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ブックマーク / gumina.sakura.ne.jp (3)

  • Article: プロップの昔話31の機能分類

    プロップの昔話31の機能分類 最近民話や神話にかぶれている鷹月がその分野で最も尊敬している人である、ウラジーミル・プロップという人がいます。氏は自分の論文「昔話の形態学」の中で、「昔話の構造は機能に分解できる。そしてこれはほぼ特定の順番で進行していく」と述べ、構造を31の機能に分類しています。ここではそれらを引用紹介し、ストーリーの作り方について考察していきます。 Article Written: 99/9/5 世界各地の民話集、伝説集を調べてみると、話の構造にはかなりの共通性、時には偶然とは思えない一致が見られます。イタリア民話の「木造りのマリーア」「なつめ椰子・美しいなつめ椰子」はグリム童話の「シンデレラ」に、「孔雀の羽」は「歌をうたう骨」に、また、日神話のイザナギの黄泉の国訪問の話はギリシア神話のオルペウス伝説に対応できてしまいます。それらを元に民族の発祥や文化の伝播を探る事もでき

  • Creation College -続・昔話31の機能分類-

    ■ 続・昔話31の機能分類 - Updated: 2001/5/22 ∇ Attention 非常に格的な記事ですが、内容もその分難しいものになっています。記事は分量がありますが、ローカルで使うことを想定して、一つのファイルに留めました。 [※1] - 「メルヘンの深層(森義信/講談社現代新書)」などを参考のこと。 [※2] - 余談。採集、という表現を使い、それをメジャーにしたのは柳田国男と言われていますが、口承文芸の語り手から話を聞く作業を採集と呼ぶのはその人達に失礼であり相応しくない等と小澤俊夫らは主張していたりします。「日の昔話(柳田国男/新潮文庫)」のあとがき参考。 - 続・昔話31の機能分類 1999/9/5に掲載した「昔話31の機能分類」は、有用な資料と言う事で好評を戴きました。あれから1年半余、私自身も昔話の検討を行ったり、また色んな資料を集めたりしまして、件の記事をも

  • 構造分析的物語分類

    ■ 構造分析的物語分類 「続・昔話の機能分類」以来ひさしぶりの高クオリティな記事だと思っています。ただ、初稿ということもあり言葉の誤用が見られるかもしれません(例:カテゴリ、グループ、ジャンル、タイプの混同)が、そこらへんはなにとぞ容赦くださいな(^^;)。 ■ 構造分析的物語分類 物語と呼ばれるものについて、いくつかの観点を用いて一通り分類することを試みたものです。各分類項目についても若干の解説を付けています。プロの方にとっても資料として活用できるように努めました。 Written: 2002/3/13 世の中には色んなタイプ・カテゴリの物語が存在することはご存知の通りですが、具体的にどういう型・種類があるのかについては、物書きすらも全容を把握していない事がままあります。また、こうした一覧を解説したを見るに、大雑把な解説に留まったり、全く抜けが存在していたり、ジャンルの混同が成されてい

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