セブン・イレブンがフランチャイズ(FC)の値引き販売を制限していた問題で、公取委が排除措置命令を出したが、これは単なる弁当の売れ残りの問題ではない。そもそも本部側が主張するように「対等の契約」であるなら、なぜコンビニの商品はすべて定価でしか売っていないのか。FCとの契約には定価販売の義務はないので、どんな商品を安売りしようとFCの自由なはずだ。さらに奇妙なのは、本部は何のために安売りを禁止するのかということだ。FCが本部に支払うロイヤルティは、 (売り上げ−仕入れ原価)×0.4〜0.5 だといわれるが、売れ残っても返品できないので、仕入れ原価は変わらない。売り上げには売れ残った弁当の代金も含まれるので、廃棄して0円になるより半値で売ったほうがロイヤルティも増える。したがって合理的に考えれば、本部が安売りを奨励して少しでも売り上げを増やしたほうがいいはずだ。では、なぜ安売り規制をするのか
(※tumbladdict、リリースされました!) 4月18日からtumblrを始めました。 ⇒ AppBank tumblr tumblrを始めて2日後になんとなく書いたエントリーが、なぜか注目を浴び華々しく(?)tumblrデビューを飾ったentrypostmanです。 Tumblr(タンブラー)のすすめ。初めてTumblrを利用する人へ、遊び方や使い方、おすすめtumblr紹介など。 tumblrを始めて20日間、tumblrにどれぐらいの時間を費やしたのか、何が変わったか、などをまとめて紹介したいと思います。このエントリーはリリースまじかの神tumblr iPhoneアプリ「tumbladdict」への布石です。 使っているツール PC編 ブラウザ:firefox ツール:tombloo アドオン:Greasemonkey Greasemonkey のスクリプト:AutoPager
どうもコンテンツプラットホームホルダーとコンテンツ屋さんとの関係をきちんと理解していないひとが多いようなのでちょっと書きます。 いいたいことは、自分で自分の戦う土俵をつくれないひとは、しょせん成功なんてできるわけがないってことです。 そしてコンテンツ屋はプラットホームホルダーと戦わなければならないのは必然だということです。 ぼくは、以前のエントリで、アップルは”神様”でもなければ”お上”でもないと書きましたが、shi3z氏のエントリによるとやっぱり”お上”だそうです。 JRAに勝とうと思って馬券を買う人は居ないだろう。 つまり、胴元に勝つことを前提に戦略を組み立てることはできない。 しかし、JRAがルールを変更するとしたら、それは大きな影響がある。 そしてAppleが胴元だとしたら、胴元の気に入るようなものを作るしかない。 与えられた土俵の中での最適解を見つけるなんてゲームは、ある程度の頭
私が愛読してるブログのid:kawangoさんが下記のようなタイトルで記事を書いてくれました。 コンテンツプラットホームとしてのiPhoneの設計は間違っている – はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記 儲かり続けるトッププレイヤーが生まれないからiPhoneだめな市場だ。てんでだめだ。ナンセンスだ!という話です。 氏が書いた「いいたいことからおさらい。」の一つ一つを確認しつつ思うことを書かせていただきます。 追記:shi3z氏も書いてた! iPhoneとiモードのプラットフォームとしての未成熟さ、または「儲からないからチャンスがある」という考え方 – Keep Crazy;shi3zの日記 ・ コンテンツプラットホームではヒットコンテンツが十分にもうからないとダメ。 ロングヒットするタイトルはあるし、日曜プロジェクトで売れたというタイトルもたくさんありました。売れるタイトルは数売
あ、また、説教エントリフラグの立つようなタイトルをつけてしまったぜ。 人間40を過ぎると説教が好きになってこまります。 ああ、病めるひと、健やかなひと、肌が黒かったり白かったり黄ばんでいたりするすべてのリア充と非モテたちよ。世界中のあらゆるひとたちにわたしの説教をとどけたい! はてブのコメントをみていて思うのは、世の中のひとのすべての発言をポジショントークでのみ理解しようとするひとの多さです。ポジショントークなんて人間の発言のしかたを決めるさまざまな要素のひとつでしかないのに、ポジショントークで考えると、すべてのひとの発言が理解できるというポジショントーク万能主義がはびこっていることにぼくは絶望します。 ぼくが思うポジショントーク万能主義の落とし穴を4つにまとめてみました。 ・ 相手がポジショントークをするメリットの大きさをきちんと考えたほうがいい。 ・ 相手が正しいポジショントークをでき
ぼくのブログはやりがいを保てるように(モチベーションを維持できるように)それなりに戦略を立てて書き進めているのだけれど、突発的なできごとというのはいつでも起こって、なかなか計画通りに進むということはない。それでも、そうだからといって困ったり慌てたりすることもなくて、むしろ突発的なできごとに臨機応変に対応していくというのが、ぼくとしては面白かったりする。それがブログを書くことの醍醐味であるし、あるいは人生そのものの楽しみかも知れない。だから、ぼくのブログについての進め方というのは、一応はロードマップを描いているのだけれど、そこは余白だらけなのである。余白を多くして、突発的なできごとにも対応できるようにしているのだ。id:Hashさんやid:iNutさんやid:kawangoさんと会うことになったのも、突発的なできごとだった。ロードマップには全然描かれていないことだったけれども、しかしそれは、
ネタバレなどはありませんので、安心してお読みください。 あっという間に100万部を突破した村上春樹の「1Q84」。 その舞台は当然1984年なわけですが、 1984年ってどんな年だっけ?と思い出そうとしても 曖昧でなんとなくしか思い出せません。 というわけで、何があって、何がなくって、何が流行ってて、 1984がどんな年だったのかをざっくりとまとめてみました。 バブルへ向かう80年代前半 ドラえもんとかガンダムとか金八先生とかが放送され、 ジョンレノンが殺された1980年。 ひょうきん族が始まり、千代の富士が横綱になり、 寺尾聰の「ルビーの指環」がヒットした1981年。 ホテルニュージャパン火災、ジェット機逆噴射と 大きな事故がつづいた1982年。 東京ディズニーランドがオープンし、ファミコンが発売、 大韓航空機が撃墜され、三宅島が大噴火した1983年。 石油ショックから立ち直りながら、
今朝方、改めて外資の皆さんとやり取りをして、自分でも上場企業全社から条件付けでスクリーニングしてみて思ったのだが、結構むつかしい情勢なのだなあ。 ・ 規模がある程度あって、業務内容に将来性のある会社が、大手の資本系列に入れてもらえない(←15:45 訂正) ・ すでに大手の資本系列に入っていて、規模がある程度ある会社は、業態に将来性がない ・ すでに大手の資本系列に入っていて、業務内容に将来性がある会社は、伸び悩んでいて規模が小さい 最近、エコ関連のベンチャーの資料を読む機会が増えているのだけど、正直言うと、何を基準に判断すればいいのか良く分からない。 だから、官公庁関連や大企業からのエコ発注が主たる売上になり、彼らが発注先としてそのような企業を選択するのには、何らかのコネか、どこぞ大手の資本参加があって信用があることが条件になるのかしらねえ。よほど効率がいいか、安いかという純然たる企業競
ついさっき、経済関連の記事を一本脱稿… 字幅の問題で落とした部分があって、こっちを本論にすべきか悩んだ挙句に無難にまとめてしまった反省をブログにぶつける。 ○ アメリカ編 ガイトナー「俺ちゃんは厳格なストレステスト実施要請をする!」 先日、中国に逝って「中国の保有する米国債は安全」と言い放ち、聴衆の中国人学生に爆笑されたり、恩師の顔を忘れたんじゃないのぐらいの勢いで留学時代のことを揶揄されるなど、威信が下がりっぱなしのガイトナーさんが、この前こんなことを言っていまして。 事前に言うなら別にいいんですけどね。大本営発表なので。でも、明らかに手心入ってるテストの事後に、それはないだろうという話で。だから「金融規制法案の規制改革の実施で、アメリカが世界の金融規制のリード役を担う」とか言っちゃうわけです。変なストレステストのお陰で、いきなり財務健全判定出された面白投資銀行が国からの借入金を全額返済
昨日のエントリが“小室哲哉を含むホットエントリ”にリストされてて驚いた。 「含んでないじゃん、んなもん」と思って。 でも“関連エントリ”のところにもちゃんと他の方が書かれた小室関係の記事やエントリが並んでる。 なんで? 読んだ人が“ああ、Kっていうのは小室のことだ”とわかるのは当然だ。でも“はてな”のシステムが(まさか手動じゃあるまいし)、あれが小室のことだとわかるのはなぜ? 理由は・・・多くのブックマーカーの方が“小室哲哉というタグ”をつけたから、だよね。 つまり、そのエントリが“いったい何についてのエントリなのか?”というのは、書き手が決められることではない、ってこと。ちきりんが何について書こうが、タグが小室なら、“はてな”システムはあのエントリを“小室についてのカテゴリ−”と認識するわけ。 言われてみればそりゃーそーだ。ちきりんが“これはすごい!”と思ってもブックマーカーさんが“これ
どんなにステーキが大好きな人でも、 毎日、朝昼晩、ステーキだけを強制的に食べさせられ続けたら、 だんだん苦痛になってくる。 本当にステーキが好きな人なら、最初の1ヶ月くらいは毎食ステーキだけでも天国かも知れないが、 それが半年もつづけば、もはやステーキを見るだけでウンザリするだろう。 プログラミングが好きでプログラマーになってしまった人は、 これと同じ種類の拷問にかけられる。 どんなにプログラミングが好きな人でも、毎日休まずプログラムを書き続けないと 生活できないとなると、それはだんだん苦痛になってくる。 好きなことを仕事にして生きていく、というのは、本質的にそういうことなのだ。 そもそも、人は、その瞬間、瞬間で、いろんなことに興味をもち、 いろんなことをやりたくなる、自由で軽やかに発散していく欲望を持っている。 どんなにプログラミングが好きな人でも、 朝起きて、今日は空が青くて気持ちいい
2005 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 2011 | 0
先週は各地で釣り堀日和であったようで、読みきれないほど各地で釣り三昧だったみたいです。 梅田望夫にオープンソースを語るなとガツンと申し上げたい http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20090618/1245292543 今回取り上げるのは、ひがやすを氏の労作。dankogaiやKNN神田まで出没する百鬼夜行の釣り堀案内は以下まとめエントリー参照。 梅田望夫オープンソース騒動まとめメモ http://d.hatena.ne.jp/yappo/20090618/1245299768 コトの発端はこちら参照だが、言葉尻は多少強いものの、概念の違いやOSSに対する関わり方、知識のあり様、知らない人への対応といった、事案の説明という点では満点に近い内容で面白く、必読です。 梅田望夫さんはオープンソースを不当に貶めている / M. Mochio Umeda injustem
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く