ブックマーク / number.bunshun.jp (13)

  • 日本ではナーゲルスマンのような指導者は生まれにくい? 中村憲剛が語る“指導者ライセンス制度の課題”とは「人材のリソース全体を…」(中村憲剛+戸塚啓)

    「監督になるために、JFAの指導者ライセンスは当に必要なのか?」――田圭佑の提言をきっかけに、こんなテーマが識者やサッカーファンの間でさかんに議論されている。昨年A級ライセンスを取得した中村憲剛氏は、Number Webの取材に対して、実体験をベースに講習の意義と必要性を強調した。 インタビュー後編では、「取得に時間がかかる」「内容が画一的では?」といった制度上の課題について、自身の見解を率直に語ってもらった。(全2回の2回目/前編へ) ◆◆◆ 現行の制度では若い指導者が登場しにくい 日のライセンス制度では、現役を引退した選手がすぐにJリーグの監督になることはできない。現役でプレーしている選手は、B級ライセンスまでしか取ることができないからだ。 かつてB級保持者がA級ライセンス講習会を受講するには、1年以上の指導実績が必要だった。しかし現在は、B級講習会で優秀な成績を収め、なおかつ国

    日本ではナーゲルスマンのような指導者は生まれにくい? 中村憲剛が語る“指導者ライセンス制度の課題”とは「人材のリソース全体を…」(中村憲剛+戸塚啓)
    imatac
    imatac 2023/02/13
    引退後すぐに監督になって実績出してる人なんてほとんどいない。ナーゲルスマンだってホッフェンハイムの監督になるまでに7年の下積みがあるわけで。無意味な議論だと思う。
  • 415kmレースのクレイジーなウラ側…“日本最速ランナー”土井陵は何を食べている?「カップラーメンもスイーツも食べない」「主食は柿の種です」(千葉弓子)

    一過酷と言われる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」。富山県魚津の日海から日アルプスを縦断し、静岡市大浜海岸の太平洋に至る約415km(累積標高差約27,000m)の距離を、制限時間8日間で駆け抜けるエクストリームなレースだ。 今年の夏、そのTJARで「4日17時間33分」という大会新記録で初優勝したのが土井陵(たかし)だ。剱岳や薬師岳を縦走する北アルプスを1日で越え、中央アルプスも1日で通過、多くの選手が歩きを織り交ぜるロード区間もほとんど走っていた。しばらくは更新されないと考えられていた「4日23時間52分」(望月将悟/2016年)という大会記録を6時間も縮めたのだ。 その背景には、走力や山の経験値といったベースに加え、綿密な料計画や睡眠の取り方があるようだった。自らを「ミニマリスト」と語る土井のスタート時の装備は水分を除いてわずか3.5kg。他の選手

    415kmレースのクレイジーなウラ側…“日本最速ランナー”土井陵は何を食べている?「カップラーメンもスイーツも食べない」「主食は柿の種です」(千葉弓子)
    imatac
    imatac 2022/11/05
    規格外にすごい。中央アルプス全山縦走+前後のロード含めて2200kcalで済ませているってところだけ切り取っても意味不明。凡人なら小柄な人でもいわゆるシャリバテになるよ。
  • 日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち(中野遼太郎)

    「いや、お前が言うなよ」 これは、僕が海外生活において脳内で発したランキング、堂々1位のセリフです。自分の実力、過去の言動、現在置かれた立場、すべてを棚に上げて平気な顔で意見を言ってくる西洋や南米、アフリカの人たちに対しての第一感であり、「いやいやいや、お前が言うなよ」が第2位であることを考えても、その突出具合は際立っています。 「自分のことは棚に上げる」どころか、あげた棚ごと鍵をかけて窓から放り投げ、割った窓を背景に腕を組んで仁王立ちしているくらいの整合性の取り方の時もあり、僕は困惑や怒りを通り越して尊敬の眼差しを送ることになります。どの口が言うんだよ、よりも先に、反射とも取れるような速度で心の中にある意見を口から表出できることへの羨ましさを感じるのです。 それってこどもの特権じゃないの?と思いつつ、その意見が(僕にとっては)どんなにピントが外れたものでも、目を見て、素早く、堂々と言われ

    日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち(中野遼太郎)
    imatac
    imatac 2021/12/31
    欧州の地元チームでサッカーしてたことがあるのですごく共感する。日本人は部活とかでサッカーやってる人とそうでない人の間に断絶があるけど、むこうは下手でもみんな楽しんでゴールを目指す。
  • 「10回やったら3回は勝てる」5部のクラブが天皇杯でJ1広島に快勝…サッカー未経験の分析官が語る“おこしやすの奇跡”の裏側(澤田将太)

    2021年、日サッカー界最大のジャイアントキリングは、天皇杯2回戦で起きた“おこしやすの奇跡”だった。関西1部リーグ所属のおこしやす京都ACが、J1の強豪サンフレッチェ広島を5対1で破ったのだ。その舞台裏には、「まともにボールを蹴ったことがない」と語るサッカー未経験の分析官がいた。(全2回の1回目/後編へ) 学生時代、部活に所属していなかった“サッカー店長”こと龍岡歩は、サッカーを見ることに多くの時間を費やした。高校卒業後は、9年間の海外放浪を経てサッカーショップに就職。並行して書いていた戦術ブログが関係者の目に留まり、サッカー素人でありながらJ3の藤枝MYFCに分析官として加入することなる。その後、おこしやす京都ACに活躍の場を移した龍岡は、先述したジャイアントキリングの当事者となった。 「試合前に『この試合勝てるよ』って言ったら、チームのみんなに笑われました(笑)。監督ですら10回に

    「10回やったら3回は勝てる」5部のクラブが天皇杯でJ1広島に快勝…サッカー未経験の分析官が語る“おこしやすの奇跡”の裏側(澤田将太)
    imatac
    imatac 2021/12/23
    S級って元プロじゃなくても取れるよね?元プロが優遇されてはいるけど。あと分析官が行き着く先が監督というのも、分析官という仕事の軽視。この人は監督としてのライセンスなくても分析官として最高の仕事してる。
  • 「デートに2000円の時計でいきました」イマドキの若手サッカー選手は高級車や時計に興味がない? “海外組”22歳FW原大智に聞く(木崎伸也)

    かつてプロサッカー選手といえば、ラグジュアリーな高級時計を腕に巻き、ハイスペックな高級車に乗っている印象があっただろう。 たとえば2012年、田圭佑が真っ赤なフェラーリに乗ってガガミラノの原宿店を訪れたことがあった。これは話題作りを狙ったプロモーションだが、「サッカー選手=高級時計×高級車」というイメージがあるからこそ成り立つ演出だ。 アメリカでは、1990年代後半から2015年頃までに生まれた若者を「Z世代」と呼ぶ。SNSが当たり前のデジタルネイティブ世代で、価値観が変わってきていると言われている。はたして日サッカーの「Z世代」は、これまでの選手と同じように高級時計や高級車に興味があるのだろうか?

    「デートに2000円の時計でいきました」イマドキの若手サッカー選手は高級車や時計に興味がない? “海外組”22歳FW原大智に聞く(木崎伸也)
    imatac
    imatac 2021/05/24
    おもしろい感覚を持った選手だなと思いながら前編も後編も読んだ。異色のキャリアだけどまだまだ若い。ぜひ着実にステップアップしていってほしい。
  • ブンデス再開、無観客の実況をして。倉敷保雄が語るJリーグ中継の難しさ。(いとうやまね)

    欧州で、他の主要リーグに先駆けて、5月16日(土)に再開を果たしたドイツのブンデスリーガ。日でもスカパー!がCSとBSで生中継を実施した。その実況を担当したフリーアナウンサー、倉敷保雄氏にお話を伺った。 インタビューは、ブンデスリーガ第26節ドルトムント対シャルケの「レヴィア・ダービー」後の5月18日にオンラインで実施した。 コロナ禍における中継には、モニター越しに映し出される無観客のスタンド以外にも、様々な規制や勝手の違いがあったという。 ――約2カ月ぶりに行われたブンデスリーガの中継でした。解説者は水沼貴史さんでしたね。実況の現場では、どのような新型コロナの影響がありましたか? 「ドルトムント対シャルケのダービー中継は、もともと中断前にオファーされていたカードでした。当初解説は名波浩さんでしたが、名波さんは現在、静岡のテレビ局で仕事をされており、コロナウイルスの問題を考えれば東京に移

    ブンデス再開、無観客の実況をして。倉敷保雄が語るJリーグ中継の難しさ。(いとうやまね)
    imatac
    imatac 2020/05/23
    過剰な演出をしない倉敷さんの実況は無観客試合で生きていた気がする。興奮しながら見るのではなくダラダラと酒でも飲みながら見る感じ。これはこれで悪くないと思った。
  • オシムがコパで驚き、賞賛した選手は?「日本は適切な進化の過程にいる」(田村修一)

    コパ・アメリカの3試合にすべてフル出場したDF冨安健洋。「ボールを扱えるし空中戦も強い」とオシムも期待を寄せる。 イビチャ・オシムに日対エクアドル戦の話を聞いたのは、試合の翌々日だった。初戦のチリ戦は見たが、日が引き分けたウルグアイ戦は見ることができなかったオシムは、やはり引き分けに終わり準々決勝進出を逃したエクアドル戦を高く評価している。いったいオシムは、エクアドル戦に何を見たのか。コパ・アメリカでオシムが見出した日の真実とは何であったのか。オシムが語った。 16番は期待以上の優れた逸材だ。 ――元気ですか? 「ああ、君はどうだ?」 ――元気ですが、パリはすごく暑いです。 「この季節に雪は降らないからな(笑)。女子の試合(ワールドカップ・ラウンド16の日対オランダ戦。ちなみにオシムは日対イングランド戦はテレビで見ている)は見られなかったが、男子の試合(日対エクアドル戦)は見た

    オシムがコパで驚き、賞賛した選手は?「日本は適切な進化の過程にいる」(田村修一)
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    imatac 2019/07/06
    オシムかわいい
  • 体重2.8kg減、ザック重量5.1kg減。TJAR「無補給」の末に見えたもの。(千葉弓子)

    「なにもかもが違っていたんです」 過酷な山岳レースを終え、十分な睡眠をとってもなお、ぎこちなく軋む体を椅子に沈めながら、望月将悟はそう話し始めた。 富山湾から日アルプスを経て、静岡市大浜海岸にいたる約415kmの道のりを、自らの足だけで踏破する『トランスジャパンアルプスレース』。日一過酷な山岳レースといわれるこの大会で、4連覇中だった望月将悟は今年「無補給」という新たなルールを自らに課した。 ルールで認められている山小屋や麓のコンビニ、自動販売機などでの飲物の購入を一切断ち、スタートからすべての荷物を背負って進むという、前代未聞の挑戦だ。 結果は、完走タイム6日16時間07分、7位。自身の持つ大会記録(4日23時間52分)には及ばないものの、見事にゴールを果たした。 望月に今回のレースを振り返ってもらうと、こんな言葉が返ってきた。 「走りはじめてすぐに、こんなはずじゃなかったと思いま

    体重2.8kg減、ザック重量5.1kg減。TJAR「無補給」の末に見えたもの。(千葉弓子)
    imatac
    imatac 2018/08/27
    これは本当にすごい。インタビュー内容に引き込まれた。壮絶なドラマだ。
  • 中田英寿が語った代表監督交代劇。「僕が考える日本らしいサッカーとは」(鈴木忠平)

    第2期を迎えたNumber Sports Business College、その最初の講師は中田英寿氏だ。サッカー日本代表を初めてのワールドカップ出場に導き、イタリア・セリエAで優勝も経験したが、引退後はサッカーの現場から離れている。現役時代から独自の道を行くカリスマがビジネスをどう語るか。固唾を呑む受講者に、冒頭から中田氏らしい言葉で答えた。 「今でもビジネスには一切、興味ないです。自分が面白いと思うことをやるために環境を整えないといけない。ビジネスもその一部なんです。サッカーをやっていた時も走るのが嫌いだったけど、走らなければ勝てないし、走れれば有利になる。ビジネスもそれと同じなんです」 引退後は多くの選手が指導者を目指すが、中田氏はプレーすることと、指導者になることは別だと考えた。そこに人生観が表れている。 「僕はずっと好きなことをやってきた人生なんです。自分が好きじゃないことは1つ

    中田英寿が語った代表監督交代劇。「僕が考える日本らしいサッカーとは」(鈴木忠平)
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    imatac 2018/04/14
    ヒデはブレないねえ。かっこいい。
  • ドイツで食事改善ブームが過熱気味。レバンドフスキが牛乳をやめた理由。(木崎伸也)

    「イタリア人の栄養士が事を改善してくれた。それ以来、ジャガイモ、トマト、ナス、精白小麦、牛乳、パンを口にしなくなった」 クラウディオ・ピサロ(ブレーメン) ドイツサッカー界では「事改善」が大ブームになっている――ということは昨年12月の連載で紹介した。正しい事が体の切れを増し、ケガの予防にもつながる。もはや事は“練習”の一部と捉えられるようになった。 ただし、選手はロボットではない。こういうストイックな取り組みを選手はどう感じているのだろう。 今季からアイントラハト・フランクフルトは事改善に力を入れ始め、乳製品を出すのをやめた(代わりに使うのは、アーモンドミルクやオート麦ミルク)。小麦を排除し、ライ麦、ソバ、スペルト小麦(古代穀物)を選んでいる。 長谷部誠が語るザックジャパンでの事。 フランクフルトの冬合宿を訪れた際に長谷部誠に感想を求めると、キャプテンらしい答えが返ってきた

    ドイツで食事改善ブームが過熱気味。レバンドフスキが牛乳をやめた理由。(木崎伸也)
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    imatac 2016/02/23
    へー。おもしろい。
  • 藤田俊哉、オランダで監督を目指す。日本との大きな差はキックの質とGK?(西川結城)

    藤田俊哉が所属するVVVフェンロは、田圭佑や吉田麻也、大津祐樹など多くの日人選手が所属したクラブでもある。 オランダ・フェンロ市内から高速道路に乗ると、10分もしない内にドイツ国境を跨ぐことになる。ある日の夕方、藤田俊哉はドイツのゲルゼンキルヘンに向かっていた。チャンピオンズリーグ(以下CL)ラウンド16、シャルケ対レアル・マドリーを観戦するためだった。 この日は、スタンドの観客席から試合を見守った。現在、オランダ2部のVVVでコーチを務めながら、帰国した際にはテレビ日本代表戦などを解説することもある。 指導者と識者。 この2つの視点を同時に併せ持っているサッカー人は、実は稀有な存在のように思える。ある時は関係者席から試合を見つめ、またある時は解説・取材者としてスタジアムのバックヤードに姿を現す。そして、この日のように純粋な観戦者として振る舞うこともある。 藤田は今、欧州でサッカー

    藤田俊哉、オランダで監督を目指す。日本との大きな差はキックの質とGK?(西川結城)
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    imatac 2015/03/13
    いつかはユトレヒトの監督にでもなってほしい。それにしても語っている内容が非常に興味深い。
  • レアルとアヤックスの「顧客」は誰か?利益モデルが企業を特徴づける。(葛山智子)

    1992年にアヤックスの下部組織に入団したスナイデルは、2012年にトップチームデビュー。5シーズン在籍しゴールを量産した。2007年にレアルへ移籍。2009年にインテルへ移籍後はセリエA5連覇、イタリア史上初の3冠達成に貢献している。 2011-12チャンピオンズリーグ。レアル・マドリーと昨年の覇者バルセロナが準決勝で姿を消し、バイエルンとチェルシーの決勝となった。 予想外のカードながらも、どちらが欧州王者の座につくかを注目している読者も多いことであろう。あるいは、バルセロナの名将、グアルディオラ監督の退団表明を受けて、来季に思いをはせるファンもいることだろう。 それと同時に、世界でもっとも豊かなスポーツクラブであるレアルをビジネスの側面から考えることも興味深い試みではないだろうか。 筆者はアメリカのオハイオ大学経営大学院でスポーツビジネスを学び、現在グロービス経営大学院でマーケティング

    レアルとアヤックスの「顧客」は誰か?利益モデルが企業を特徴づける。(葛山智子)
  • アヤックス 4-3-3の呪縛。 <前編>(熊崎敬)

    3連覇を含め過去4度のCL制覇を誇るオランダの強豪が、 欧州サッカーの表舞台から姿を消して久しい。 名門クラブの現状を求め、アムステルダムの地を訪ねた。 4月12日、アムステルダム郊外のビジネス街の中に聳え立つアレナは、歓喜の瞬間を7度も迎えた。7対0という大差で、アヤックスがビレムⅡを退けたのだ。 ゴールラッシュの幕が開けたのは、試合開始から、わずか1分39秒後のこと。ウルグアイ人のスアレスとアルゼンチン人のツビタニッチの南米コンビが、あっさりと相手守備陣を攻略してしまった。 いきなりの失点に浮き足立ったビレムⅡに、アヤックスは追い討ちをかける。10分、20分と立て続けにヘッドを決め、リードを広げる。勝敗の興味は消え失せてしまった。 オランダサッカーは芸術でなくてはならない。 ちなみに3点目は、アヤックス独自の空間認識を感じさせた。 ゴールへのきっかけとなったのは、最後尾から中盤への縦パ

    アヤックス 4-3-3の呪縛。 <前編>(熊崎敬)
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    imatac 2012/02/03
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