「都市論も、国語教育学も、とにかく外部へ開いていきたい」 大学院教育学研究科 修士課程 1年 谷頭 和希(たにがしら・かずき) チェーン店から都市を考えることをテーマに、ライターとして活躍している谷頭和希さん。7月にWebメディア『ゲンロンα』に掲載された「ドン.キホーテ論——あるいはドンペンという『不必要なペンギン』についての一考察」は、ディスカウントストアのドン.キホーテ店舗に飾られたペンギンのマスコットから人類学者・レヴィ=ストロースの理論へダイナミックに展開し、SNSなどでも話題を集めました。そんな谷頭さんは、大学院教育学研究科国語教育専攻に在籍しており、院生として研究活動にも熱心に取り組んでいます。都市批評から国語教育まで、幅広く活躍している谷頭さんを貫く問題意識やビジョンについて聞きました。 ※インタビューはオンラインで行いました。 ――ライターとしての活動や関心のあるテーマを