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まんが原画の保存に25年間、心血を注ぎ続ける美術館があった――ニッポンの漫画を文化遺産として残す為の“国内最高峰の原画収蔵システム”「マンガの蔵」に迫る
横手市増田まんが美術館の収蔵作家一覧。赤塚不二夫や、モンキー・パンチなど巨匠たちがその名を連ねて... 横手市増田まんが美術館の収蔵作家一覧。赤塚不二夫や、モンキー・パンチなど巨匠たちがその名を連ねている。 まんが美術館の公式サイトで確認できる「収蔵作家一覧」には、『東京タラレバ娘』『海月姫』などヒット作を連発する当世の流行作家、東村アキコのような人物から『釣りキチ三平』で知られる矢口高雄のような漫画界のレジェンドまで、総勢179名のそうそうたる名前が並んでいる。 なぜ、いち地方美術館が国家プロジェクトの旗手の役割を担っているのか? なぜ漫画界の巨匠たちは、この美術館に原画を預けているのか? 疑問を抱きつつ取材依頼を兼ねて美術館に問い合わせたところ、美術館は財団と横手市によって共同で運営されており、なんと原画保存プロジェクトの最前線でリーダーシップを発揮しているのは漫画家でも学芸員でもなく、2020年3月まで横手市まちづくり推進部に籍を置いていた元市役所職員とのことだった。 横手市増田まんが
2020/11/16 リンク