(2008年4月21日) シュミットインバータICを使った方形波の発振回路について実験しました。稲葉保ほか著「トラ技オリジナルNo.8 実験研究 発振回路⁄信号発生器 完璧マスター」(CQ出版社) という本を参考にしました。 シュミットインバータの特徴 インバータというのは入力レベルが反転して出力に現れるゲートICですが、これには普通のインバータのほかにシュミットトリガ・タイプのインバータというのがあります。シュミットインバータを用いるとインバータ1個だけで方形波の発振回路を作ることができます。上に、今回の実験で使用した普通のインバータIC・74HC04Pと、シュミットインバータIC・74HC14Pのピン接続図を掲げます。どちらも14ピンDIP型でピン接続も同じです。1個のICの中に6個のインバータが入っています。 図2は、普通のインバータとシュミットインバータの違いを調べる実験です。イン