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思想に関するinnate8のブックマーク (22)

  • 読書のインプット・アウトプットの前に必要となる「思索」とは - ぐるりみち。

    読書について 他二篇 (岩波文庫) posted with ヨメレバ ショウペンハウエル,斎藤 忍随 岩波書店 2016-10-20 Kindle Amazon もともと自分のいだく基的思想にのみ真理と生命が宿る。我々が真の意味で十分に理解するのも自分の思想だけだからである。書物から読みとった他人の思想は、他人のべ残し、他人の脱ぎ捨てた古着にすぎない。 生まれ落ちて20余年。「趣味読書です!(※ただし雑かつ当に単なる “趣味” )」を地で通してきた自分にとって、書は脳天直下、深くまで突き刺さり、根幹を揺るがしかねない刺激をもたらしてくれる良書でした。ショウペンハウエル著『読書について』。 いつものように普通に読みはじめたところ、ざっくりと感想を書くだけというのも憚られるほどに興味深く文章に浸っている途中。まずはひとつめの文章『思索』を読み終えたので、読書ノートにメモった要約を参

    読書のインプット・アウトプットの前に必要となる「思索」とは - ぐるりみち。
  • 「考え方」について考えてみる: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「考えるとはどういうことか?」それについて考えることが僕にはよくあります。 「考えるとはどういうことか?」と考えることで、何かを考えるための方法が明らかになることがあるからです。 だから、「考えるとはどういうことか?」を考えるのは、自分自身がうまく考えられていないなと感じるときや、他人がうまく考えられていないなというのを目の当たりにするときだったりします。 ▲この記事では、この2冊が登場するよ うまくいかないから、その理由を自省する。 それって何かを改善するためにはごくごく普通の行為だと思います。 それを踏まえると、考えることがうまくいかない要因の1つが「考えるとはどういうことか?」ということを考えようとしない姿勢にあるということもできるはず。自分自身の考えるという作業のや

    「考え方」について考えてみる: DESIGN IT! w/LOVE
  • 究極の自己肯定は肯定も否定もせず『“ありのまま”の自分に気づく』こと - ぐるりみち。

    “ありのまま"の自分に気づく (角川SSC新書) posted with ヨメレバ 小池 龍之介 KADOKAWA/角川マガジンズ 2014-01-10 Amazon 楽天ブックス 小池龍之介さんの著書『“ありのまま"の自分に気づく』を読みました。 一口に言えば、他者からの「承認」 に一喜一憂せず、善でも悪でもなければ何者でもない、ただの自分、“ありのまま”の自分を受容しようという内容。たびたび話題にも挙がる「自己肯定感」という言葉とも関連の強い、興味深い一冊となっています。 自己承認は成り立たない 書は全4章構成。その第1章「承認について」の序盤で、住職である著者は、「自己承認は成り立たない」と断言しています。それはなぜか。 老子や荘子の老荘思想の中には、自分が立派になったことを口で言うとか、自分がエコな生活をしていて自然な生活をしているということを口に出して言いたがる時点で、それはも

    究極の自己肯定は肯定も否定もせず『“ありのまま”の自分に気づく』こと - ぐるりみち。
  • 『システム×デザイン思考で世界を変える』by 出口 治明 - HONZ

    一小さな大学院、慶應SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)のPRである。しかし、PRでありながら、とても面白いし、またストンと腹落ちするのだ。これから社会に巣立とうとしている若い皆さんはもちろん、社会人にも書の一読をお薦めしたい。このには、明日の仕事にすぐにでも役立つ考えるヒントがたくさん散りばめられているのだから。 システムデザインとは何か。それはシステム思考とデザイン思考の融合であるという。システム思考とは物事をシステム(要素間の関係性)としてとらえることで、要するに「木を見て森も見る」ということである。デザイン思考とは、ここでは「観察(オブザベーション)、発見(アイディエーション)、試作(プロトタイピング)を何度も繰り返しながらチームで協創する活動」と定義されている。論理を重視するシステム思考と、感性も動員するデザイン思考の両方を融合することでさまざまな課題が解決

    『システム×デザイン思考で世界を変える』by 出口 治明 - HONZ
  • 人生を一変させる新しい古典『嫌われる勇気』 - HONZ

    アルフレッド・アドラーという人物を知っているだろうか?私はこのを読むまでまったく知らなかった。どうやらフロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されている人物らしい。個人心理学(アドラー心理学)というものを創始した人だという。ただフロイトやユングに比べるとアドラーというのはマイナーな感が否めない。試しにグーグルで検索をしてみたらアドラーが約27万件に対して、フロイト137万件、ユング146万件と、やはり二人に比べると知名度ではかなり劣るようだ。 しかし、世界的にみると、心理学の世界でアドラーというのはとても有名らしい。デール・カーネギーの『人を動かす』や『道は開ける』。スティーブン・コヴィーの『7つの習慣』といった自己啓発の名著にもアドラーの思想が色濃く反映されているそうだ。そういう意味では自己啓発書の元祖の元祖と言ってもいいのかもしれない。 アドラーの思想は、ものすごく刺激的でおも

    人生を一変させる新しい古典『嫌われる勇気』 - HONZ
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

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  • 自分の現実をやり直すために――立木康介の症候論 - Freezing Point

    露出せよ、と現代文明は言う: 「心の闇」の喪失と精神分析 作者: 立木康介出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/11/21メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見る 著者は、さまざまな作品や社会現象が 以下の【1】にあることを危惧し、【2】を勧める。*1 【1】 【2】 羅列(メトニミー) 置き換え(メタファー) 精神を欠いた無意識 抑圧無意識 心身症 症候 生物身体 リビドー化された身体 デジタルな「記録」 アナログの「記憶」 直接提示・露出*2 代理・表象 嗜癖・固着・倒錯 創造・多様・神経症 モノの「対-象」化 対象の喪失 分離 近しさ 若者文化への追随 セクシュアリティの構造化 恋愛結婚への政策介入 性と生殖は別もの 制御する透明性 闇 著者・立木康介(ついき・こうすけ)氏は、ほんらい隠されてしかるべきものが露出される傾向を、さまざまな事例を挙げて論じ

    自分の現実をやり直すために――立木康介の症候論 - Freezing Point
  • Wikipediaがわかりにくいので(数学とか)、わかりやすいサイトを作ってみた - 大人になってからの再学習

    このブログをはじめてから2年8か月と少し(ちょうど1000日くらい)が経った。 これまでに公開したエントリの数は299。 つまり、このエントリは記念すべき第300号!というわけ。 ブログとしてある程度の存在を認められるには300記事が1つの目安であるという説があるので[要出典]、 この300回目のエントリは当ブログにとって大きな節目と言える。 前回299号のエントリでは「なぜWikioediaはわかりにくいのか(数学とか)」という内容を書いた。 そこで言いたかったことを3行でまとめると次の通り。 ■ Wikipediaの説明は理工系の初学者にはわかりにくいね。 ■ そもそも説明のアプローチ(思想とも言う)が違うので、わかりにくくて当然だね。 ■ もっとわかりやすい説明の仕方がありそうだね。特に図を使った説明は直観的な理解を助ける力があるね。 まぁ、だいたいこんな感じ。 そして、その記事につ

    Wikipediaがわかりにくいので(数学とか)、わかりやすいサイトを作ってみた - 大人になってからの再学習
  • 神さまの殺しかた/宗教にハマらずに生きる方法 - デマこい!

    ここ最近、宗教に関する議論が盛んだ。まず上田紀行さんの記事でジャブが放たれて、佐々木俊尚さんの記事で一気に噴き上がった感じ。日人の宗教アレルギーにはあらめて驚かされる。みんな、ほんとに「宗教」って言葉が嫌いだね。脊髄反射で「宗教はけしからん!」と感じる心理状態のほうが、よほど宗教的だと私は思う。 自分を無宗教だと信じている人は大抵、自分の信仰心に気づいていないだけだ。当に無宗教な人間にはなかなか出会えない。かくいう私も、宗教的な行為(※初詣とか)をしないわけではない。けれど、そういった日常の行為を「宗教的だ」と認識できる程度には、無宗教だ。 今回の記事では「当の無宗教とはどんなものか?」を考えたい。私の宗教観について、ちょっとまとめておこう。 【参考】 ■「宗教信じてないならお守りをズタズタに切って」宗教学者と大学教授の対談が話題に ■佐々木俊尚氏、幸福の科学・ジョブズ霊言セミナー

    神さまの殺しかた/宗教にハマらずに生きる方法 - デマこい!
  • [似非原]最高に弱まった無職が薦める百冊より少なめの本

    http://anond.hatelabo.jp/20100127001517 さらにヴァージョンアップさせるとこうなる。 差し替え『私とハルマゲドン』 竹熊健太郎『檻の中のダンス』 鶴見済『翔太とのインサイトの夏休み』永井均『アストロモモンガ』 橋治『因果鉄道の旅』根敬『超芸術トマソン』赤瀬川原平編『自転車旅行主義』 香山リカ『天使の王国』 浅羽通明追加『立志・苦学・出世―受験生の社会史』竹内洋『1968年』スガ秀実『日の思想』丸山眞男『現代詩の鑑賞101』大岡信『「知」の欺瞞』アラン・ソーカル『アナロジーの罠』ジャック・ブーヴレス『「世間」とは何か』阿部 謹也『一九七二』坪内祐三『ストリートの思想』毛利嘉孝『数学ガール』結城浩『虚数の情緒』吉田武『無産大衆神髄』矢部史郎+山の手緑『スカートの中の劇場』上野千鶴子『日文学史序説』加藤周一『リベラリズムの存在証明』稲葉振一郎『自我

    [似非原]最高に弱まった無職が薦める百冊より少なめの本
  • はてブタグの使用回数を見ればそのIDの人となりが分かる

    一番使用回数が多いということはつまりそれに一番興味を持っているという証拠。 タグを使っている人は是非最多使用数のタグを確認してみて欲しい。 ああこの人は原発か、あの人はジェンダーだな、この人はグルメ系か、が好きなんだなー、 って何となく自分が抱いていたイメージを補強するのが大多数だけれど、意外な発見もある。 いつも堅苦しいことばっかり言ってる印象の人は面白タグがトップだったり、 無言ブクマではアート系のものを沢山ブクマしてたりとか。 逆に、相手がどれだけ興味を持ってても俺が興味ないことだと全く気づかないという鏡の役割を果たしたりもする。 あと普段はタグとか滅多に使わないのに極少数、って人は、タグすることそれ自体がその人にとって強い興味を喚起する事柄ってことだね。 またはてなでは有名人なのにタグを一個も使っていない、って人も興味深い。 それから悪口を書いとくと、 「これはひどい」の回数が多

    はてブタグの使用回数を見ればそのIDの人となりが分かる
  • 数学は正しいか『数学の想像力』

    数学の「正しさ」について、ぎりぎり迫った一冊。 何によって数学的な「正しさ」を認識するのか、その根拠とでもいうべきもの、正しさの深層にあるものを掘り起こす。 書の結論はこうだ。数学の正しさの「規準」は明快だが、正しさの「根拠」は極めて非自明である。そもそも「正しさ」に根拠などというものがあるのか?この疑問への明快な解には至らないにせよ、そこへのアプローチにより、数学の「正しさ」が少しも自明ではないこと、そしてその非自明性が数学を柔軟性に富んだものにしている―――この結論のみならず、そこへ至る議論の数々が、読み手に知的な揺さぶりをかけてくる。数学の正しさを疑わない人には、頭にガツンと一撃を喰わされる。 もちろん数学は「正しい」。[Wikipedia]によると、数学とは「いくつかの仮定から始めて、決められた演繹的推論を進めることで得られる事実(定理)のみからなる体系の研究」である。そこにおけ

    数学は正しいか『数学の想像力』
  • 大学図書館は知識の生態系の全体像を伝えなさい! - 殺シ屋鬼司令II

    大学図書館でレポートの書き方を教えるというのはどこから出てくる話なのか? - 発声練習 大学図書館の論文データベース講習を10年前に受講した。その後、図書室のPC整備の任にあたったこともあって、開催の手伝いに入ったこともある。 この講習は、大学図書館機構が購読しているデータベースの宣伝の意味もあったようだ。購読しているとここでいうのは、Web of Science(現Web of Knowledgeか)のようなサービスだ。確かにWeb of Knowledgeのようなデータベースは、検索キーの入力など含めてクセがあった。日常で利用する機会の多いGoogle/Yahooなら、いくつかのキーワードを、あまり深く考えずに放り込むだけで、かなりいい感じの検索結果をリストアップしてくれるのとは、ちょっと違う。慣れが必要になる。 当時の大学図書館の講習で私が不満だったのは、無料で利用可能なPubMed

    大学図書館は知識の生態系の全体像を伝えなさい! - 殺シ屋鬼司令II
  • 無神論者はどこに住んでいるのか?世界無神論者マップ(ギャラップ国際世論調査) : カラパイア

    ローマ法王フランシスコは、「神はわたくしたちを救ってくださる。神を信じていない者も含めてすべての人を。」と発言して、世界中を驚かせた。無神論は、世界観の説明に神の存在、意思の介在などが存在しない、または不要と主張する考え方である。 無神論者は世界のどれくらいいるのだろう?各国の世論調査団体が加盟するギャラップインターナショナル(WIN/Gallup International)が行った最近の世界40ヶ国5万人以上の人々に対して行った調査によると、自分が無神論者だと思っている人は世界人口の13%という結果が出た。

    無神論者はどこに住んでいるのか?世界無神論者マップ(ギャラップ国際世論調査) : カラパイア
  • 科学史家・隠岐さや香氏インタビュー - 文系? それとも理系? いや真ん中系。 ―― 「科学史」とは何か | SYNODOS -シノドス-

    「科学史」という学問を知っている高校生はどのくらいいるのでしょうか? 「科学」の「歴史」を扱う科学史は、決して知名度の高い分野ではないと思います。「いったい科学史ってどんな研究をしているんですか?」「科学だから理系科目? それとも歴史だから文系科目?」そんな疑問を、大学に入るまで「科学史」をご存じなく、また「理系と文系がわかれていること」に苦しめられてきたという科学史家・隠岐さや香先生にぶつけてきました。(聞き手・構成/金子昂) ―― 最初に隠岐先生のご専門である科学史はどのような研究をしているのかをお教えください。 社会学者の筒井淳也さんが「社会学はなにか」という質問に対して、「どう答えても他の社会学者から違うと言われてしまう」とお話になっていましたが(*)、科学史も同様で、ひとによって言うことが違うんですよね。例えば、わたしはフランス語圏の研究を行っていますが、英語圏とフランス語圏の研

    科学史家・隠岐さや香氏インタビュー - 文系? それとも理系? いや真ん中系。 ―― 「科学史」とは何か | SYNODOS -シノドス-
  • 科学者は自らの学説に殉じるべきか - HONZ

    来年はガリレオ・ガリレイの生誕450周年ということで、それに合わせていくつもの研究書が出版されているようです。そういう研究書の多くは、新たに公開されたバチカンの異端審問関連資料を使ったもの。 とはいえ、その資料から明らかになったのは、まあ、あの時代、あの状況で、ガリレオにああいう態度(ポリティカルにあまり賢明とは言えない態度)を取られたら、ローマ・カトリック教会としては、ああするしかなかったよね……という、「ガリレオがもう少し賢く立ち回ってくれていたら、あんな無体なことはせずにすんだのに」的な教会サイドの言い分に共感したくなりそうな状況だったもようです。 しかし、それを言ったらおしまいなんですけどね。所詮は、「大人しく言うことを聞けば、手荒なことはしない」という脅しなわけで……。あの裁判が複雑微妙できわめて政治的だったことは間違いないにせよ、「教会は拷問で脅してガリレオに自説撤回を強いた」

    科学者は自らの学説に殉じるべきか - HONZ
  • 統計力学が初めてわかった! - hiroyukikojima’s blog

    前回の楽しい統計物理 - hiroyukikojimaの日記に書いた、ぼくがモニターをした統計物理のが刊行されたので、満を持して紹介することにしよう。それは、加藤岳生『ゼロから学ぶ 統計力学』講談社というだ。 ゼロから学ぶ統計力学 (KS自然科学書ピ-ス) 作者: 加藤岳生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/03/16メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るこのは、いろいろな点で画期的だと思う。何より、とても良くわかるし、その上、読んでて面白い。とりあえず、章タイトルだけを紹介すると、 第1章 統計力学って何だ? 第2章 温度を定義しよう。 第3章 正準統計でお手軽計算。 第4章 自由エネルギーを使いこなそう。 第5章 グランドカノニカルでグランドフィナーレ というあんばいだ。 大学生で統計物理を勉強したときも、また、卒業後に数学ライターとし

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  • 読書という宝物。本を読むというただそれだけで、僕らはいつだって成長できるのに。 | 茅ヶ崎に風が吹いてる。

    茅ヶ崎市立図書館は、教会と緑地公園が並んだ静かな路地裏にある。 そんなに大きくはないけど、緑がいっぱいあって、窓から陽光がたっぷり降りそそぐ、気持ちのいい佇まいだ。晴れた日曜の昼さがり、利用客でざわめく館内を見渡しながら、僕はふとバカなことを思った。 「もしここにあるをすべて読んだら、僕はとてつもなくエラくなっちゃうんじゃないの?」 小脇にアウトドア料理と花村萬月の小説と子どもたちの絵を抱えながら、以前テレビで見て気になっていたマキャベリの「君主論」に手を伸ばして、僕はふたたびはっとした。 「ていうか、よく考えたら、を読むというのは、とてつもないことなんじゃないか!大昔からの、世界中の頭のいい人たちが考えた思想や、人生をかけた研究の成果、血塗られた歴史からの教訓、死に直面した人の言葉、天才の苦悩、ありとあらゆる英知を、を読む、というそれだけで、バカな僕だって自分のモノにできてし

    読書という宝物。本を読むというただそれだけで、僕らはいつだって成長できるのに。 | 茅ヶ崎に風が吹いてる。
  • 言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する

    今回は、すべて直球でいく。 新書は薄くて、安くて、易しい。 あとは内容が伴えば、読書ビギナーに第一推薦できる条件が揃う。 日の書籍のシリーズものの中で、名著が集中する度合いについて最強なのは、岩波新書の青版である。 これは周知の事実だから、個人運営のマイナー・ブログがわざわざ言わなくてもよさそうなものである。 しかし、言わずもがなのことを言わずに済ますなら、このブログはもう書くことがないのである。 加えて言えば、言われなくても分かっているべきと前提扱いされるものの多くは/少なくない人にとっては、言われないと分からないのである。 だから言わずもがなのことをあえていう。 何を読めばよいかと探しているのなら、岩波新書の青版を読むと良い。 岩波新書の青版のうち、どれを読めばよいか迷っているのなら、以下のものを読むと良い。 なんとなく、繰り返し勧めている気がしていたが、探してみるとかなり昔にメルマ

    言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する
  • 創造性を上げるには「孤独」になれ | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から雨です。しかもけっこう土砂降り。私も体調がすぐれないので家でゆっくりしております。 さて、地政学や戦略とは全く関係ないかもしれませんが、みなさんの職場の環境づくりにヒントになるような論考がありましたのでそのご紹介を。 ちなみに私のような個人業者(?)にとっては非常によくわかる話です。 ==== 「新グループシンク」の台頭 By スーザン・ケイン ●「孤独」というのは時代遅れである。 ●アメリカでは「新グループシンク」(New Group Think)というべきものが大流行中である。これは「グループや集団でどんどん働きましょう」という考え方だ。 ●この典型的なのが、「オフィスの壁を取り払って、アイディアを交換しながら、創造的に働く」という最近の職場環境の風潮だ。 ●ところがこのような風潮には大きな問題がある。なぜなら最近の心理学の調査研究では、人間というのはプライバシー

    創造性を上げるには「孤独」になれ | 地政学を英国で学んだ