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2009年12月11日のブックマーク (7件)

  • 愛のカラクリ、AI日記 : フランス中世コントと芥川龍之介「藪の中」のあわいに見つけたもの

    『ラカンはこう読め!』の日語版序文にある『羅生門』解説の一部が疑問な件  Ohnoblog 2 こちらの記事を読んでいたら、 むくむくと、 十何年、いえ、二十年近く疑問に思っていた問題が首をもたげまして。 フランス中世コント「ポンチュー伯の息女」と 芥川龍之介の「藪の中」って関係してるの??? 自分的には色々あるのですが(笑)、 結論は、 こちら! 『藪の中』の比較文学的考察 [in Japanese] 渡辺 義愛 著 上智大学仏語・仏文学論集 上智大学仏文学科 [編] -- 上智大学仏文学科. -- 1 (1967)- こちらから、PDFファイルをどうぞ! はじめから、CiNiiに行けばよかったというオチ。 でも、まあ、まわり道の楽しさもありまする。 上記論文は、芥川の文章とその霊感源になった諸作品の詳細なテクスト比較あり、 作家の芸術観、女性観あり、 ファンならずとも興味深いのではな

  • isozakiaiの呟き置き場(旧:愛のカラクリ、AI日記) 親知らず抜きました(泣)

    顔がはれてます。 明日からクスリないんですが、だいじょぶなのか不安です。 小説を書くのはちょっとお休みしてるのですが、 スタージョンの長編や高橋源一郎さんの『日文学盛衰史』などよんでウンウン唸ったり、泣いたり、爆笑したり、いろいろしてました。 よんだのは、これです。

  • 愛のカラクリ、AI日記 : 「非モテ&非コミュ」小説家としてのラファティ、あるいは別の何者か

    タイトルは釣りです、と言えないわたし。 レイフェルおじさんを、知っているでしょうか? SF小説家レイフェル・アロイシャス・ラファティ。 宇宙一の法螺吹きおじさん。 あのSF最重要・最高作家と呼ばれるジーン・ウルフをして、 レイフェル・アロイシャス・ラファティの短篇をひとつでも読んだことのある真の読者ならば、言うまでもなく、彼こそが我らの中でもっとも独創的な作家だと知っているだろう。実を言えば、 彼はただ我らの内だけでなく、文学の歴史においてもっとも独創的な作家なのだ。 と言わしめ、また、あの奇才スタージョンに、 ラファティのように書く作家はどこにもいない。いまだかつて一人もいたことがない。 と述べさせる作家である。 まさに、ワン&オンリー! クラークの『都市と星』のアルヴィンのようだと思います(新訳、未読です~)。 わたしは真剣に、ラファティの「姪っこ」になりたいと願うことがあるのですよ。

  • isozakiaiの呟き置き場(旧:愛のカラクリ、AI日記) 「バベル魚」飼いたい!

    資料ばかりよんどります。 誰か、わたしに「バベル魚」くださいっ! 外国語、読めるようになりたいなあっと言う前に、 ほんとのところ、物書きには日語(母国語)がいっちゃん大事! ってわけで、今日は翻訳家のみなさまの著書をつらつらとご紹介しようかと。 まずは、先日よんだばっかりの、こちら。 反骨精神に満ち溢れてます。気骨のあるひと、大好きっ! パヴィチの訳で、やっぱり凄いと感嘆し、即読みました。 いちお、書いてらっしゃる難読語は全部よめましたよ~(ほっと安心)。 うん、なんか、こういう生き方に共感をおぼえます。 つづいては、こちら。 おっと、岩波続きだっ。 この、三島がジョイスを訳したであろうと想像するくだりの美しいこと! 三島ファンにもおすすめですね。 上下二段で二葉亭四迷の改訳具合が見られるのも凄い。 むちゃくちゃ勉強になったです。 柳瀬さんのは大好きなのでまたいつか、まとめてご紹介した

  • 愛のカラクリ、AI日記 : 『フランス恋愛小説論』

    この、とっても良書と思います!! 古典、よいですよ。古典!!! フランス恋愛小説、サイコ~~~~!!! って、わたし、真剣に思いますもんv ところで。 じつのところ、『おわりに』がイチバン楽しかったっていうの、アリでしょうか? ジェンダーをめぐる問いかけに、わたしが無関心でいられるはずはありませんし、やはりわたしは女性作家について語ってみたかった。 こうした気持ち、すごくよくわかります! それにしても。 わたし、ほんっとおおおおおにメルトイユ侯爵夫人、好きだわ。 なんか、ひたすらそういうことを感じました。 あと、これを読んで思い出したのが、こちら!

  • 愛のカラクリ、AI日記 : これを読んで、恋愛スキルを磨くべし!

    と、おっきく出ましたが、 たんに、恋愛ばなしが大好物のわたくしが、超絶プッシュの恋愛です。 劈頭を飾るのはこちら。 まずは読むべし!! そこいらの男性雑誌の特集記事よりよほど使えます。 と、わたしは思う。 沓掛御大の訳なので読みやすいです。 古典だとびびらずに手にとって、 オヴィディウス先生の語り口に酔い痴れるべし! この中身、人を落とすテクニックといってしまうと身も蓋もないんですが、 女性の多くはコトバを求めてるってことや、 大きな贈り物をドドンとさしあげるより、 日々、ちょっとしたプレゼントやコトバを濃やかな情愛でもって贈りつづける習慣とか、 時代も場所も違うけど、現代日人女性にも対応できると思います。 少なくとも、わたしは悪い気はしませんですよ。ええ(なんか、えらそうですね)。 で、そういう実践タイプより、 自分は恋愛ソノモノがよくわかんないんだよ、という向きには、 ベタすぎ

  • はてなハイク サービス終了のお知らせ

    平素より「はてなハイク」をご利用いただき、ありがとうございます。 「お題でつながるミニブログ」としてご利用いただいていた「はてなハイク」は、2019年3月27日をもちまして、サービスの提供を終了させていただきました。 これまでご利用いただきましたユーザーの皆さまに深く感謝いたします。 誠にありがとうございました。 詳しくは下記をご覧ください。 http://labo.hatenastaff.com/entry/2018/11/19/113653 株式会社はてな

    inmymemory
    inmymemory 2009/12/11
    「今年の10冊」といっても、生涯の10冊に入りそうな作品が並んでいる。自分もそろそろ選んでみようかな