K-POPや人気の韓国コスメなどに続いて、いま日本で広がりを見せているのが「K文学」。韓国の文学作品です。 去年、ノーベル文学賞にハン・ガン(韓江)さんが選ばれるなど、世界でも注目を集める韓国文学の魅力はどこにあるのか。なぜいま、日本で存在感が高まっているのか。 韓国の作家とも交流が深い芥川賞作家の平野啓一郎さんに話を聞きました。 (国際部 吉塚美然 / おはよう日本 磯貝砂和) 芥川賞作家 平野啓一郎さんに聞く 1999年、大学生だった23歳のときに『日蝕』で芥川賞を受賞した小説家の平野啓一郎さん。 韓国の作家たちと長年交流を続け、ノーベル文学賞を受賞するより以前に、ハン・ガンさんを自身が主宰する文学サークル「文学の森」の企画にオンラインで招いたこともありました。 ※以下、平野さんの話 Q 韓国とのつながり きっかけは? 「僕は1998年に小説家としてデビューしたんですけど、翌年の99年
