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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (28)

  • 『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2009 - 琥珀色の戯言

    今年も残り少なくなりました。 恒例の「今年僕が面白いと思ったベスト10」です。 いちおう「ベスト10」ということで順位はつけていますが、ジャンルもまちまちですし、どれも「当に多くの人に読んでみていただきたい」です。 2009年に発売されたものではないも含まれていますが、「このブログで2009年に紹介したのなかで」ということで。 (ちなみに、このブログで2009年中(12/30まで)に感想を書いたは、150冊。ちなみに去年は186冊、一昨年は158冊だったので、ちょっと減ってしまいました。読んだのに感想を書いていないもけっこうたくさんあるんですけど、それはまたいずれ。 まず、10位から6位まで。 <第10位>ウェブはバカと暇人のもの ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) 作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/04/17メディア: 新書購入: 35人

    『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2009 - 琥珀色の戯言
  • 1Q84 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    1Q84 BOOK 1 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行購入: 45人 クリック: 1,408回この商品を含むブログ (1265件) を見る 1Q84 BOOK 2 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行購入: 40人 クリック: 432回この商品を含むブログ (941件) を見る Book Description 1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。 そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。 そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。 私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。 Book 1 心から一歩も外に出ないものごとは、こ

    1Q84 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 村上春樹独占インタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」を読んで - 琥珀色の戯言

    文藝春秋 2009年 04月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/03/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見る 今日(というか日付としてはもう昨日ですね)発売の『文藝春秋』に村上春樹さんの「エルサレム賞」受賞への経緯、そして授賞式とあの『壁と卵』のスピーチについてのインタビューが掲載されています。 『文藝春秋』は僕にとっては、「芥川賞受賞作・全文掲載」の号しか買わない、広告と記事の区別がよくわからない俗っぽい文芸誌なのですが、今回ばかりは発売日に購入。 「目玉記事」のはずだと思ったのですが表紙にはこの村上春樹さんへのインタビューの言及がなく、当に載っているのかと疑問になったのですが、ちゃんと掲載されています。しかも14ページにわたって。 村上さんへのインタビューだけでなく、エルサレム賞受賞スピーチ『壁と卵』の全文

    村上春樹独占インタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」を読んで - 琥珀色の戯言
  • 「読書」についての覚え書き - 琥珀色の戯言

    ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介(分裂勘違い君劇場(2008/11/18)) 速読でが楽しめるのかという疑問(狐の王国(2008/11/18)) ↑のような刺激的な「読書」関連のエントリが挙がっているので、便乗して、最近僕がいままで触れてきた「読書」についてさまざまな人が語った言葉を御紹介しておきます。並んでいる順番にあまり意味はありません。 村上春樹『ノルウェイの森』の登場人物・永沢さんについて。 彼は僕なんかははるかに及ばないくらいの読書家だったが、死後三十年を経ていない作家のは原則として手にとろうとはしなかった。 そういうしか俺は信用しない、と彼は言った。 勝間和代読書進化論』より。 私の場合、どんなが私を進化させてくれたかと考えてみると、やはり翻訳書や洋書の原書が多いのです。私が読んできたの割合は

    「読書」についての覚え書き - 琥珀色の戯言
  • あなたは、「村上スピーチ」の何が素晴らしいと言っているのですか? - 琥珀色の戯言

    村上スピーチの何が素晴らしいと言っているのか、もうちょっと知りたい(「新・鹿田内りなこさんのぺえじ」2009/2/19)(おそらく、2/20以降はこちらにログが保存されるのではないかと思います) ↑を読んでいて、僕はけっこう考えさせられました。 村上春樹氏のスピーチは、あちこちで絶賛の様子である。 しかしながら、何がどう素晴らしいと絶賛している人たちがおっしゃっているのかが、いまひとつよく分からない。もう少し、ネットなどであちこちを探す必要があるのかもしれないが、なかなかまとまった時間が取れない。 私が思うに、「壁と卵の比喩」が直感的に分かりにく過ぎる。 皆さんが、「直感的に素晴らしい」と感じるなら、私の理解能力が低過ぎるのかもしれない。 私個人は、村上春樹の小説は初期のものからかなり読んでいて、村上春樹独特の言い回しについても、大体は理解しているつもりである。それにしても、「壁と卵」の比

    あなたは、「村上スピーチ」の何が素晴らしいと言っているのですか? - 琥珀色の戯言
  • はじめて村上春樹を読む人のためのブックガイド - 琥珀色の戯言

    せっかくの機会なので、僕の独断と偏見で「オススメの村上春樹作品ガイド」を書いてみます。 「そんなに言うんだったら、いままで読んだこと無かったけど、一冊くらい手にとってみるのもやぶさかではない」と考えておられる方に届きますように。 蛇足ですが、僕と村上作品について、簡単に触れておきます。 僕は1970年代の初めに生まれたのですが、初めて村上春樹作品を読んだのは、『ノルウェイの森』(1987)でした。 当時は「現代小説」というものにあまり興味がなくて、歴史モノとかドキュメンタリー、SFばかり読んでいたのですが、大ベストセラーになったこの作品、僕が当時通っていた全寮制男子校では、「ものすごくエロい」ということで評判になっていたんですよね。同級生の好きのなかでは「図書館で借りられるポルノ小説」みたいな位置づけでした。 これは何度か書いたのですが、『ノルウェイの森』を読んだ童貞高校生の僕のいちばん

  • 「わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか」 - 琥珀色の戯言

    Asahi.comの記事「村上春樹さん、エルサレム賞スピーチでガザ侵攻を批判 - 文化」 【エルサレム=平田篤央】イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞が15日、作家の村上春樹さん(60)に贈られた。エルサレムで開かれた授賞式の記念講演で、村上さんはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、人間を壊れやすい卵に例えたうえで「私は卵の側に立つ」と述べ、軍事力に訴えるやり方を批判した。 ガザ攻撃では1300人以上が死亡し、大半が一般市民で、子どもや女性も多かった。このため日国内で市民団体などが「イスラエルの政策を擁護することになる」として賞の返上を求めていた。 村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵

    「わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか」 - 琥珀色の戯言
  • 琥珀色の戯言 - 愛されて生きてきた人

    http://dararingo.jugem.cc/?eid=290 「幸せそうな家庭で、幸せに生きてきたんだろうなあ」 ちょっと前にそう私は言われたことがあった。 この部分を読んで、僕も昔(といっても、10数年くらい前)、ある女性に「あなたは愛されて生きてきたって感じがする」と言われてムッとしたことを思い出しました。なんだか「あなたは『甘やかされてきた人間』だね」ってバカにされたような気がしてしょうがなくて。「そんなことないですよ」と語気を荒げた僕に気づいて、先輩は、「全然、悪い意味じゃないのよ」と付け加えて、寂しそうに微笑んでいました。今から考えたら、たぶんあれは、ほんとうに、褒め言葉だったのだと思います。でも、あのころの僕には、それがわからなかったのです。 谷川俊太郎さんの「やわらかいいのち〜思春期心身症と呼ばれる少年少女たちに〜」という詩のなかに、こんな章があります。 あなたは愛さ

    琥珀色の戯言 - 愛されて生きてきた人
    inmymemory
    inmymemory 2008/12/25
    谷川俊太郎の詩「やわらかいいのち~思春期心身症と呼ばれる少年少女たちに~」
  • さまよう刃 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    さまよう刃 (角川文庫) 作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/05/24メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 101回この商品を含むブログ (273件) を見る 正義とは何か。 犯罪被害者の叫びを聞け。 遺族による復讐を描いた社会派サスペンス。 長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躙された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える――。重く哀しいテーマに挑んだ、心揺さぶる傑作長編。 この、正直最初の数十ページは、少年グループの犯罪のあまりの残酷さに、何度も読むのをやめてしまおうかと思いま

    さまよう刃 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 火車 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    火車 (新潮文庫) 作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/01/30メディア: 文庫購入: 47人 クリック: 454回この商品を含むブログ (457件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 休職中の刑事、間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。 『ダ・ヴィンチ』2008年9月号の「宮部みゆき特集」でも、さまざまな人が「宮部作品第1位」に挙げていた名作です。僕はなんとなく読み逃していて今回が初読。やっぱり、文庫で400頁オーバーとなると、ちょっと読むのに覚悟も必要で

    火車 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 異邦人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    異邦人 (新潮文庫) 作者: カミュ,窪田啓作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1963/07/02メディア: ペーパーバック購入: 21人 クリック: 167回この商品を含むブログ (413件) を見る あらすじ:アルジェリアのアルジェに暮らす、主人公ムルソーのもとに、彼の母の死を知らせる電報が養老院から届く。母の葬式に参加したムルソーは涙を流すどころか、特に感情を示さなかった。彼は葬式に参加した後の休みの期間中、遊びに出かけたまたま出会った旧知の女性と情事にふけるなど、普段と変わらない生活を送る。ある晩、友人レエモンのトラブルに巻き込まれ、アラブ人を射殺してしまう。ムルソーは逮捕され、裁判にかけられることになった。裁判では人間味のかけらもない冷酷な人間であると証言される。彼の母親が死んでからの普段と変わらない行動は無関心・無感情と人々から取られたのだ…… きょう、ママンが死んだ。 こ

    異邦人 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「本を読んできたこと」の意味 - 琥珀色の戯言

    を読まない人間 ↑のエントリを読んでの感想。 僕は物心ついたときからたくさんを読んできましたが、高校生くらいまでは、ものすごく疑問だったんですよ。 いわゆる「お年寄り」がなぜを読むのだろう?って。 だって、死が迫ってきても新しい知識を得ようとするのって、無駄じゃないとしても効率が悪いじゃないですか。恋愛小説を読んでも、それが「活かせる」とは限らないし…… まあ、年を重ねるにつれ、「再確認するための読書」というものの存在もわかるようになってきましたし、を読んで泣いてしまう機会も増えてきました。 いわく、「実体験から積み上げたものじゃないと信用できないよ」 これはどうかと思う。ただ、生活に生かせない読書をしてもしょうがない、というのであれば、まあ一理あるかもしれない。 寺山修司的に言えば、「書を捨てよ、町に出よう」というのが「正しい」のだと僕も考えていた時代があったのですけど、「読書

    「本を読んできたこと」の意味 - 琥珀色の戯言
    inmymemory
    inmymemory 2008/09/10
    以前から感じていたがid:fujiponさんの読書観は自分と近い
  • 村上春樹にご用心 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    村上春樹にご用心 作者: 内田樹出版社/メーカー: アルテスパブリッシング発売日: 2007/09/29メディア: 単行購入: 6人 クリック: 47回この商品を含むブログ (114件) を見る 内容紹介 ベストセラー『下流志向』のウチダ教授が村上文学の秘密をついに解きあかす! 村上春樹はなぜ世界中で読まれているのか? 『風の歌を聴け』から『アフターダーク』までを貫くモチーフとはなにか? なぜ文芸批評家から憎まれるのか? うなぎとはなにか? ──だれにも書けなかった画期的な村上春樹論登場! 「これはカッキ的文学論である。読めば、びっくり」(著者) 文より 「私たちの平凡な日常そのものが宇宙論的なドラマの「現場」なのだということを実感させてくれるからこそ、 人々は村上春樹を読むと、少し元気になって、お掃除をしたりアイロンかけをしたり、 友だちに電話をしたりするのである。それはとってもとっ

    村上春樹にご用心 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    inmymemory
    inmymemory 2008/04/26
    たしかにこれはアンチにはわかるまい
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践 平野啓一郎 - 琥珀色の戯言

    の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書) 作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/08/17メディア: 新書購入: 33人 クリック: 160回この商品を含むブログ (192件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 を速く読みたい!��それは忙しい現代人の切実な願いである。しかし、速読は当に効果があるのか? 10冊のを闇雲に読むよりも、1冊を丹念に読んだほうが、人生にとってはるかに有益ではないのか? 著者は、情報が氾濫する時代だからこそ、「スロー・リーディング」を提唱する。作家はどのようにを読んでいるのか? をどのように読んでほしいのか? 夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に、の活きた知識を体得する実践的な手法の数々を紹介。読者は、教科書で読んだはずの文章であるにもかかわらず、「目から鱗が

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  • 物語を「消化」できない大人たちへ - 琥珀色の戯言

    要は、勇気がないんでしょ? - Attribute=51 ↑のエントリ関連の盛り上がりも一段落ついたと思われるので、僕がこれを読んだあと、そのブックマークコメントを見て考えたことを書いておきます。このエントリのブックマークコメントを読みながら、なんというか、みんなもうちょっと「物語を消化する」トレーニングを積んだほうがいいんじゃないかと思ったのです。 「全肯定」か「全否定」しかできなくなってしまっている人がけっこういるようなので。 僕はこのエントリを読んでナンパしようなんて思わなかったし(帯者ですしね)、自分が変わればすべてがよくなるなんて信じてはいないけれども、「友達をつくる」とか「恋人が欲しい」という状況下でなら、「まず勇気を持って自分から声をかけるべきだ」っていうのは、「参考になるものの考えかた」だと思います。もちろん、ナンパがいきなりできる人はごくごくわずかなのだから、学校や職場

    物語を「消化」できない大人たちへ - 琥珀色の戯言
  • 大人のための文章教室 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    大人のための文章教室 (講談社現代新書) 作者: 清水義範出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 118回この商品を含むブログ (88件) を見る 出版社 / 著者からの内容紹介 面白いから身につく名講座 いますぐ使える裏ワザ表ワザ! 著者オリジナル例文満載! この教室の方針 ここで私の言う大人とは、世間一般の普通の大人である。サラリーマンや、事業主や、職人や、公務員や、OLや、主婦や、とにかくそういう、いろんな大人全般である。そういう人たちは、文筆業をなりわいとしているわけではないのだが、でも、文章を書くことと無縁ではない。普通に大人をやっていれば、様々の局面で、ひとに読まれる文章を書くことになるものである。(中略) 私がここに始める文章教室は、そういう文章を、どうすればうまく書けるようになるんだろう、という考察の場である。私なり

    大人のための文章教室 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「ニュースサイトをやっていて、何が楽しいんですか?」 - 琥珀色の戯言

    VIPブログ以外にも糾弾すべき対象はあるんじゃないの?(by はてな匿名ダイアリー(1/8)) 俺がオンラインの空間に夢見た「誰もが情報を発信できる世界」ってのは結局オフラインで馴れ合うことをしなければほとんどの人が受信しない、酷くつまらない場所だったのかしら。 ニュースサイトに取り上げられないサイト/ブログは少ない人しか受信しないという現状がおかしいって何故気づかないんだろう。 取り上げられていないサイトを探すことは可能だ、って言うけど良記事を量産するところも紹介されなかったら人がほとんど来ない現状を分かってるのか? 酔拳の王だんげの方などのニュースサイトに取り上げられるまで、現状のニュースサイトを否定する文章を見るのが難しかったという現状をきちんと理解出来ているのか? お前らの否定するマスコミとニュースサイト、何が違うんだ? 僕は昔、当に「ニュースサイト」が嫌いでした。 まさに、ここ

    「ニュースサイトをやっていて、何が楽しいんですか?」 - 琥珀色の戯言
    inmymemory
    inmymemory 2008/03/29
    “自分が世界に投げた小石がどのような波紋を描くかをリアルタイムに見られる” “良いもの、面白いものを書けばすぐに『答え』が出ることの快感。” “矢はちゃんと『お前が狙っているところ』に飛んでるよ”
  • ティファニーで朝食を ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ティファニーで朝を 作者: トルーマン・カポーティ,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/02/29メディア: 単行購入: 5人 クリック: 89回この商品を含むブログ (173件) を見る [要旨] ホリーは朝のシリアルのように健康で、石鹸やレモンのように清潔、そして少しあやしい、16歳にも30歳にも見える、自由奔放で不思議なヒロイン。―第二次世界大戦下のニューヨークを舞台に、神童・カポーティが精魂を傾け、無垢の世界との訣別を果たした名作。 [出版社商品紹介] ニューヨークの社交界を、そして世界の読者を魅了したヒロイン、ホリー・ゴライトリーが、村上春樹の新訳で新しい世紀を歩みはじめる。 なんだか地味な装丁だなあ……と書店で見つけたとき感じたのですが(というか、見つけるのにちょっと苦労しました)、この色は「ティファニー・カラー」で、「映画の写真などは使いたくない」という

    ティファニーで朝食を ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • はてブの人たちが偉そうにしている理由 - 琥珀色の戯言

    はてブの人たちって何でこんなに偉そうなんだ? もちろん、ブックマーカーたちがみんな「偉そう」なわけじゃなくて、そういう印象を受ける人はごく一部なのですが、コメントをつけられる側からすれば、そんな人のほうが「記憶に残る」のは事実。 身も蓋もない話をしてしまえば、彼らが「偉そうにしている」理由は、こういうことだと僕は思うんですよ。 塩野七生「男の肖像」(文春文庫)より引用。 日で、ある人に、こうきいたことがある。自分の意のままに人を動かせる人物がいるが、なぜ手足のごとく駆使できるのか、と。その人の答えはこうだった。 「手足と、思っているからだ」 要するに、「なんで彼らは偉そうなのか?」と言うと、「自分のほうが偉いと思っているから」なんですよね。 まあ、こういう人って、テレビに出ている「評論家」から、居酒屋で贔屓のチームの采配を批難しているオッサンまで、とにかくたくさんいるので、「はてブ」だけ

    はてブの人たちが偉そうにしている理由 - 琥珀色の戯言
  • 『はてな』を窒息させる「理論派ブックマーカー」 - 琥珀色の戯言

    はてブの人たちが偉そうにしている理由 ↑のエントリへの反応を受けて。 肯定的なコメントが多いエントリの場合、自分はあえて批判的な意見を言おうと心がけてますね。 別にシニカルを気取るわけじゃなく、新しい視点を持つ事の訓練としてブクマを使ってる面もあるので。 当はそうする事で議論が広がっていくと嬉しいんだけど、コメントから話題が広がる事って少ないんだよなぁ。 ↑のエントリに対して、id:YOSIZOさんからこんなコメントをいただきました。 実際に↑のエントリに対するブックマークコメントにも、こういう感じの内容がけっこうあったんですよね。 (ですから、以下の内容は、この方だけを批難しているわけではありません。というか槍玉にあげてしまってすみません。個人的な怨恨はまったくないです。それこそ「新しい視点を持つことの訓練」として利用させていただいております) id:YOSIZOさんが考えておられるこ

    『はてな』を窒息させる「理論派ブックマーカー」 - 琥珀色の戯言