Web2.0の技術やサービスを企業に導入するにはといったテーマで勉強会をしているという話は前に書いた。そのとき、どういうエリアで導入すべきなのかという問題がある。仕事の種類でどういった技術やサービスが適用できるかということである。 そこで、そうした業務の性格をながめてみた。3つのエリアというかステップがあるように思うのである。 その3つはつぎのような業務形態ではないかと思いいたった。 1) 個人の知的生産性に関するところ 2) グループで行うプロジェクト的業務に関するところ 3) ルーティン的な基幹業務プロセスに関するところ それぞれで求められる要件が違うように思う。 1)では、あくまで個人であるので個人がどれだけいい情報に早く到達できるかであろう。当然情報取得は人からもあるから、効率的なコミュニケーション能力というのも含まれる。 2)のところでは、ある設定された目的に対して、それぞれの役