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ブックマーク / preudhomme.blog108.fc2.com (3)

  • ぷろどおむ えあらいん 例の「あれ」について

    ツイッターの方でも週末に少し書いていたのですが、残念ながら流れていた画像が物だったと言うことで,もうちょっと長く書くことにして,久々にエントリとして起こしてみました。もちろん話題は、今沸騰中の例の「あれ」です。「あれ」絡みでいろいろ聞こえてきた話についてちょっと思ったことを、思いつくがままに列挙してみます。 1)「鼻血が出たという事実を無視するのか」という批判について おそらく、まっとうに批判したり呆れたりしている人の中で、「鼻血が出た」という事実を不認定している人は皆無だと思います。ただ、事故前よりも「有意に高い頻度」で鼻血を出すようになった人が、福島県に「有意な割合で存在する」のかどうかという点が全く明らかになっていないというか、それ以前にそんなデータはどこにもないわけです。 鼻血がでるという症状が高レベルの放射線を被曝した際に生じるのは事実です。ですが、鼻血なんて言うものの原因はそ

    inakashoge
    inakashoge 2014/05/14
    “「放射線によるラジカルが原因」という説について”
  • ぷろどおむ えあらいん 放射性セシウムによる稲わら汚染はどのくらい怖いのか

    ご無沙汰しております。前回書いたペトカウ効果の話はそれなりにご好評をいただけたようで,当にありがとうございます。ただ,ペトカウ効果については今でもかなりの誤解がどんどん広まっているようなのが非常に残念です。 ペトカウ氏自身の研究結果は,残念ながら「ノーベル賞級の発見」ではありませんが,前回のエントリにも書いたように非常に誠実な科学的にも十分頷ける成果であり,きちんとした査読のある論文誌に掲載された立派なものです。ですから,彼が「狂人扱いされた」などという事実もありません。 また,先日の論文で照射された線量は,現在首都圏で話題になっている線量よりもはるかに高いレベルのものであり,100歩譲って原子力関連施設などで作業している作業員が何らかの被曝事故に遭った場合や,放射線治療を受けている患者さんに適用することは可能かもしれませんが,その1/1000以下の線量率しかない状況に当てはめられるかど

  • ぷろどおむ えあらいん 「ペトカウ効果」は低線量被曝が健康に大きな影響を与える根拠となるのか?

    (2011.6.17 一部加筆修正しました) まただいぶ間が開いてしまいましたが,今回のテーマは表題の通り「ペトカウ効果」です。 きっかけはtutujiさんにいただいたコメント中にあった「ぶらぶら病」というキーワードが気になったからです。 ぶらぶら病の詳細については,私自身もGoogleで引っかかってくるレベルの知識しかありませんので詳細についてはコメントしませんが,その根拠として「ペトカウ効果」や「ペトカウ実験」などのキーワードが必ず出てきたので調べてみる気になったと言うことです。 さて,このペトカウ氏(A. Petkau)ですが「医師」であるという紹介もされているようですが,正式の所属(少なくともこの研究をした当時の)は論文では「Medical Biophysics Branch, Whiteshell Nuclear Research Establishment, Atomic En

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