シリア北西部イドリブ県アリハで、ウクライナ向けの応急処置解説動画の撮影に臨む救助ボランティア団体「ホワイト・ヘルメット」のメンバー(2022年3月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】砲撃から逃れる方法や難民支援、化学兵器による攻撃への対応──ロシア軍が軍事介入し10年以上内戦が続くシリアで、戦いで得た知識や情報をウクライナ支援につなげる動きが広がっている。 動画:シリアの救助ボランティア団体、ウクライナ向け動画製作 救助ボランティア団体「ホワイト・ヘルメット(White Helmets)」(正式名称:シリア民間防衛隊、Syria Civil Defence)の代表、ラエド・サレハ(Raed al-Saleh)氏はAFPに対し、「私たちがシリアで経験してきたことを考えると、ウクライナの人々の痛みを最も理解できるのは私たちかもしれない」と語った。