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2012年6月26日のブックマーク (2件)

  • 「UNIXをC++で分散OSに書き直せ」、幻に消えたBill Joyの野望とは - ITジャーナリスト星暁雄の"情報論"ノート

    UNIXの歴史にはある大きな転換点があり、そこには「もう一つの未来」の可能性が開けていました。この転換期に起こった出来事は「UNIX戦争」として知られていますが、その背景に「UNIXをC++で分散OSに書き直す」という野心的な計画があったことは、今ではほとんど語られることはありません。 私は、この一連の出来事の時期に、『日経エレクトロニクス』の記者としてUNIXの動向を追っていました。当時の出来事の概要を、取材者の視点から書き記しておきたいと思います。多くの読者にとって初耳の情報も含まれていると思います。 一連の出来事の発端は1987年に発表された、Sun、AT&T、Microsoftによる統合UNIXの発表です。この発表の前夜がどういう時代だったか、という話がまず必要でしょう。 統合前夜 1980年代後半は、コンピュータの歴史でも重要な時期でした。この時期、32ビット・マイクロプロセッサ

    「UNIXをC++で分散OSに書き直せ」、幻に消えたBill Joyの野望とは - ITジャーナリスト星暁雄の"情報論"ノート
  • JAEA、核融合炉の燃料生産に必要な「ベリライド」の量産化技術の開発に成功

    原子力研究開発機構(JAEA)は、欧州と進める幅広いアプローチ(BA)活動において、核融合炉の燃料を効率よく生産するために必要な材料として高温で安定なベリリウム金属間化合物「ベリライド」を量産化できる新たな合成技術を確立し、これを用いて核融合炉で使用可能なベリライドの微小球を製造することに成功したと発表した。 成果は、JAEA 核融合研究開発部門 ブランケット照射開発グループの中道勝グループリーダーらの研究グループによるもの。今回の成果については特許申請中であり、6月28日から神戸で開催される第9回核融合エネルギー連合講演会で発表予定だ。 核融合炉燃料のトリチウムは、核融合反応で生じる中性子をリチウムにあてて生産する(画像1・上)。この時、より効率よく燃料を生産するために中性子の数を増やす中性子増倍材が不可欠だ。 これまでの候補材である金属ベリリウム(Be)は、600℃以上の高温で体積

    JAEA、核融合炉の燃料生産に必要な「ベリライド」の量産化技術の開発に成功