Webサイトの担当になって、何かサイト改善をしなくては!と意気込んでみたものの、どの数字を見て、どのように施策に落としていくかを考えるのは意外と難しいもの。問題点を見つけるためにも、まずはサイトの現状を知ることが大切だ。サイトのゴールを見据えながら、「どこから」「どうやって」「どんなニーズで」サイトに来訪しているのかを解析ツールの数字を見ながら把握していこう。 著者プロフィール 小田 則子さん 2004年、(株)博報堂アイ・スタジオ入社。入社以来解析業務を担当。解析ツールの導入から設計、PDCAを回すためのデータの取りまとめなどを担当している。 サイトの現状を把握する 今回は、「ウェブ解析士」という資格制度を提供している「ウェブ解析士協会」のサイトを例に、現状分析を行いながら改善ポイントを見つけていく手順を紹介しよう。 ウェブ解析士協会 「ウェブ解析士」という資格についての説明、資格試験や