マップ上で要素を並び替えたり、グループ分けをする作業をしていると、リスト形式で眺めていたのでは見えてこなかった何かに気づくことができたように思います。具体的には、言葉にはできないものの「何となくこれとこれは同じグループにいるのがふさわしそうだ」という感覚的な基準です。 これについては、たまたま12年ぶりに手に取ったある本にわかりやすい解説を見つけて、合点がいきました。 以上のように、ブレーンストーミングでアイディアを吐き出すところまでは、オズボーン氏の方法はたいへんよいものを含んでいる。ところがあとが感心しない。 この方法では、いくつものアイディアをただ列挙して、ブレーンストーミングがすんだ後でチェック・リストにする。次いでそこに枚挙されたアイディアがよいアイディアかどうかシラミつぶしに試してゆくのである。「これはよい」というものを残して育てるという方式である。じつにアメリカ人らしい、トラ