鹿島アントラーズ・テクニカルスタッフ、小杉光正氏に聞く(後編) 前編を読む>> クラブW杯で決勝に進出。レアル・マドリードと対戦した鹿島は、前半9分、ベンゼマに先制ゴールを許した。だが、ほどなくしてベテラン小笠原満男がミドルシュートを放つと、試合は一方的な内容ではなくなっていった。 「この大会で鹿島の選手の対応力が大きくアップした」と、鹿島アントラーズで分析を担当するテクニカルスタッフの小杉光正氏は回想する。 クラブW杯決勝でレアル・マドリードを追い詰めた鹿島アントラーズ レアル・マドリードの分析は、準決勝で勝つことを前提に、その前から行なわれていたという。 「30何試合負けなしで乗り込んできたレアル・マドリードでしたが、よくよく見ると、点を取られている試合はそれなりにあって、その失点シーンに目を向けると、意外にも同じような取られ方をしていることが多かった。点は奪われるかもしれないけれど、
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