プロパガンダ合戦先鋭化 虚実交え憎悪あおる―ロシアのウクライナ侵攻 2022年03月10日07時08分 ロシアのプーチン大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事) ロシアのウクライナ軍事侵攻で、両国のプロパガンダ合戦が先鋭化している。ロシアが国営メディアやテレビを重視する旧来型の宣伝工作を行っているのに対し、ウクライナはインターネット交流サイト(SNS)を使って情報を拡散。虚実入り交じった情報で憎悪をかき立てる手法は、双方に深い禍根を残しそうだ。 <ウクライナ情勢 最新ニュース> プーチン大統領はウクライナのゼレンスキー政権をナチス・ドイツの流れをくむ「ネオナチ」と決め付け、ウクライナの「非ナチ化」を侵攻の目的に掲げている。そのためロシア国営テレビでは「ネオナチ」という言葉が飛び交い、著名俳優らが「ナチズムの遺物が(第2次世界大戦終結の)1945年以降も残っていた」と語り、
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