メンバーから主体的な行動を引き出すには、主体的行動の発揮に影響する心理的要因をいかに高めるかが重要です。心理的要因は、①目標共有、②心理的安全性、③チームへの愛着、④メンバー信頼、⑤チャレンジ精神、⑥仕事のやりがい、⑦プロセス重視、⑧顧客重視、⑨チーム貢献への自信の9つ。本稿では、心理的安全性、チームへの愛着、メンバー信頼の3つを高めるマネジメントについて解説します。 【関連記事】「指示待ち部下」がいない組織のリーダーが徹底している、シンプルな習慣 チームパフォーマンスを高める「心理的安全性」とは? ■Google社曰く、生産性の高いチームの共通点は「心理的安全性の高さ」 心理的安全性とは、チーム内で自分の意見や考えを偽りなく伝えられると感じる度合いです。「偽りなく」の部分が最も重要です。 特にメンバー支援行動(自分以外のメンバーの仕事がより良くなるために、出し惜しみせずに自ら支援や提案を