僕の大切な本 僕の大切な本を、むりやり10冊挙げるとすると、こうなります(2003年8月21日現在)。 01.梨木香歩『からくりからくさ』 ……違和感のない透明感。人は日常を生き抜くために生まれるのです。 02.梨木香歩『裏庭』 ……傷ついたあなたに。なんだか力が湧いてくる。 03.遠藤周作『深い河』 ……ある意味、僕の生き方を決めた本。僕が論文を書く出発点になったのはこの本。 04.遠藤周作『女の一生(一部・二部)』 ……深く共感する。しっくり度No.1。僕たちは過去の人々に支えられている。 05.三浦綾子『泥流地帯(正・続)』 ……僕を初めて泣かせた本。生きるのがつらくなったときに決まって読む本。 06.佐藤多佳子『しゃべれども しゃべれども』 ……佐藤さんの作品は全部好きだけど、1冊挙げるとすると、これかな。 07.村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』 ……不可解な世界から感じたメッセー