タグ

ブックマーク / nitar.hatenablog.com (15)

  • メタサブカル病 - 昨年の東浩紀「ポストモダンと情報社会」に提出したレポート

    昨年の東浩紀の講義「ポストモダンと情報社会」に提出したレポートを晒してみます。点数は90点。こんなんでも単位が取れるのか、という感じで参考にしてもらえれば良いかと。 卒研発表と締め切りが重なって、あまり文章に凝れなかったのが残念なところではあるけど、自分が大学で書いたレポートの中で最も出来が良いと思っています。 - S嬢は彼氏でもない僕の手を握り締めた。手を繋ぐのは好きだとS嬢は言う。このことから、S嬢は人肌に触れていないと発狂して死んでしまうのだろうと推測できる。でも彼氏は遠い関門トンネルの向こうにいるのだ。だから彼氏以外の男の人と手を繋いだりセックスしたりする。そんなS嬢は性に奔放なのだろうか。一度スワッピングを提案してみたことがある。ところがS嬢は頑なに拒否してきた。彼氏を自分だけのものにし続けなければいけないようだ。 端的にそれが現れているのが、彼氏の現在地がいつでも確認できるよう

    メタサブカル病 - 昨年の東浩紀「ポストモダンと情報社会」に提出したレポート
  • 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第11回(1/11) - メタサブカル病

    # 7分遅れ あけましておめでとうございます 大変風邪気味 1月22日のシンポジウムは 講堂で600人入るところでやっており 目黒線の広告も高いのに いつの間にか広告費が積み上げられている 東さん期待しますよとか言われて大変やばい 残りの授業日程が変則的 11、16、25、30日 この25日をやめて、22日のシンポジウムを出席に振り替える これで200人とかしか来なかったら僕も終わり すかすかなことは目に見えているが しかしすかすかというわけにはいかない 22日に出席しないと単位とかなくなるらしいよ、とか 授業取ってる人に適当な嘘をついて集めてください 授業は今日を入れて多分あと3回 というわけで授業の続きとなるわけですが あんまり覚えていない 雑談 といってもあまり雑談もない 仕事らしい仕事もしていない 外国とかに旅行に行ったわけでもない 実家に行って寒くて風邪ひいたくらい 東工大の図書

    東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第11回(1/11) - メタサブカル病
  • 2008-01-16

    ABC戦争―plus 2 stories (新潮文庫) 作者: 阿部和重出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/05メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (55件) を見る 新潮文庫。3つの話が収められています。 表題作は現代思想っぽい文体で馬鹿馬鹿しい話が綴られています。読みにくい。 「公爵夫人邸の午後のパーティー」は視点切り替えが定期的に起こりながらそこそこ馬鹿馬鹿しい話が極端に長かったり短かったりする文でアクロバティックに綴られています。一番読みにくい。 「ヴェロニカ・ハートの幻影」は語り手が替わりながら馬鹿馬鹿しい話が綴られています。そんなに読みにくくはない。 3作に共通しているのは視点や語り手を意識的に揺さぶっているところです。しかしそれで話が面白くなっているかどうかはよくわからないし、一人称が複数表れる話だったら星新一だって書いています。「ABC戦争」の

    2008-01-16
  • 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第13回(1/30) - メタサブカル病

    皆さんこんにちは まずレポートの提出概要前回もらってない人 取りに来てください これでレポートを出せば単位がもらえるという構造になっている 非常にシンプル 日仏学院でやる講演のチラシを配れと言われているので配ります この授業は非常にもぐりが多いので 回収枚数が少ないだろうけど 授業に対する評価のアンケートをやっていただきます 授業中にやって最後出しに来てください これで評価されるので真面目にさくさくと回答しておいてください - 前回『動物化するポストモダン』というの解説をした 今回は続編の『ゲーム的リアリズム』の解説をする そして私たちがどう生きていくのか話してこの授業のまとめにする 前回のシンポジウムに皆さん来てくれてありがとうございました 大好評で630人入った 人文系の思想関係のイベントではすごく多い 新宿の紀伊国屋ホールがあって批評空間はよくそこでイヴェントをやっていた 定員40

    東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第13回(1/30) - メタサブカル病
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2006-12-11

    今日の東浩紀の授業。 どうもこんにちは 皆さん元気ですか 今年の風邪は厳しい 今回は参った 10日くらい使い物にならなかった 先週の授業の翌日取材をキャンセルした 小松左京のグレイトなパーティに行って家に帰って倒れた 土曜日小松左京マガジンの座談会の仕事を入れたり 小松左京先生のせいで厳しいことになった 皆さんも気をつけてください 不調だなと思ったらすべての仕事をキャンセルしないといけない 3kgくらい痩せた チャーハンとかおうとしたら吐きそうになる 心は腹が減っているけど体は減っていない こういうところ(講義)に行くと風邪をひくと思う 一緒に小松左京先生の仕事をした大森望さんにもうつったのではないか 授業どこやってたかわからないがこういうときのために はてなダイアリーがある - 動物化するポストモダン 1950、60年代のSF 将来のコンピュータはマザーコンピュータのようなもの 佐藤俊

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2006-12-11
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2006-10-31

    今日の東浩紀の授業。 部屋が暑いのはノートPCのせいだろうか。 ポストモダンと情報社会: 授業1 駅で財布を落としたら おそらく東工大であろう人間が拾ってくれて 好感度アップ カバンにものを整理して入れるのが苦手 - ポストモダン(時代概念)と ポストモダニズム(文化思潮)は 別のものとして考えた方がいい というのは東の考え 1980s 日型ポストモダニズム 1990s- 流行の終焉、運動の権威化、運動としては終わった 『郵便論的存在的』はそのぎりぎりの段階で出版 ■ソーカル事件 人文科学は取り残されていく 疑似科学のようになる 科学 人間が何を発見しようが 大文字の真実(The Truth)が自然の中にある K.Popper 科学とは反証可能性 人文系の科学にはそれがない でも遅れているというわけではなくて 人文系の科学は人間が人間について考える 例えば 最近いじめでどんどん人が死んで

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2006-10-31
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2006-10-23

    東浩紀の授業に出ました。やはりそれなりにたくさん人が居ますね。後ろの方に座ってしまったので、おしゃべりをしているドキュンが多少います。というか真後ろにいて実にうざい。「彼女がどうの」などと喋っています。これは実にうざいですね! 「うるせーなー」と文句を言ったら静かになったというか教室から出ていったけれど、隣接していないドキュンは相変わらずおしゃべりを続けています。彼らに文句を伝えるのはなかなか難しいので、やはり真面目に授業を受けるなら前の方に座らないといけませんね。 ポストモダン概論 ドイツ観念論 精神分析 フロイト マルクス主義 言語学 ソシュール ↓ 戦後フランス すごくエリートのもの 密度の濃い言説 アメリカは大衆的 それぞれが変な形で混じる - 人物紹介 フロイト 割と役に立つ 夢分析 リビドー分析 とかではなくて重要なのは 神経生理学者 もっと流水学的?モデル 無意識が云々 ソシ

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2006-10-23
    inmymemory
    inmymemory 2008/01/08
    ポストモダン概論
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第10回(12/14)

    # 4分遅れ どうもこんにちは ついに今年も最後の授業になりました 素晴らしいことですね だいたいこの授業、当は昨年の授業を繰り返していればいいのに 講義録をネットにアップする人やもぐりの人がいるために 多大な負担を強いられている 今日は授業中に品川ケーブルテレビというところが一瞬撮影に来る 世界文明センターはいろいろ熱心なところで これから講演とかがあると品川ケーブルテレビと協力していく 体制を整えるための社内資料向けの撮影 だらりと雑談からはじめる たれきっているのは何故かというと 朝8時から講演会をやらなければならなかった 国会議員の研究会のため 国会議員は偉いですね 9時から委員会があるのでそれまでの時間 8時からご飯べながら聞いている 僕の抽象的な話 こんなの政治に役に立つのか 例によってつながりの社会性とか 国家とか公共性とか 僕の議論は突き詰めると 議員とかいらないという

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第10回(12/14)
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第9回(12/7)

    朝まで大学でRailsプログラミング。頭のおかしなスケジュールは良くない。眠いとまともにプログラミングは出来ないもので、インスタンスの生成すらできなくなる。これはやばい、こんな状態で書くのは明らかに非効率なのではないか、と思いながらも、なんとか仕上げる。 # 6分ほど遅れ こんにちは まあいつもながら恒例のネットに書かないでくれ雑談で # オフレコ ともかくそんな雑談があって そんな感じなんです おもむろに授業へと向かって行くわけですが 1月22日 東工大で思想地図のシンポジウムをやる 目黒線の全車両に広告を出す 600人集客する 僕と北田さんのMAXの集客力の4倍くらいじゃないか 200人くらいしか来なかったらやばい 大変まずいことになる 最初はこじんまりとやるつもりだったから3時間も時間を取った しかし目黒線に載ってしまった 暇な人も来る それで3時間持たせないといけない 僕の人生の中

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第9回(12/7)
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第8回(11/30)

    # 6分ほど遅れ こんにちはどうも 例によって雑談からはじめると いつも遅刻して雑談ばかりしてあれですけど 今日もオフレコでよろしく # オフレコ 大塚英志は最近柳田國男関係で何冊かを書いた 大体一緒だから1冊読めばいい 柳田國男と田山花袋は若い頃ともだち 田山花袋は私小説の起源 柳田國男は民俗学の創始者 どういうコンセプトで仕事をしたのかというと、山人 山の人間というのが日文化を伝えているみたいな 田山花袋の文学に柳田はどのような影響を与えたのか、 柳田の仕事は実は自然主義批判だ、 南方熊楠っていうのがいて 微妙に対立があったりする 南方も田山もだめで柳田がいいんだ、 みたいな話を大塚さんはしている 田山は私の人 南方はデータベースの人 柳田は物語の人 柳田は市民を育てて行くからいい 偽史をサブカルチャー的に育てて行くので危険ではある 大塚さんはこういうところの感はすばらしくて優れ

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第8回(11/30)
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第6回(11/16)

    神田。やる気でろー。当にいろいろ申し訳ない。それにしても外は寒い。家の中も寒い。部屋の中の温度が13度を下回ると、基的に何の作業も出来なくなって困ります。 # 6分遅れて登場 どうもこんにちは 先週の予告どおり10分くらい遅れてみた 家でMacのコンセントを探すのに20分くらいかかって遅れた うちののを持ってきた 僕は時間を守るのが好きじゃない 世の中には守れない奴がいる 世の中病気が増えている 時間が守れないのも病気になるのではないか 今まで責められていたけれど実は病気だったんだ!と 社会的なケアが必要になるのではないか どうしても守れない 大学のときゼミとか30分くらい遅れて行ってたからな なんとか卒業できたけど ここで冗談を言うとネットに書かれるのであまり冗談を言えない この間大阪行ったんだけど 日は意外と地方感覚差が激しい 大阪は不況感が漂っている 「東京から考える」で タ

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第6回(11/16)
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第3回(10/19)

    夜を超える (Feelコミックス) 作者: やまじえびね出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2003/10/08メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る 昔の作品を集めた短編集。原作付きの表題作が一番面白いかな。あと『キュートとカルト』もよく出来ています。絵も凝ってる。絵といえば『蝶のいる部屋』だけがひさうちみちおみたいな線。この方向で描かれているのはこれだけなのかなあ。話は、どれも落ち着かない人間関係が描かれることが多く、さらに、新しめの作品に比べると、すっきりしないまま結末を迎える傾向にあります。絵柄がまだまだすっきりと洗練されていない所為かもしれません。 ビックカメラSuicaが届いたので、生まれて初めてSuicaを使ってみました。定期券はまだSuicaではないしこれからもしばらくはそうなると思うけれど、財布を出さずに切符が買えたり清算できたりする

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第3回(10/19)
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第2回(10/12)

    グーグーだってである 作者: 大島弓子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/07メディア: コミック クリック: 31回この商品を含むブログ (77件) を見る いつの間にか3巻まで出ている大島弓子のエッセイ漫画ですが2巻まで読む。グーグーなるだけが登場するのかと思いきや、どんどんは増えていきます。増えたそれぞれに特徴があって面白いです。あと「Nさん」は良いキャラです。グーグーを抱いて鏡見てうっとりしてたりとか。(何やら3巻ではがもっと増えている模様…同士の関係が面白く描かれていると良いなあ) # 6分遅れて登場 どうもこんにちは 出席点と取らないといったのにこんなにいてくれて… 良いのか悪いのか もっと来なくてもいいかも 出席点はないと言いつつなんとなく出席票は回す 回せと言われているので スクリーンを写すと黒板使えない こういう教室はやめたほうがいい 秋だという

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第2回(10/12)
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度初回(10/5)

    今年も頑張って東浩紀の授業に粘着します。2年目だから、なるべくしょうもない雑談めいたことをメモしたいのだけれど、それではうまく講義録がまとまらなくなってしまって、具体的には話の流れが読めなくなってしまって、難しい。 今年から文系単位にカウントされなくなってしまったため、人数がだいぶ減りました。モグリも減っているような…。 # 例によって若干遅れて登場 こんにちは 僕がこの授業を担当する東です pptあるけどMacなので出力できない 金曜日は休みが多くて今年は11回かと思ったけれど 振り替えが3回もある 講義概要そのものは去年と同じ 去年の講義録と6割くらい同じになる 成績評価はレポート 電子メールによる提出 去年は小説形式でレポートを出した奴がいたけど面白かったのでAを付けた 人文系は自由 Wikipediaからのカットアンドペーストは去年は通したけど今年は落とすかも ぐぐればすぐわかるの

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度初回(10/5)
  • メタサブカル病 - 2007-09-22 呉智英「文章表現法」

    秘密結社の手帖 (文春文庫) 作者: 渋沢龍彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/09メディア: 文庫 クリック: 24回この商品を含むブログ (27件) を見る SOS団によって、現代でも秘密結社が人口に膾炙しているようですが、このではKKK団などの歴史上の様々な秘密結社について書かれています。自分達もSOS団を作ろう!などと考えている人間は参考になるのではないでしょうか。 人の名前がたくさん出てきて覚えられません。勿論秘密結社もたくさん出てきて当然覚えられません。興味深い話はあっても数ページで終わってしまいます。詳しい話が読みたければ他のを読めば良いのでそれはべつに良いです。不満は、せっかく色々な時代、色々な地域の秘密結社を取り上げており、それにも関わらずその内容にかなり共通点がみられるのだから、全体をまとめる軸、秘密結社のまとめ的な文章がもっと欲しかったです。「あと

    メタサブカル病 - 2007-09-22 呉智英「文章表現法」
  • 1