昨年、広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズの2球団でプロ野球中継に参入したDAZN(ダゾーン)。今シーズンは巨人以外の11球団主催の全試合に中継対象を拡大する。 プロ野球中継参入2年目で12球団中11球団からの放映権獲得は快挙といってもよさそうだ。 その一方で、無料の地上波メディア以外のすべての放映権を独占できたJリーグとは異なり、今回はプロ野球中継で20年の歴史を持つスカパー!との競合が待ち受ける。 放映権獲得の実務責任者であるコマーシャルディレクターのジョセフ・マーカウスキー氏は「ショルダーコンテンツ(関連番組)こそDAZNの強み。Jリーグで蓄積したノウハウを活用し、ファンを開拓する」と意気込む。 巨人戦を落とすも結果に満足 ――11球団からの放映権獲得という成果についてはどう考えているか? 非常に満足している。信じられないくらいコンテンツが豊富になったと思う。 放映権の取得経路に
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