映画監督、プロデューサー、撮影監督など、裏方のスタッフたちの仕事ぶりをフィルモグラフィ付きで畏敬の念を込めて紹介していくコーナーです。 日本語順に全件表示 アルファベット順に全件表示 あ か さ た な は ま や ら わ
久しぶりに新しめの映画のレビューを。この半年位に公開されたかDVDリリースしたものです。まずは,大変よかった映画から。 「バベル」 この監督(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ氏)と脚本(ギジェルモ・アリアガ氏)の組み合わせは以前から注目していますが,複数の一見関わりのない人々の運命が,一つの事故を通して結集するというストーリーラインは,「アモーレス・ペロス」(1999年),「21グラム」(2003年),「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(2005年)からの流れを組み,アモーレスのメキシコ,21のアメリカ,メルキアデスの米墨国境から,今回の世界的スケールへと発展していきます。同時に,自分とは違った立場の人々を,どこまで理解し,それぞれが抱える問題に,思いやりを感じることができるかというテーマは変わっていません。 冷めた関係,疎外感,孤独,愚かな行為。例えば,聴覚障害を持つ自暴自
基本的に新しい映画を観ることにしています。もちろん,古い映画だって,私にとって新しければOK。 今好きな映画を選ぶとしたら,躊躇なく,クシシュトフ・キエシロフスキー監督の作品から数点選ぶでしょう。まずは,「デカローグ」(1988年)。そして,「アマチュア」(1979年)と「偶然」(1982年)。今の私の原点にある映画であり,これらの映画を観ると,私が映画に何を求めているのかよくわかると思います。 注目している現役の監督さんは,ざっと50人そこらいますが,キエシロフスキー直系のトム・ティクヴァ,ダニス・タノヴィッチ,そして,新大陸の親戚といった感じのスティーヴン・ギャガンやアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ等には,今後も大いに活躍して欲しいと思います。 それから,近年最も衝撃を受けたのは,クリストファー・ノーラン監督の「メメント」(2000年)。最高に面白かった! あれから7年。そろそろ
2年位前のことです。ブログ・チャレンジという企画のもと,好きな映画100本を選んでみようと試みました。お勧め映画100本(つまり,誰からも好かれそうな映画)ではなく,自分の好きな映画や自分にとって意味のあった映画を洗い出す,一種自己探求的な試みでした。 奇特なことに,ブログの友4人が協力してくれて,楽しいコラボ企画になりました。また,それぞれの個性豊かなリストを,ここでも紹介させていただきました。 ブログの友ケトルさんのFILM100が完成しましたので,トラックバックの許可をいただき,以下に転載させていただきますね。結果のみならず,丁寧にじっくりと選んでいったプロセスや,プレゼンテーションもわかりやすくて,ケトルさんから学ぶところが大きく,また,お人柄が偲ばれるリストだと思います。作品の選択がインターナショナルで,私の好きな映画も沢山入っています。珠玉の名作といいますか,心に残る小作品も混
以前,好きな映画100本を,約1か月半かけて選んでみた。期限付き(平成18年1月15日まで)にして,納得がいこうがいきまいが,とりあえず選ぶことにした。もちろん,納得のいくリストが理想であったが,そうは簡単にいかなかった。 それまでの自分の映画鑑賞史でもあるわけだし,まだ観ていない映画の中に評判の高いものもある。どれだけ1か月半の間に確かめることができるのか? 無謀かつ楽しく苦しい自分探しの旅になった。しかも,一番の問題は私の記憶だ。結構いい加減なものだと気付く。 長い間観ていない映画を,もう一度観て確かめるのか? それとも記憶の記憶(どれ位インパクトがあったか)に頼るのか? 再度観てみると,印象が変わった作品も多い。もう卒業したものもあった。以前気付かなかったのに,味わいや深みが増した作品もある。私が変わったからに違いない。 この体験を通して,自分の観た映画でさえ,全て同じラインに並べて
You are about to permanently delete this entry. When you delete an entry, you also delete any comments and trackbacks associated with it. This action cannot be undone. Delete|Cancel 1919年 『散りゆく花』 監督 D.W・グリフィス 出演 リリアン・ギッシュ リリアン・ギッシュ 1920年代 1925年 『黄金狂時代』 監督・出演 チャールズ・チャップリン 1926年 『戦艦ポチョムキン』 (ソ連) 監督 セルゲイ・エイゼンシュテイン 1927年 『キートンの大列車追跡』 監督・出演 バスター・キートン 1929年 『パンドラの箱』 監督 G.W・パプスト 出演 ルイーズ・ブルックス チャップリン
ファニー・アルダンさん いやぁ…なんて狂おしいほどの強烈な愛 ! ! 素晴らしいです。トリュフォー監督、やってくれますな。 隣人で友人であろうとするほど、愛が燃え上がる。 まだ若い ジェラール・ドパルデューさん 冷静に装うとすればすれするほど、嫉妬深くなっていくベルナール。 妻がいる前でもお構いなしにマチルダに詰め寄っちゃう。 男って、ホント“秘密”にしておくことがへたですねぇ。 この映画、トリュフォー監督の初期の傑作 『突然炎のごとく』 を 思い出させますね。『突然~』の大人版といったところでしょうか。 映画のワンシーンより 最後の 「一緒にいると苦しいが、離れられない」 という 言葉がじ~んときます。 この言葉で、フランク・シナトラとエヴァ・ガードナーの関係を 思い出してしまいました…。 そういう愛もあるんですね。
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