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2010年11月15日のブックマーク (11件)

  • マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 699

    デジタル版読み放題※ 記事の一部が掲載されない場合もあります。詳しい購入方法は、各書店のサイトにてご確認ください。書店によって、このを扱っていない場合があります。ご了承ください。 「心を打つ美しさは、少し悲しみの味がする」。沁(し)みるってどういうことですか、というこの特集でのインタビューに、俳優の木雅弘さんが引用した、指揮者の故・小澤征爾さんの言葉です。次号は「沁みる映画」特集。考えさせられる、共感できる、胸が痛む。観た後にじわじわと感動が打ち寄せる、人生で大切な一とは? 4万通のアンケートを配布し集計した、「日中の映画好きが選ぶ、沁みる映画ランキング」も発表!

    マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 699
    inmymemory
    inmymemory 2010/11/15
    久々によい企画。表紙のネロとパトラッシュだけで、もう…せつない。茂木健一郎、内田樹、本谷有希子、金田一秀穂、柴田元幸、ロジャー・パルバースと執筆陣も豪華→cf. http://h.hatena.ne.jp/inmymemory/9259273642287331560
  • 懐かしい作品を中心に : 本のおぼえがき

    ★『夏目漱石全集』全10巻(ちくま文庫) ★志賀直哉『清兵衛と瓢箪・網走まで』(新潮文庫) ★志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』(新潮文庫) ★志賀直哉『灰色の月・万暦赤絵』(新潮文庫) ★志賀直哉『暗夜行路』(新潮文庫) ★谷崎潤一郎『春琴抄』(新潮文庫) ★芥川龍之介『羅生門・鼻』(新潮文庫) ★芥川龍之介『蜘蛛の糸・杜子春』(新潮文庫) ★芥川龍之介『河童・或る阿呆の一生』(新潮文庫) ★川端康成『雪国』(新潮文庫) ★太宰治『斜陽』(新潮文庫) ★太宰治『人間失格』(新潮文庫) ★三島由紀夫『金閣寺』(新潮文庫) ★大江健三郎『万延元年のフットボール』(講談社文芸文庫) ★大江健三郎『新しい人よ眼ざめよ』(講談社文庫) ★大江健三郎『私という小説家の作り方』(新潮文庫) ★中上健次『枯木灘』(河出文庫) ★中上健次『千年の愉楽』(河出文庫) ★金原ひとみ『蛇にピアス』(集英社文庫)

    懐かしい作品を中心に : 本のおぼえがき
    inmymemory
    inmymemory 2010/11/15
    "私には涙なくして読むことのできない本が2冊ある。漱石の『坊ちゃん』と志賀の『和解』である"
  • 朝の書評 チェーホフ 短篇と手紙

    アントン・パーヴロヴィチ チェーホフ, 山田 稔, Anton Pavlovich Chekhov, 神西 清, 原 卓也, 池田 健太郎チェーホフ 短篇と手紙 以前に散文の理論をここで紹介するためにぱらぱらと読み直したのですが、そうしているうちに、あまりに面白いのでもう一度頭から読み始めました。シクロフスキーは、もっともプリミティブな小説として、冒険譚を挙げ、その構成について説明しています。冒険譚は、モチーフが段階的または螺旋状に展開して、その根底には誤解や秘密が横たわっていると言うのです。これだけだとなんだかよくわからないですけれども、たとえば、私は自分のホームページのエッセイの中で、月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハートの構成について考えたことがあります。これは昔ながらの冒険譚の構成をきちんと踏襲していて、主人公が異界に流され、次第に成長していく様が、モチーフの

  • 朝の書評 サキ傑作集

    以下いくつかの作品の落ちまで触れますけれども、「アン夫人の沈黙」のあらすじは、夫婦喧嘩をして、夫が謝るが、アン夫人はいつもの通り沈黙で応酬します。夫が出て行った後、飼犬が鳥籠の鳥を襲うが、アン夫人は止めようとしません。なぜなら、彼女は二時間前にすでに死んでいたからです。 この掌編の冒頭と結末を取り出すと、「アン夫人は口を利かなかった、なぜならすでに死んでいたから」となり、特に意外性はありません。夫人の死に気付かず謝り続ける夫、夫人の死と直接関係のない飼犬と鳥籠の鳥の描写が大半を占め、ラストでようやく、鳥籠の鳥を飼犬が襲ってもアン夫人は止めようとしなかった、なぜならすでに死んでいたからだ、というふうに結びつくところから、意外な感じが生まれてくると考えられます。 このような構造は、その他の作品にも見られます。「スレドニ・ヴァシュター」では、後見人の夫人に苛められている十歳の孤児が、夫人の死を願

  • 朝の書評 登場人物の登場過程

    7 ここまでの小説の形式をおさらいすると、構成としては、イワンの生い立ちから六号室収容までの小さなストーリーがあって、その後に、それと相似形の、アンドレイの生い立ちから六号室収容までの変化が描かれている。また、語りとしては、前半で、アンドレイを善良だの正直だの言って、読者を混乱させている。 次に、第十七章に至っても、ニキータの差し出した「囚人服」に唯々諾々と着替え、イワンに泣き言を言っていたアンドレイは、第十八章の冒頭で、監獄然とした六号室の様子を初めて見るかのように、あらためてまざまざと見つめなおす。これは冒頭のイメージの再現であり、そのような構成から、私たちは、これが人間の監獄についての物語である、チェーホフはそう主張している、という感じを感じる。またそれは今までの構成と整合して、無辜の囚人のイメージを喚起する。 アンドレイは、第十八章で、ようやく、どうしても煙草とビールが欲しいのだと

  • 朝の書評 小説の基本構成

    朝の書評 読んだの感想ブログです。 Home > 小説の基構成 カレンダー 07 | 2024/08 | 09 日 月 火 水 木 金 土 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 プロフィール Author:朝野十字 朝野HOME kindle著者セントラル JUJI ASANO 読書メーター パブー youtube ニコニコ 朝の短編 最近の記事 ヴィクトル・シクロフスキーはこう語った(3) (06/25) ヴィクトル・シクロフスキーはこう語った(2) (06/25) ヴィクトル・シクロフスキーはこう語った(1) (06/23) 茄子最強 (06/03) 雪男の殺人 ゲーム実況 (04/12) 名探偵朝野十字の近況報告 (03/27) 【フリ

  • 間テクスト性 - Wikipedia

    この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。 適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2016年11月) 間テクスト性(かんテクストせい)は、テクストの意味を他のテクストとの関連によって見つけ出すことである。テクスト間相互関連性と訳されたり、英語からインターテクスチュアリティーと呼ばれたりすることもある。 ある著者が先行テクストから借用したり変形したりすることや、ある読者がテクストを読み取る際に別のテクストを参照したりすることをいう。但し「間テクスト性」という用語自体、ポスト構造主義者ジュリア・クリステヴァが1966年に作り出して以来、何度も借用され、変形されてきた。 批評家ウィリアム・アーウィンが言うように、この用語は使用者によって十人十色の意味を持って今日に至っており、クリステヴァの来の見

  • 物語論(ナラトロジー) - Wikipedia

    この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。 適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2021年5月) 物語論(ものがたりろん、ナラトロジー、英: narratology)は、物語や語りの技術と構造について研究する学問分野である。 物語論には、大きく分けて二つの潮流がある。物語の内容の類型に関心を向けるものと、物語的言語表現(しばしば「言説」と呼ばれる)の形式に関心を向けるものである[1]。前者はロシア・フォルマリズムに始まり、構造主義と関連を持つ。後者は、古くは古代ギリシアのアリストテレスの『詩学』、プラトンの『国家』にまで遡るが、現代では通常、20世紀初頭以降の英米やドイツ、フランスの物語論研究のことを指し、ロシア・フォルマリズムの理論の西欧への紹介を経て、1970年代前後にジェラール・ジュ

  • 『物語のディスクール』

    ジェラール・ジュネット, 花輪 光, 和泉 涼一物語のディスクール―方法論の試み (叢書記号学的実践 (2)) のっけから「後説法、先説法」という言葉が出てきて、それぞれ、現在の語りの間に過去の話をはさみこんだ部分を後説法、未来の話をはさみこんだ部分を先説法と呼ぶんですが、わかりにくいですね。日語の場合、「先の話」というと未来のことですが、「後の話」と言ってもやっぱり未来のことなんですね。過去は「前の話」です。でも「後ろを振り返らない」場合の後ろは過去で「前に進む」場合の前は未来です。フランス語でどう表記するのであれ、時間的順序を表すのに日語で「後-先」という漢字をセットで使うのは混乱を招くだけです。それぞれ「回顧法、予見法」と訳すことをここで提案したいですね。回顧法(後説法)というのは、主人公がしんみり過去を回想したりするようなことだし、予見法(先説法)というのは、「彼女はこの後、大

    『物語のディスクール』
  • ジェラール・ジュネット - Wikipedia

    ジェラール・ジュネット(Gérard Genette、1930年6月7日 - 2018年5月11日[1])は、フランスの文学理論家。 パリ生まれ。1954年に高等師範学校で高等教育教授資格を取得して教職に就き、1967年から定年まで社会科学高等研究院に勤めた。文学作品を客体的なテクストとして捉えた上で、言語学や記号学、修辞学の成果を採り入れながら、テクストの文学性を解明していった。 日語訳のみ 『物語のディスクール 方法論の試み』花輪光・和泉涼一訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1985 『物語の詩学 続・物語のディスクール』和泉涼一・神郡悦子訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1985 『アルシテクスト序説』和泉涼一訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1986 『フィギュール』全3冊 / 花輪光監訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1987-91 『ミモロジック 言語的模倣論またはク

  • ジュネット - Yahoo!百科事典

    フランスの文学理論家。パリ生まれ。エコール・ノルマル・シュペリュールで1954年にアグレガシヨン(哲学教授資格)を取得した後、ソルボンヌ大学助手などを経て、67年以降停年まで社会科学高等研究院(前身は実践高等研究院第6セクション。75年現在の研究院に改組)で教授を務めた。20世紀後半の文学研究分野において多大な影響力をもった。フランスでの「新批評(ヌーベル・クリティック)」台頭の機運のなかで1950年代末から文学批評活動を始め、66年に最初の評論集『フィギュール』Figuresを刊行。ボルヘス、バレリー、プルーストの影響を強く受けつつ、メタ批評的な側面をもつ新たな文学研究の方向を多様に模索。構造主義の隆盛にも呼応して形式への関心をより強く打ち出した第2評論集『フィギュール』Figures (1969)では、文学言語の意味論的な型を研究してきた学問として修辞学を再評価。こうした活動を通じて、