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![【独自】「保管は再審でプラスない」鹿児島県警が捜査書類の廃棄促す文書 元巡査長の流出資料に記載 | 西日本新聞me](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5bdbaca95529bf9a7a70848eb1f67674f3583a0f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nishinippon.co.jp%2Fuploads%2Fimage%2F1669367%2Fsns_IP240607JAA000480000.jpg)
「顎マスク」を注意した女性に「コロナみたいな顔してからに」と放言したとして、侮辱罪で、福岡区検が60代の会社経営の男性=長崎県佐世保市=を福岡簡裁に在宅起訴していたことが14日、関係者への取材で分かった。11月24日付。 起訴状などによると、男性は2月、福岡発那覇行きの航空機に搭乗した際、隣席の50代女性から、マスクを顎に掛けていることを注意され、侮辱したとされる。女性によると、3人掛けのシートに夫と座っていたところ、男性が鼻と口を出した状態で通路側の席に乗り込んできたため「マスクをしていただけませんか」と頼んだという。 女性は福岡空港署に侮辱の疑いで告訴し、署が5月に書類送検していた。捜査関係者によると、男性は捜査段階では容疑を否認していたという。女性は「私が丸顔なので『コロナウイルスに似ている』と言いたかったのではないか。忌み嫌われているコロナに例えられ、人格まで否定された気持ちだった
拡大 学校司書の配置増を求める国会決議に反対し「司書の仕事はAI(人工知能)にとって代わられる」(中央)などとした日本維新の会の文書 学校図書館で子どもの読書や学習を支える学校司書の配置増を求める国会決議案に、与野党で唯一、日本維新の会が「近い将来、司書の仕事は人工知能(AI)で代替可能になる」と反対し、臨時国会(9日閉会)への提出が見送られていたことが19日分かった。 2015年施行の改正学校図書館法で「努力義務」とされた学校司書の配置は全体の半数程度にとどまっている。このため「文字・活字文化推進機構」が働き掛け、衆参両院で全会派が了承した形での決議案提出を目指していた。 維新の浅田均政調会長は取材に「人件費増に直結する『司書の配置促進』は『改革』の名に値しない」と文書で回答した。
拡大 緊急事態宣言の拡大と期間延長を決め、記者会見する菅首相(左)。右は新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=17日夜、首相官邸 新型コロナウイルスの感染状況を評価する指標の見直しを巡り、政府と専門家の溝が深まっている。新規感染者数の比重を下げることで緊急事態宣言の常態化を避けたい政府に対し、見直しを議論する分科会メンバーからは「時期尚早だ」との声が上がる。全国で感染拡大に歯止めがかからず、首都圏では医療崩壊が目前。危機的状況への対応に集中したい専門家との間で温度差が際立つ。政府は宣言期限の9月12日までに結論を出したい考えだが、思惑通りに進むかは見通せない。 政府はこれまで宣言発令や解除の判断の際、病床使用率など複数の指標の中でも、直近1週間の10万人当たりの新規感染者数を重視してきた。 25人を超えれば宣言の目安となる「ステージ4(爆発的感染拡大)」だが、東京はいまや236人
拡大 国道3号の通行者に目立つよう、男性が設置した看板。男性は「知人以外からも、賛同する声が寄せられている」と話した(写真の一部を加工しています) 「メチル水銀中毒症へ 病名改正を求める!! 水俣市民の会」‐。水俣病の原因企業チッソの事業子会社JNC水俣製造所(水俣市)正門近くの私有地に、こんな看板が掲げられて2カ月が過ぎた。土地を所有する男性(72)が同志の十数人と会を結成し、通行者の目につくようにと3月、国道3号沿いにベニヤ板に書いて設置したという。「水俣病という名前のために市民は苦しめられてきた」と主張する男性。見るたびに私は複雑な気持ちになる。 水俣病の病名変更を求める運動の歴史は古い。「新水俣市史」や水俣病資料館が保管する市の資料などによると、水俣病の名称が使われ始めるのは公式確認から2年後の1958年ごろ。それまでは「奇病」などと呼ばれていた。 市議会では観光面での影響を懸念し
またも「前言撤回」に追い込まれた。7日、東京など4都府県に出していた緊急事態宣言の延長と、福岡、愛知両県への追加発出を決めた菅義偉首相。記者会見では、4月下旬の宣言発出時に掲げた「短期間集中」の看板取り下げを陳謝せざるを得なかった。これまでに訴えてきた新型コロナウイルス対策の決意は、見通しが甘く、短い間に破れてしまうケースが目につく=表参照。「軽い言葉」で果たして、国民とリスクコミュニケーションを取れるのか―。 午後7時に官邸で始まった会見。黒っぽいスーツにノーネクタイの首相は、「緊急事態宣言に愛知県、福岡県を追加し、31日まで延長する」と切り出した。これまでの宣言期間中、休業要請に応じた事業者や医療関係者に「心から感謝を申し上げる」と語り掛け、「引き続き負担をかける国民に深くおわびする」と3秒間、頭を下げた。 質疑では1問目に、宣言の期間を11日までの2週間余りとした当初の判断が妥当だっ
「早めに考えていかないと急激な増加を起こす」「大阪を想起させるような増加だ」-。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い4月16日に開かれた政府の基本的対処方針分科会で、福岡県の感染状況に専門家から強い危機感が示されていたことが、公開された議事録で分かった。まん延防止等重点措置の適用に向け「要件はそろっている」との見解も示されたが、政府が「県と連携を取りながら注視する」と受け流し、動かなかったことも判明した。 経済的な打撃を懸念する県の姿勢も重なり、県内の新規感染者数はその後も増加した。県は1日、重点措置の適用を政府に要請したが、専門家はこうした事態を2週間前から警告しており、助言を軽視して状況を悪化させた政治判断が問われそうだ。 4月16日の分科会は埼玉、千葉、神奈川、愛知4県を重点措置に追加適用することを了承した。30日公開された議事録によると、最初に福岡に言及したのは国立感染症研究所の脇田
2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から間もなく10年を迎える。立憲民主党の枝野幸男代表(56)は当時、菅直人政権の官房長官として危機対応に当たった。原発政策、行政のあり方…。未曽有の災害と政府の中枢で対峙(たいじ)した経験は現在、野党第1党の党首となった自身の考え方や政治姿勢にどう影響しているのか。枝野氏に単独インタビューした。(聞き手は川口安子) ◆「小さな政府」の誤り 《枝野氏は震災直後に官邸で危機対応を指揮するとともに、政府のスポークスマンとして1日に何度も記者会見し、国民に説明する役割を担った》 -当時を今、どう振り返りますか。 「被災者の皆さんも同じように答える気がするんですが、振り返る話じゃないんですよね。昔のことを振り返るみたいな意識はまったくない。11年3月11日から今まで現在進行形、という意識です」 -震災は、ご自身の考え方にどのような影響を及ぼしまし
福岡県上毛町は9月30日、インフルエンザ感染を防止するため、全住民に携帯型空間除菌カードを配布する独自策を発表した。新型コロナウイルス感染症との同時流行を抑制することが狙い。 事業名は「ウィズ ユー オールウェイズ(いつもあなたのそばに)」。町によると、カードから周囲1・5メートル程度でマイナスイオンが発生。身につけることで、空気中にある物質を吸い込むリスクを下げることができる。インフルエンザウイルスには効果が実証されているという。 町の人口は7576人(29日現在)。首から提げるストラップと一緒に、今月下旬に配布を予定しており、住民のほか、町内の医療、福祉施設などにも配る。 購入枚数は8千枚。町はカード購入代などを盛り込んだ3325万円を増額する本年度一般会計補正予算案を28日に専決処分した。 坪根秀介町長は「全町民がカードをいつもそばに置いておくことで、予防にもなるし、啓発にもつながる
またも任期途中の退陣を表明した安倍晋三首相。連続在職日数が史上最長となった24日に辞任の意向を固めたが、周囲は記者会見の直前まで必死に引き留めた。「休んでまた復帰すればいい」「短期間の入院なら誰も批判はしない」。首相は葛藤したが、新型コロナウイルスを巡る新たな対策を取りまとめたことで、「第1次政権時のような『投げ出し』批判を避けられる」と判断し、最長政権の幕引きを決めた。(東京支社取材班) 28日午後5時、官邸で開かれた記者会見。首相は秋以降の新型コロナ対策を説明した後、「私自身の健康問題を話したい」と切り出した。持病の潰瘍性大腸炎が再発したとして、「投薬の効果はあるが予断は許さない」「国民の負託に自信を持って応えられる状態にない」と語り、「職を辞することにする」と目を伏せた。 その約6時間半前。閣議を終えた首相は、自らの「後見役」である麻生太郎副総理兼財務相と官邸執務室で向き合っていた。
1945年8月9日の長崎市への原爆投下。一報は翌10日、1面に4段の見出しを立てて報じられた。1面トップはソ連の対日宣戦布告。新型爆弾投下の記事はその左下に配置され、「被害は僅少の見込み」との見立てが添えられたものだった。 その軍管区司令部発表に添えられた記事の見出しは〈欺騙(ぎへん)行動で不意打 新型爆弾に厳戒を要す〉。被害の大きさをにじませているが、一方で〈長崎市の暴爆は官民の適切な措置により被害を比較的僅少にとどめた〉とのくだりもある。 〈この新型爆弾は六日広島市に対して使用した物とほぼ同種類と判断される。敵は長崎市上空に現れるや同市上空付近を遠く迂回し、しかも高々度を以て不意打ち的な欺騙行動に出ている。(中略)世界人道の仮面に隠れた敵のあくなき残忍性を暴露したものである〉 新型爆弾とは何なのか。恐るべき物なのかそうではないのか。読者は混乱したに違いない。上記記事のそばには〈都市疎開
北九州市は1日、新たに16人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。入院患者1人の感染が確認されていた産業医科大病院(八幡西区)で医療スタッフ9人が感染し、市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。児童1人の感染が確認されていた葛原小(小倉南区)では感染者と同じクラスの10歳未満の女子児童の感染が確認された。16人のうち無症状者は少なくとも9人、感染経路不明は2人。同市の感染確認は10日連続で、同期間の感染者は計113人、クラスター発生は5カ所となった。 同病院には5月30日に感染が発表された戸畑区の40代女性が入院していた。9人は北九州市、中間市、遠賀郡在住の20~40代で女性5人、男性4人。このうち5人が無症状。 医療スタッフら10人が感染していた門司メディカルセンター(門司区)でも医療スタッフの40代女性の感染が確認され、計11人となった。葛原小の女児の登校状況などは
鹿児島県警は9日、鹿児島市西別府町の空き地付近で8日午前10時半ごろ、女子高校生が1人で登校中、白色マスクだけ着用した全裸の男を目撃したとして、メールで注意を喚起した。県警によると、男は20~30歳くらいで身長約170センチのやせ形。黒色の長髪だった。付近では今年1月にも同じような目撃情報があった。
新型コロナウイルスの拡大防止策について、2月29日に安倍首相が記者会見を行った。首相はプロンプターに映された原稿を読み上げるだけ。記者からの質問に対しても、事前に用意された原稿を読むばかり。しかも短時間で質問を打ち切り、ジャーナリストの江川紹子が「まだ質問があります」と声を上げる中、安倍首相は会見場を去って行った。 立岩陽一郎は官邸記者クラブの問題を指摘する(「新型コロナウイルス拡大防止の総理会見を茶番劇にした官邸と官邸記者クラブの愚」Yahooニュース、3月2日)。事前に質問事項が記者側から渡され、首相は答弁書を読むだけの記者会見は「記者と総理大臣が演じる一種の茶番劇」である。問題の核心は何か?「それは、記者会見が事実関係を問いただす場にならないということだ」。日本の記者は、権力の側から情報をとることに力を入れるため、権力の機嫌を損ねることを恐れる。この記者と権力の共犯関係の典型的な例が
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