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media_literacyに関するinmymemoryのブックマーク (28)

  • 物語を「消化」できない大人たちへ - 琥珀色の戯言

    要は、勇気がないんでしょ? - Attribute=51 ↑のエントリ関連の盛り上がりも一段落ついたと思われるので、僕がこれを読んだあと、そのブックマークコメントを見て考えたことを書いておきます。このエントリのブックマークコメントを読みながら、なんというか、みんなもうちょっと「物語を消化する」トレーニングを積んだほうがいいんじゃないかと思ったのです。 「全肯定」か「全否定」しかできなくなってしまっている人がけっこういるようなので。 僕はこのエントリを読んでナンパしようなんて思わなかったし(帯者ですしね)、自分が変わればすべてがよくなるなんて信じてはいないけれども、「友達をつくる」とか「恋人が欲しい」という状況下でなら、「まず勇気を持って自分から声をかけるべきだ」っていうのは、「参考になるものの考えかた」だと思います。もちろん、ナンパがいきなりできる人はごくごくわずかなのだから、学校や職場

    物語を「消化」できない大人たちへ - 琥珀色の戯言
  • 「でも、これ実話?」 - 琥珀色の戯言

    ニートの19歳女の子を札幌『紀伊国屋』に連れてったら感動して泣かれた話*ホームページを作る人のネタ帳 ↑のエントリと、このエントリへの「はてなブックマークでの反応」について。 僕はAmazonもリアル書店も頻繁に利用するのですが、確かにどちらも一長一短あり、という感じです。 ただ、地方都市在住者としては、最近の「中規模書店」での文芸書の壊滅っぷりには愕然とするばかりなのですけど。 「ジュンク堂書店」の田口さんが書かれているように、ジュンク堂などの大型書店では、「棚」というのは担当者の「作品」なのですが、地方の一般的な「屋さん」では、すでに「個性を発揮しようが無い」状態なわけで。 ちょっと「気持ち悪い」と思われるかもしれませんが、僕にとって、リアル書店に行く最大の理由は「好きなものに物理的に囲まれることができる」からなんですよね。そして、「世の中にはが好きな人がこんなにたくさんいるのか」

    「でも、これ実話?」 - 琥珀色の戯言
    inmymemory
    inmymemory 2008/02/29
    僕はブログでは実話をフィクションかのように作品に昇華することがよくあるが、作品として表現するには“仕掛け”るのは当然。読み物として美しいかが大事であって、実話かどうかはどうでもよい
  • 言語と文化とニセ科学 - 誰がログ

    ※この記事はちょっとした感想というか愚痴です。しかもまとまってませんorz特定の言説を取り上げずにこういうこと書くのはあまり良くないことなのかもしれませんが…そのうち詳しく書きたいとは思いっています。金谷氏批判にもニセ科学批判にも(多分)つながる面白いテーマですし。 あと、言語学(者)にも色んな立場の人がいるので、ここから先は僕の現在の見解、ということで。 僕が昔から、そして今でも気になるのが、web上はもちろん、新聞の社説、書籍なども含めてあらゆる場面で頻繁に出てくる次のような形をした主張です。 〜語は〜という性質を持っているので、〜語を話す人々(主に母語話者)は〜という性質、あるいは文化を持っている(に違いない)。 問題はこの形の言説が、「〜」に入る内容によってものすごく自然な内容のものからトンデモな内容まで幅広いということなのですよね。 例えば、 日語*1には魚介類に関する語彙が豊

    言語と文化とニセ科学 - 誰がログ
    inmymemory
    inmymemory 2007/10/28
    コトバノアヤという罠
  • はてブでは大きな間違いほど指摘されない - 萌え理論ブログ

    高速欲望 - なぜお金はすべてなのか 純粋贈与と、贈与と、交換 このような散財による贈与は、神=超越的な他者への返礼であり、負債感の解消である。これは迷信のようなものであるだけでなく、経済的な行為である。 これを読んだ読者は、「難解なのでよく分からないが、何か重要なことを言わんとしている」という感想を持つかもしれない。しかし実際は、間違いが多く、無内容なことを無意味に難しく書いた無価値な文章である。意外に思うかもしれないので、解説していこう。 マルクスは等価交換を「暗闇への飛躍」と呼んだように、交換は奇跡的な行為である。 マルクスは「命がけの跳躍*1」をすると言っている。それをおそらく孫引きして読んだので、クリプキの「暗闇での跳躍」辺りと混同したのだろう*2。しかし、これ位の通俗的誤解は、ネットではよくあることで、まだましな方なのである。ここからが当の地獄だ。 商品を売る人は売ってもらう

    はてブでは大きな間違いほど指摘されない - 萌え理論ブログ
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    inmymemory 2007/10/04
    ウェブで得られる情報を吟味しないでそのまま流用する人の多さは、はてブ界隈に限った事ではない。もっと大事な事実は、多くの人が求めているのは残念ながら真実ではないということ。ゆえにこの記事の主張は虚しい
  • 安岡孝一の日記: キーボードの秘密

    上田浩史の『ワールド・ワード・ウェブ』(研究社, 2002年12月)を読んだのだが、「キーボードの秘密」(p.108)に書かれている内容が、QWERTY配列に関するガセネタの典型例だった。あまりに典型的なので、こういう典型例のどこに嘘があるのか説明してみようとおもう。 一般に使われているパソコンやワープロのキーボードの配置はその左上隅6つのキーの並びからQwerty(クワーティ)配列と呼ばれます。でもこの並べ方は一体どうやって決まったのでしょうか。打つのに効率の良いように考えられたに違いない、と考えがちですが、実はそうではないのです。 容易に想像が付くように、コンピュータのキーボード配列はタイプライターのそれに由来します。初期のタイプライターは、ちょうどピアノやパソコンの初心者がやるように2の指だけで打つことを前提としてデザインされていました。が、タイプを職業とする人が現れるなど、人間の

  • 誰が言ったか、何を言ったか - Chikirinの日記

    世の中は、「誰が言ったか」って方が「何を言ったか」より、だいたいにおいて重要だね。 唐突になんだって? たとえば、「増税か」「減税か」という中身が大事な気がするでしょう?議論においては。一瞬ね。「増か減かどっちなのか、ってのが問題なのだ!」と。 でもね、それはたいして重要でなかったりする。小泉さんが言うか、ちきりんが言うか、の方が実はよっぽど重要だ。 ちきりんが「増税だ!」と言おうと、「減税だ!」と言おうと、そしてそれをテレビや新聞が報道しようと、誰もなんも気にしません。が、小泉さんが言えば、すごいことになるだろう。それが増税であっても減税であっても、大騒ぎになる。 つまり、増税でも減税でも、ニュースバリューは変わらんが、小泉さんかちきりんか、というのは大問題だ。 と、何を当たり前のことを言っているのかって? あの北海道のとんでもミート会社の田中社長の発言ですよ。あれ聞いて、ああ、「何」よ

    誰が言ったか、何を言ったか - Chikirinの日記
  • サイバーリテラシーとは

    「サイバーリテラシー」とは、私が2000年以来提唱している考え方で、その基は2002年にこのウエブに掲げた「サイバーリテラシーの提唱」をご覧ください。サイバーリテラシーについては、『サイバーリテラシー概論』、『総メディア社会とジャーナリズム』、『情報文化論ノート』(いずれも知泉書館)の「サイバーリテラシー三部作」を参照してください。 <サイバーリテラシー> 「サイバーリテラシー」とは、ひと言で言えば、「IT社会を生きるための能力」のことである。それは現代社会を、私たちが現に生活している「現実世界(リアルワールド)」と、インターネット上に成立した「サイバー空間(サイバーワールド、サイバースペース)」の相互交流する姿と捉えることで、これからの社会を快適で豊かなものにするための実践的知恵を導き出すことをめざしている。 図1はインターネット黎明期のイメージで、現実世界とサイバー空間がいわば並存し

    サイバーリテラシーとは
  • たまごの距離:人は、本当のことより面白い話のほうを好む

    今朝あなたがべたたまごの身近さは、そのままあなたと世界との距離を示している。 その距離を縮めるための一つの提示 追記:23日午前3時 記事の最後に追記しました。読んでね。 12月30日午前3時 全体を改訂しました。理由は記事の最後に。 お知らせ:こちらの関連記事1、関連記事2もお読みください。 数年前のある時期、役場の職員や地元の起業家、マスコミ関係者などに会うと、よくこんなことを訊かれました。 「鶏が卵を産まなくなると、エサを断つんですってね。鶏は痩せて、羽も抜けるけれども、その極限状態をじっと耐えていると、やがて若返っていい卵を産み始めるんですって?」 おそらく「厳しい時代を生き抜く企業とは」とかいうテーマなのでしょう。その経営者は養鶏業の経験があることもよく知られており、この話は人々に強い印象を与えたようでした。 しかし残念ながら、結論からいうと、この話はウソです。強制換羽のことを

  • YouTube - 視点・論点「まん延するニセ科学」

    ようこそ YouTube へ! おすすめの言語 (この言語に自動設定されています): 日語 おすすめの国フィルタ (この国に自動設定されています): 日 国フィルタを設定すると、選択した国で注目されている動画が人気の動画などのリストや検索結果に表示されます。 これらの設定を変更する場合は、ページ最上部にある YouTube ロゴの横にあるリンクをクリックします。 [OK] をクリックすると、この設定が適用されます。[キャンセル] をクリックすると言語が英語に設定され、国フィルタが [全世界] に設定されます。 Welcome to YouTube! Suggested Language (we have set your preference to this): Japanese Suggested Country Filter (we have set your preferen

  • 「水からの伝言」を信じないでください

    全ページと項目のリストと更新履歴 左の美しい雪の結晶の写真は、「水からの伝言」とは関係ありません。 空から降ってきた当の雪の結晶の顕微鏡写真です。 雪の結晶を研究している物理学者 リブレクト教授のホームページから許可を得てお借りしました。 クリックすれば、拡大します。 リブレクト教授の、雪の結晶のフォトギャラリーはすばらしいですから、ぜひ、ご覧ください。 また、美しい写真をたくさんのせた彼の「スノーフレーク」も出版されています(雪の結晶の研究については、「科学者は、水のつくる結晶を見て美しいと思わないのですか?」についての詳しい説明のページをご覧ください)。 「水に『ありがとう』などの『よい言葉』を見せると、きれいな結晶ができて、『ばかやろう』などの『わるい言葉』を見せると、きたない結晶ができる」というのが「水からの伝言」というお話です。 テレビで芸能人が取りあげたこともあるし、小学校

    inmymemory
    inmymemory 2006/11/11
    田崎晴明「水からの伝言」の批判
  • 掲示板で「知ったかぶり」ができる4つのコツ | WIRED VISION

    掲示板で「知ったかぶり」ができる4つのコツ 2006年2月 3日 コメント: トラックバック (0) Lore Sjoberg 2006年02月03日 さまざまな事件が起きている。物騒な事件。世界を震撼させる事件。人々の運命がかかる。国々に危険が迫る。地球上のもっとも愛すべき生き物たちの生命が危ぶまれている。そして、ウェブ中のブログやニュースサイトは、掲示板を設けて読者からの書き込みを待ち望んでいる。 人は自分がどう考えているかを、広くすべての人々に知らせなければならない。ひいては、人々にどう考えるべきかを教えてやらなければならない。善良な人々が投稿しなければ、悪が蔓延してしまうではないか。 投稿したくない理由はいろいろあるだろうが、そのときに問題になっている話題に、実質のある意見を出せないといった理由で、気後れがすることはよくあることだ。気にすることはない。意見など、うさんくさくて薄汚く

    inmymemory
    inmymemory 2006/10/24
    こんな面白い記事があった「Hot wired」が配信サービス停止になるなんてね。記事残っているだけでも感謝
  • 大澤真幸萌え(おまえ) - アドルノと共に考える――良い文章とは何か

    ■[Y氏への手紙]アドルノと共に考える――良い文章とは何か 19:47 恐らく、文章やブログを書いている人の多くは、大抵は「良い文章」の条件というものを聞いたときに「難しいことを解りやすく書いている」ということを条件に挙げると思う。私達には時間というものが無限大にあるわけではないし、有限の時間の中で何を考えなければいけないのだから、合理的に考えないといけない。「解りやすく」というのは、そのような合理性の産物だ。「難しい」ことには煩わされたくない、あるいは騙されなくない、ということだ。それは確かに正しいかもしれない。 その側面で考えるならば、アドルノという思想家の文章というのは「わかりやすいことを難しく書く」という最悪のパターンのように思われるし、実際最悪だ。どうやら向こうの言葉には「アドルノする」という言葉があるくらいで、要するに多分、彼の文章の異常な難解さを揶揄したものだろう。にも関わら

  • 「最近の若い者は…」の起源 - 数学猫の生活と意見

    最近の若者は当にいたか、とカントは言った、皆がを書いている - 吹風日記2つ目は、ソクラテスの言葉。"Children are now tyrants...they no longer rise when elders enter the room. They contradict their parents, chatter before company, gobble up dainties at the table, cross their legs, and tyrannize over their teachers."(子供は暴君と同じだ。部屋に年長者が入ってきても起立もしない。親にはふてくされ、客の前でも騒ぎ、事のマナーを知らず、足を組み、師に逆らう。)3つ目は、プラトンの言葉。"What is happening to our young people? They di

  • 最近の若者は本当にいたか、とカントは言った、皆が本を書いている - 吹風日記

    何千年も前の遺跡から「最近の若者は……」と書かれた出土品が出てきた、という話をご存じの方は多いと思います。でも、これって当の話なんでしょうか? 今日は、「最近の若者」のルーツを追っかけながら、ネット社会と統一されない自己について考えます。 人の話す言葉のどれが正しいとするかは、なかなかむずかしいことです。それはどこに基準点をおくか、いつの時代、どこの言葉を基準とするかによります。どれが正しいかというところに踏みこむと、保守的な態度の人、新しいことを好む人、いろいろあって、その人の人生や世界に対する考え方が言葉の選択の上に出てきます。今から何千年も昔の楔(くさび)形文字を解読したところ、「このごろの若者の言葉づかいが悪くて困る」とあったそうです。言葉は人間の行為だから、保守的、革新的という相違があるのは当然です。 大野晋『日語練習帳』より 日語ブームの種火となった『日語練習帳』です。

    最近の若者は本当にいたか、とカントは言った、皆が本を書いている - 吹風日記
  • naoyaのはてなダイアリー - 「心にナイフをしのばせて」読後感想

    痛いニュース(ノ∀`) : 首切少年Aが弁護士になって悠々自適。ヨットサイトも運営。 - ライブドアブログ という記事を先週ぐらいにたまたま見かけました。1969年にあった少年による殺人事件、その少年がその後弁護士になったということに触れたノンフィクションの書籍「心にナイフをしのばせて」についての記事です。 書籍の紹介から引用します。 高1の少年が同級生の首を切り落とした驚愕の事件。被害者の母はさながら廃人のように生き、犯人は弁護士として社会復帰していた! 1969年春、横浜の高校で悲惨な事件が起きた。入学して間もない男子生徒が、同級生に首を切り落とされ、殺害されたのだ。「28年前の酒鬼薔薇事件」である。 10年に及ぶ取材の結果、著者は驚くべき事実を発掘する。殺された少年の母は、事件から1年半をほとんど布団の中で過ごし、事件を含めたすべての記憶を失っていた。そして犯人はいま、大きな事務所を

    naoyaのはてなダイアリー - 「心にナイフをしのばせて」読後感想
  • memo - 統計の嘘を嘘と見抜けない人たち

  • satolog: 信じてもいい理由と信じてはいけない理由

    Tuesday, March 21, 2006 信じてもいい理由と信じてはいけない理由 リチャード・ドーキンス (原題: Good and Bad Reasons for Believing) * * * ジュリエットへ 10 才になったお前に、私にとって大切なことについて書きたいと思う。お前は、自分達が知っていることをどうやって知るのかを不思議に思ったことがあるかな? 例えば、小さなピン針のように見える星が、当は大きな太陽のような火の巨大な球で、とっても遠くにあることを、どうやって知るのだろう? 地球がたくさんの星のなかの一つである太陽のまわりを回る小さな球だというのを、どうやって知るのだろう? それらの質問に対する答えは「証拠」だ。時には証拠というのは実際に何かが正しいということを見ること(聞くこと、感じること、匂いを嗅ぐこと...)だ。宇宙飛行士たちは、地球から遠くはなれて、自分達

  • ハコフグマン: YOUTUBEが教えてくれたこと

    さて、昨夜ロケから帰ってきたばかりだが、もう早朝から編集室にいる。休む間もないのが、テレビマンというものだ。ところでノンリニア編集のため、VHSにコピーした素材をさらにハードディスクにコピーするという無駄な作業をしている間に、ふと考えたこと。 業界人にとっては目の上のたんこぶ以外の何者でもないYOUTUBEだが、3つの重要な視点を、テレビ関係者に教えてくれているように思う。一つは、長尺ものは嫌われる。二つ、視聴者はそれほど画質に拘泥していない。三つ、見たい時に見たいものを、という膨大なニーズの存在。 業界用語で、時間のことを“尺”と言う。長い時間の番組は長尺ものである。以前も書いたが、放送というのは不便なもので、尺が決まっているというのもその一つだ。番組時間は決まっているので、面白い素材がたくさん撮れていても、つまらない絵しかなくても、30分なら30分の完パケ(テロップ、音楽などもつけた完

  • デジモノに埋もれる日々: 「大衆は無知であれ!」 - メディアが作り上げる知の格差とマッチ・ポンプ

    日曜コラムです。こんばんは。 先週注目を浴びていたメディア論のことについて少しだけ、私の昔の記事 も交えながらお話をいたしましょう。風邪がひどく体調が最悪ですので、 引用だらけの記事になってしまいますが、ご容赦を頂ければ幸いです。 1つはこの記事です。 日テレの総帥とも言える氏家さんへのインタビュー記事ですが、 全体の流れは ライブドア、楽天が引き起こした 一連のメディア 買収未遂に関連して、メディアのあり方について語ったものになっています。 この記事に出てくる氏家さんのインタビュー内容は、思ったよりもズバッと 核心を付いてきますので、毛嫌いせずに一度読んでおいたほうが良いかも しれません。氏家さんは今までテレビで流れていたコンテンツが「ネットでも」 流れるということについて、新しい価値を何も生まないと一蹴しています。 ■ネットとの提携、融合? あり得ないよ? 氏家 齊一郎 日テレビ放送

    デジモノに埋もれる日々: 「大衆は無知であれ!」 - メディアが作り上げる知の格差とマッチ・ポンプ
  • 高血圧

    “健康ブーム”にあやかって、テレビや雑誌にあふれる医療・健康情報。あまりに多すぎて、はたして何を信じたら良いのだろうかと迷っている方も多いのではないか。 『治療は大成功、でも患者さんは早死にした』などの著書がある予防医学者で、医療分野における計測、統計研究の第一人者、岡田正彦新潟大学大学院医歯学総合研究科教授は、この“健康ブーム”に警鐘をならす。 「巷に氾濫している医療・健康情報に躍らされた結果、『こんなはずじゃなかったのに』と後悔している人は実はかなり多い。宣伝のうまい民間療法にはまってしまい、有効な治療の機会を失う人もいます。また、日の医学の研究が縦割りでおこなわれていることから、たとえば、高血圧を治すための治療で心筋梗塞を誘発してしまうなど、正規の治療によって、かえって健康を損なってしまう、『医源病』ともいうべきケースが報告されています。医療でも、民間療法でも、『最新』と銘打た