十一ガッツ。
「その世界での厳密なルールの範囲内で、すべての事象が起きる」がハードSFの定義だとTRPGの小説版はすべてハードSFになってしまうので、もっと別の言い回しか補足が必要 SFムーンストーン enziの日記こういうときは、SFとファンタジーのちがいに関するテッド・チャンの意見とかを利用してみるといいんじゃないかと思います。「ファンタジーでは宇宙の法則が個人の個性を区別するが、SFでは区別されない」ってやつ。 チャンの言い分は、砕いていえば「SFの主眼はキャラクター固有の物語ではない」ということです。主人公の成長とか冒険とか生きたとか死んだとか、そういう個人の運命の話がファンタジーでは重要です。TRPG小説にも似たようなのが多いんじゃないかな。でもSFの主眼はそういう部分には置かれません。SFで肝心なのは、「ルールに厳密にしたがった結果、その世界が現実と比べてどのようにズレたものに変わるか」とい
Z「今日はみんなで美しい物語を作っていこう。あ、キャラメイクはいいよ。作ってきたから」 気まずい雰囲気の中、キャラシーを見ると俺のキャラはセリスという名のマイリーの神官戦士で、女だった。ご丁寧にプロフィールやイラストまでついている。何でもマイリーを奉じるバルキリー騎士団とやらの精鋭で、構成員は全員処女だそうな。参加者が全員男だって事は伝わってると思ったのだが… Z「諸君に面識は無い。たまたま駅馬車に乗り合わせた客同士だ。さて、自己紹介しよう」 ほう、導入は悪くないなと思い、適当に自己紹介。 そこでGMからクレームが入る。 Z「何で地声なの?榊原良子の声でしゃべってよ」 俺「はぁ?」 Z「榊原良子だよ。ハマーンとかクシャナとか。知らないの?」 俺「いや、それは知ってますが…」 Z「セリスの声は榊原良子なんだからさぁ、頼むよ」 俺「……」 【卓ゲ全般】困ったちゃんスレ208 みんな!ぷれろーる
カフェイン飲みすぎて逆に眠い(←挨拶)、どうも例のGMとかやっている人です。何と3ヶ月経過してからの更新です。 ……… ゲーム研メンバー誰か書けよ!! 遠慮しなくてもいいんですよ!?いや、私も人のこといえないのですがね。まぁ、場繋ぎ的に何か書こうと思います。 と、いうことで、「TRPGで活躍できるキャラとは」。あくまで私の考えなのであしからず。 さて、まずTRPGで活躍する、というとどういうことでしょうか。 人によって色々あるでしょうが、私としては キャラが立ち シティ(ダンジョン)パートで活躍し 戦闘で活躍する …だと思います。2、および3のどちらかは捨ててもいいでしょう。 1については、あまり深く考えずに個性を持たせればいいでしょう。GRUPSなら特徴で、NW2でもライフパスなどから性格をPCの決めることが出来ます。注意しておきたいのは、キャラが立つ≠目立つ、ではありません。まして、人
僕はRPGについての翻訳やライティングをしています。だから当然、なぜRPGを遊ぶのか、どうしたら面白く意義あるものとして遊ぶことができるのかということを常に意識せざるをえません。面白さとは何かを考えていくと、それは「面白い」ことは何かという問題、つまり価値判断という問題について吟味する必要が生じてきます。 その延長線上において、RPGについての批評があるのか、あるとしたらいかに成立しうるのか、という大きな話にも直面せざるをえないことがままあります。 ただ同時に、僕はRPGを広義の文芸の一種だと思っています。RPGとSFの関わりについては、ジャック・ヴァンスやE・C・タブやアーシュラ・K・ル=グィンの作品をゲーム化したSF-RPG、『トラベラー』を題材にし、季刊「R・P・G」誌の3号に書きました。 R・P・G vol.3―本格派アナログゲーム情報誌 出版社/メーカー: 国際通信社発売日: 2
コメント書くたんびに消されてこれだと鬱陶しくてかなわん。一ファンとしてコメント書くってのは許されない行為なんですかねw悪戯でもなんでもなくてwかなりまじめなコメントのつもりだったのだがwやはり己の人徳かw会長ここに見参w会長いいかげん武勇伝響かせるのやめようよwなんで伝説つくっちまうかなー。 ただ、この出版不況でさらに未曾有の不景気突入で、批評業界がどこまで力を維持できるのか大変疑問でもあったりするのですが。つーか賞とってそれでOK、ってわけでもねーだろ。早稲田大学の文学部でもけっこういたでありますよ。「本一冊出してそれを後生大事にもっていて自慢する人」たち。そんなことにはならんと思うが。なにせ某がかなーり評価しとるものな。俺に批評はわからんw TRPG関連企業業績グラフを載せる気が失せたのも、本当にそんな代物をのせてしまって状況を悪化させたら笑い話にもならない、と思ったからです。正直今っ
昨日書いた「ゲームブックの萌え化*1」。このBlogを読んだ俺のゲーム仲間達に衝撃を与えた様だ。で、彼等の共通見解は 「これはホビージャパンの罠」 セレクトがよりにもよって「死のワナの地下迷宮」と「地獄の館」だからねぇ。ファイティング・ファンタジーの中でも指折りの無惨な死を迎える2作が萌え化ってなもんだ。もう、罠としか思えないよな。それとも「萌えっ子が無惨な死を遂げる」という、物凄く狭い需要に応えようとしているのか?とりあえず、中身が元のままだったら「萌えっ子は死ね」というメッセージだと受け止めておこう。 ちなみに、「死のワナの地下迷宮」は俺がTRPGを始める切っ掛けになったゲームブックだったりする。小4の時に友人から借りてゲームブックの魅力に取り憑かれ、「マンガだけじゃなく本も読みなさい」と言われて親に貰った図書券が全てゲームブックに替わったあの頃*2。そして、ゲームブックの巻末広告でD
最近、アリアンロッド・サガを使った戦記セッションを計画しています 私は三国志とか好きですし、戦略、謀略を考えるのも好きなので楽しくシナリオ作成しているわけですが、やはり問題点も出てくる まず第1にTRPGであるということ 戦記セッションである以上、国が舞台になり、集団対集団の戦いがメインになるのですが、TRPGである以上PCは5人前後になるわけで、場合によっては戦いが数人対数百人みたいなことになる(爆) PC達に軍隊指揮してもらってもいいんだけど、NPC同士の戦いだけじゃつまらないので、やっぱりクライマックスはPCに戦ってもらわないと面白くない 数人で戦局を動かすとなるとやっぱり奇襲メインになるわけですが、かといって同じようなパターンばかりではつまらんし、普通はそんな戦闘ばっかりしてる時点で戦略面では負けてるわ(笑) 第2にTRPGでは戦略系は馴染みが薄いこと ただ戦闘で敵を倒せばいい、な
2008/11/1822:46 エンゲージってレベルじゃねえぞ(古ッ!!) アタクシは昔からキャンペーン嗜好なので、PCは最初は駆け出しっつーか弱っちい存在で良いと思ってるんだけど、FEAR系のゲームは最初からPCの名がそこそこ知れ渡ってたり必殺技をバシバシ打てるような厨二設定的超人モノが多いというか、そういうキャラをプレイするためにデザインされてる感じがするので、細かいルールの駄目さよりそういう所が鼻について嫌かも。 まあ、それだけ厨二アニメ風のノリでやりたがるTRPGプレイヤーが多いって事なんだろうけど、それを再現するために最初から奇跡やら加護やらが3回ずつ使えるとなると、あまりに大味っつーか細かい能力値やスキルがどうでも良くなるっつーか、そのくせ打ち消し合うだけの展開が多いっつーか、とにかく微妙。使った奇跡を復活させたりコピーしたりする能力で神ダメージ+10dとか使う気になれない。そ
1週間かけて、James Scott Bellの「Plot & Structure」を読んでいました。この本は、小説を書きたい人に向けて、小説の書き方の技術を説明するシリーズの1冊です。小説とTRPGは違うものですが、小説の組み立て方を読むと、TRPGのストーリーを作る上で参考になることが沢山あります。2〜3回に分けて、この本から学んだことに自分の経験から付け加えて、TRPGで良いストーリーを組み立てる方法について議論したいと思います。 プロット:主人公、目的、障害、大団円 構成:3部構成、2つの決定的瞬間 プロットと構成は似ていますが、プロットは話の筋を構成する要素、構成は展開の仕方に関するものです。良いプロットには、魅力的な主人公、主人公が持つ強い目的意識、主人公の目的達成を脅かす障害、最後に大きな戦いを超えての大団円を迎えるということが要素として必要です。 TRPGでは、G
ゲームディで4版を遊びまして……うん。面白かったです。 ……。 ――み、認めるのはちょっと悔しいわけですが! だって面白かったからって4版にも手をつけることになったら、4版ルールをきちんと覚えなければならないわけで。せっかく3.5版のルールを何とか取り回せるようになったのにっ! ほいほい買い直して、またサプリメント揃え直すのも、ノせられているようで悔しいといえば悔しい。 でも……うぅぅ……。 ………………面白かったです(小声 ――ああもう悔しいな、ゲームディという笛の音に、いいように踊らされているよっ。 ちなみに。 同居人には、「4版は多分、君向きのシステムだよ」と言われました。 3.5版より戦闘は軽くなったし、1戦闘にかける時間も短くできそうだし、ロールプレイを折り込んで遊ぶ余地が増えたんじゃないか、と。 また、パーティの連携がしやすくなったと同時に連携が重要になっ
参考記事、この辺。 http://d.hatena.ne.jp/xenoth/20081111/p1 http://mutyukoubou.blog.shinobi.jp/Entry/5/ 本論からちょっと脱線して、PLからアイデアなり何なりを提示するルールというのは、例えばN◎VAの神業なんかもそれに入れていいかなと思ったんだけど、前に書いたTRPGをゲーム理論的解釈するとの論に則ると、場面の取り合いを非協調戦略ゲーム的に考えてもTRPGとしてはかなりいまいちなので、協調戦略ゲーム的であるのが望ましいであろう。しかしN◎VAの神業の場合には 「神業の打消し」 という概念が存在する時点でそれは非協調戦略的ゲーム思想に則っている。そこがかなり行けてないというか根本的に向いていないように思われる。 まあ実運用では打ち消し可能だが打ち消さないで拾う方向でプレイすることで協調戦略的運用は可能である
アニメのヒロインが非処女だってので落胆している方がおるそうで。まぁ青春はほろ苦いものです。 ◆◆◆ 《禁酒の誓い》を立てたがばかりに久々に酒場ネタ。 こういうセッションが沢山行われていたのが昔のTRPGなんだよな最近の新参はいきなり世界を救いたがるから困ると、酒、麻薬はおろかカフェイン飲料も摂取できないパラディンと仲間たちは依頼そっちのけで健康的冒険者の道を模索していた…。 前回オレンジジュースが飲めなかったパラディンが次に頼んだのが牛乳。いかにもヘルスィ志向のアメリカ人が頼みそうな飲物だったのだが…。 DM「喫茶店の若い娘…給仕さんは蒼ざめた顔でこう叫ぶよ…、 牛乳だなんて、病気にでもなりたいのですか…! と」 パ「はい?」 ●「牛乳で病気って…。DM、もしかしてこれがシナリオかい?」 ▲「邪悪なネクロマンサーが牛に呪いをかけたとか…」 かくしてようやく重い腰を上げた冒険者一行は情報収集
[TRPG]問題解決はできなくても一緒に悩むことはできます (TRPG履歴) 複合問題と超展開シナリオ:(・_・) (紙魚砂日記) [trpg]物語創作の分担 (ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む) [TRPG]事後解釈の集積体を物語と呼ぶことにする (TRPG履歴) 物語を創る楽しみ (現代異能バトルTRPG 魔獣戦線BLOG) セッション失敗恐怖症 (卓上RPGを考える) セッション失敗恐怖症 (卓上RPGを考える) [TRPG]つづく・しなりおのつくりかた (TRPG履歴) [memo] アドリブで物語っぽく演出する方法 (ペテン師の戯言。) 2009年6月の近況 (卓上RPGを考える) 「ストーリーメーカー 創作のための物語論」、読み終わりました。例示されている作品が良く知らないものだったので、その辺は読んでいてちょっとつらかったです。もっと引用などを省いて、HowToの方にペ
F.E.A.R.ブランドのゲームに見られるシナリオクラフトには、「アドヴェント」という概念と、それに伴う「デウス・エクス・マキナ」というチャートが適用されてます。 ちょっとノックしてみたんですが、今のところ考察は行われてなかったのかな、コレ。 SIMON 氏とのやりとりの中でちょっと考えたら面白かったので、流れからは逸脱するんですが、レスに代えてメモ書き。(コメント欄では「デウス・エクス・マキーナ」と書いてしまってますが、ルール上は「デウス・エクス・マキナ」でしたので、ここで訂正しておきます) アドヴェントについて アドヴェントについては、以下の通り定義されています。 アドヴェントは、シナリオの強制終了条件である。アドヴェントが発生すると、デウス・エクス・マキナが降臨し、シナリオは終了する。 (中略) アドヴェントが発生した場合、GMはP63のデウス・エクス・マキナチャートをROC
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