欠かせない食材「魚」。 しかし世界有数の魚消費国、日本の家庭に今”異変”が起きています。 【記者】「こんばんは。よろしくお願いします」 お邪魔したのは4人家族の長島家。この日の夕飯は今が旬の「秋刀魚」。 【長島家】「いただきます!」 脂がのってとっても美味しそうな秋刀魚ですが…長男の賛くんが何やら固まっています。 【母】「(骨を)とる?」 【賛くん】「うん」 サンマの骨を取ってあげるお母さん。 賛くんは魚の味は好きなんですが「骨」が大の苦手なんで、まさにこれが魚に起きている異変なんです。 ■若い世代の魚消費量 落ち込みが顕著 「骨をとるのが面倒だから」 農林水産省によると、魚介類