残り物の食材で、パパッとカンタンにつくることができるチャーハン。主婦にとっても1人暮らしの人々にとっても、なんともうれしい料理なのだが、"上手くつくる"となると、少々難しいのがこのメニュー。専門店のように仕上げるには、それなりのテクニックが必要なのだ。 そこで、調理指導とレシピ考案をお願いしたのが東京・青山の中華料理店「Essence」のオーナーシェフ・薮崎友宏さん。同店は、化学調味料を使用せず、こだわりの食材でつくる料理の数々で人気を集めている。しかし、担当編集の「家庭でつくりやすいように、缶詰や瓶詰め食材をフル活用してください」というお願いも、嫌な顔ひとつせず快諾していただいた。 教えていただく料理人 「Essence」オーナーシェフ・薮崎友宏さん 横浜中華街の老舗「菜香新館」にて修業を開始。26歳で立川店の料理長に抜擢される。その後、広東省で家庭料理を学び、北京の大学で薬膳の研修を